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アンリ・ジロー ソレラ・ラタフィア・シャンプノワ

アンリ・ジロー

 

Solera

Ratafia Champenois

/Henri Giraud

当店扱いの商品は正規輸入品です。

アンリ・ジロー ソレラ・ラタフィア・シャンプノワ
商品コード:3364
アンリ・ジロー ソレラ・ラタフィア・シャンプノワ

所在地:シャンパーニュ地方 ヴァレ・ド・ラ・マルヌ地区 アイ村

品種:ピノ・ノワール70%、シャルドネ30%

タイプ:酒精強化ワイン 甘口

アルコール度数:17%

容量:500ml

参考小売価格:¥7,700(税込)

販売価格:¥5,950(税抜)

¥6,545(税込)

ポイント:59Pt
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アンリ・ジロー ソレラ・ラタフィア・シャンプノワ

ブドウジュースにフィーヌ(ブランデー)を添加して酒精強化し、アンリ・ジローがこだわり抜いたアルゴンヌ産オークの小樽に入れソレラ方式で熟成。1990年から2013年まで毎年リザーブしてきたリキュールを、絶妙の比率でブレンド

テイスティング・コメント

光沢のあるブロンズがかった琥珀色。粘性は高め。チェリージャムやマラスキーノ・リキュール、オレンジピール、甘いメープルシロップや砂糖漬けの黄系果実の香りが広がり、アーモンドやシナモンなどのスパイス香がアクセント。ブランデー特有のふくらみのある芳醇なアロマが魅了する。他にチョコやカラメルのニュアンス、ドライアプリコットに煮詰めた洋梨のような香りもあらわれる。口に含むとやわらかくスムーズな飲み心地。溢れんばかりに香味が広がり、同時に強い粘性とグリセリン分が感じられる。まろやかで、優しくとろけるような甘さがあり、旨味がたっぷりとした凝縮感で満たされる。うっとりとするほどの美味しさ。繊細で軽めの酸が味わいを程よく引き締めており、スッキリとしたアフターへと誘ってくれる。優雅で、官能的な曲線美を描く。

合わせるお料理:食前・食後酒はもちろんのこと、フォアグラや甘辛い味付けの肉料理、チーズ、デザートなど。飲み頃温度は10~15度でお楽しみを

2019年1月試飲

シャンパーニュ アンリ・ジロー

アンリ・ジロー
アンリ・ジロー

アンリ・ジローの歴史は、17世紀初頭に遡ります。ルイ13世統治下の1625年、創業者のフランソワ・エマールがシャンパーニュ地方でも良質なブドウの産地として有名なアイ村に畑を手に入れました。これが、現在のアンリ・ジローのシャンパーニュが高い評価を受ける大きな理由となります。

10世紀以前から、石灰質の土地であるシャンパーニュ地方は、シャルドネやピノ・ノワールなど良質なブドウを生み出す地として知られていました。中でもアイ村のピノ・ノワールは評価が高く、17世紀にシャンパーニュ造りが始まった頃には、多くのメゾンがアイ村産のピノ・ノワールを欲しがったといいます。特に熱心だったのが法王や王族で、歴史の証人灯として、今もアイ村にはフランソワ1世やアンリ4世の圧搾場跡が残っています。ちなみに、アンリ4世は「アイ卿(Lord of Ay)」と呼ばれ、アイ村の歴史のひとつとなっています。

16世紀初頭から、アイ村はシャンパーニュ地方において、ワインのAOC(原産地統制名称)として認定。現在、シャンパーニュ地方にある323のクリュ(区画)のうち、グラン・クリュに認定されているのは17のクリュ。アイ村は、全てのクリュがグラン・クリュに認定され、その高品質のブドウは、プレステージ級のシャンパーニュにおいて、もはや欠かせないものとなっています。アンリ・ジローは、アイ村に約8haの自社畑を所有しています。

もちろん、アンリ・ジローが現在のような高い評価を受けるシャンパーニュを造るようになるまでの道は、決して平坦なものではありませんでした。アンリ・ジローのシャンパーニュがさらに進化したのは、20世紀の始めの頃のことです。マルヌの戦いに騎兵として参加していたレオン・ジローが、エマール家の娘と結婚したことが現在のアンリ・ジローにとって大きな転機となりました。レオン・ジローはシャンパーニュ造りに愛情と情熱を持っていた人間で、当時、フィロキセラにより壊滅状態にあったブドウ畑を、彼自身の研究と絶え間ない努力によって復興させました。それは特定のアメリカの苗木を接木するという、当時としては最先端の技術でした。そして現在、12代目のアンリ・ジローは、彼の精神を受け継ぎ、シャンパーニュのさらなる向上を目指しています。

アンリ・ジロー

ワイン評論家ロバ—ト・パーカー評

「ほとんど人に知られることのないこのドメーヌは、最高のシャンパン・ハウスだろう。このハウスのシャンパンは、むしろ蜂蜜味のあるブルゴーニュ・ブランに近い。伝統のオーク樽で熟成されたプレステージクラスの『フュ・ド・シェーヌ』はクリュッグのような後味を残すが、より酸化度が低いため、強いボディーを感じさせる。(中略)このハウスのNV(ノン・ヴィンテージ)シャンパンは、NVのシャンパンの中でも最高峰の一つといえる」と語っています。繊細にして芳醇、エレガントな飲み心地のシャンパーニュ、アンリ・ジローは、創業以来380年の時を経て、また新たな歴史のページを記したといえるでしょう。アイ村のピノ・ノワールの魅力が存分に味わえる類まれなるシャンパーニュ、それがアンリ・ジローなのです。

アンリ・ジローのシャンパーニュ造りとその個性

繊細にして芳醇、奥深さと複雑性を兼ね備え、味と香りの奥からフィネスが感じられる・・・それが、アンリ・ジローの個性。一流老舗メゾンが集まるアイ村に本拠地を置き、ブドウ本来のポテンシャルを大切にするシャンパーニュ造りを心がけています。その唯一無二の味を支えているのは、なんといっても良質のブドウにあります。アンリ・ジローがアイ村に有するブドウ畑は約8haで、それらはすべてグラン・クリュに格付けされています。

栽培されるブドウの種類はピノ・ノワール70%、シャルドネ30%。ブドウ本来のピュアな味わいを生かしているのが、今も頑固なまでに守り続ける伝統製法です。ブドウはすべて手摘みで、収穫されたブドウは酸化を防ぐため、すぐに醸造所へ運ばれます。そして不純物は完全に取り除かれ、プレス機にかけられます。特筆すべきはこの圧搾後の処理。1990年以来、アンリ・ジローでは、シャンパーニュ地方において唯一、低温浸透法のシステムを導入しています。(低温浸透法・・・ブドウジュースが圧搾されて出てくると、特別なコンプレッサーによってゆっくりと10度まで温度を下げるシステムのこと)

こうすることで、衛生面において有益なだけでなく、同時に雑味成分とブドウジュースが完全に分離するなど、多くのメリットが得られます。そしてその後、シャンパーニュに複雑なアロマをもたらすため、特別にあつらえたアルゴンヌの森産の樫の樽でゆっくりと発酵させます。この特別なオーク樽を使うことで、シャンパーニュにグレープフルーツやバニラ、ココナッツといった複雑な香りが生まれるのです。ラインの中でも、メゾンの哲学が最も反映されているのが『フュ・ド・シェーヌ』。1年間オーク樽にて熟成、7〜8年の瓶内熟成の後、澱引きも手作業によって丹念になされるこの1本は、まさに「至高」のシャンパーニュといえます

アンリ・ジロー
アンリ・ジロー

 

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