ホーム>オンラインショップ>産地で選ぶ>フランスワイン>ブルゴーニュ 赤 & ロゼ>クロード・デュガ ジュヴレ・シャンベルタン 2015

クロード・デュガ ジュヴレ・シャンベルタン 2015

クロード・デュガ

 

Gevrey-Chambertin

/Claude Dugat

 

クロード・デュガ ジュヴレ・シャンベルタン 2015
商品コード:3428
クロード・デュガ ジュヴレ・シャンベルタン 2015

産地:フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ニュイ地区

品質分類・原産地呼称:A.O.C.ジュヴレ・シャンベルタン

栽培方法:ビオロジック

品種:ピノ・ノワール100%

タイプ:赤ワイン フルボディ

アルコール度数:12%

容量:750ml

参考小売価格:¥18,150(税込)

販売価格:¥13,860(税抜)

¥15,246(税込)

ポイント:138Pt
関連カテゴリ:
タイプと価格で選ぶ > 赤ワイン
タイプと価格で選ぶ > 赤ワイン > 10,001円以上
産地で選ぶ > フランスワイン > ブルゴーニュ 赤 & ロゼ
申し訳ございませんが、只今品切れ中です。

クロード・デュガ ジュヴレ・シャンベルタン 2015

アペラシオンの各地に分散した、12の異なるクリマがアッサンブラージュされる、クロード・デュガの村名ジュヴレ・シャンベルタン。果実味の集中度、構成の緻密さは凡百な村名ジュヴレの比ではなく、1級の価値があります。醸造所では極力人の手の介入を省き、その反面、ブドウ畑では過剰なまでの手間をかけます。他の造り手より収穫を遅らせるでもなく、これだけの凝縮感を得るのは並大抵のことではありません

テイスティング・コメント

紫がかった濃いルビーレッド。粘性は中程度。香りは表情豊かでフローラル。熟したチェリーやクランベリー、カシスのコンポート、スミレの花を思わせ、森林やミネラルのヒント。引き込むような深みがあり、さも活気に満ち溢れた力強い果実香が印象的。そしてシナモンやクローブなどのスパイスの香り、ドライフラワー、程よい樽のニュアンスも感じられる。口に含むとなめらかでジューシー、果実味の集中度が高く、並外れた凝縮感がある。親しみやすい風味にも凛とした酸とミネラルに富んでおり筋肉質で引き締まったボディ感、緻密な構造が感じられる。メリハリが利いておりしなやか。口当たりが良く早くから楽しめるが、1本飲むならば早めの抜栓かデカンタージュを。美しく豊かで、クラシカル・ジュヴレの代表格。もはや村名ジュヴレの比ではなく、紛れもなくその品質は一級である。合わせるお料理は、ジビエ、鴨・仔羊のロースト プラムソース、赤身の肉料理、豚肉の角煮、マグロの赤ワインソース煮など

2019年3月試飲

クロード・デュガ

クロード・デュガ
クロード・デュガ

ブルゴーニュ・ルージュが村名ジュヴレ・シャンベルタン、村名ジュヴレ・シャンベルタンが1級畑。ブラインドで試飲すれば、どのワインもワンランク上のアペラシオンと間違えんばかりの充実感。それほど秀逸なワインを造ってしまうのがクロード・デュガです。

所有する畑は6ha余り。そのうち1.5haはブルゴーニュ・ルージュが占めるので村名以上はわずか4.5haにすぎない。クローンのせいか毎年ブドウの実はすこぶる小さい上、徹底的な選果をするため生産量は極少。おのずと需給バランスは狂い、市場で見つけるのは従兄弟のデュガ・ピィ同様、困難を極めています。とりわけ特級のグリオット・シャンベルタンとシャペル・シャンベルタンの少なさといったら、ルーミエのミュジニーやルフレーヴのモンラッシェ並み。グリオットには0.25haの面積をもつが、恵まれた年でせいぜい2樽しか造ることができず、2010年と2011年は1樽半しか出来ませんでした。0.14haのシャペルはさらに希少で、1樽しか出来ない上に、デュガが折半耕作している畑のため、半分を地主に渡さなければなりません。因みにこのシャペル、地主に渡すのは収穫したブドウではなく、瓶詰めまで済んだワインだそうです。

クロード・デュガ

クロード・デュガのセラーはセリエ・デ・ディームと呼ばれ、中世に教会が村人から取り立てた年貢を納めていた場所です。教会の真向かいに位置する屋敷はおもに13世紀の建築になります。

クロードは1956年生まれで、その父モーリスも健在。モーリスの時代は出来上がったワインはほとんど全量、ネゴシアンに桶売りしていました。ドメーヌ元詰めはクロードが1982年頃から少しずつ始め、1993年からは全量元詰めとなっています。彼には2人の娘と1人の息子がいて、現在、長女のレティシアと長男のベルトランがブドウ栽培やワイン造りに従事。2002年にはこの二人が主導して小さなネゴシアンビジネスも始めています。

ワイン造りで特徴的なのは、今や一般的な発酵前の低温マセレーションを一切行わないこと。色調もしっかり、フレーヴァーも華やかなワインなのに、これは意外。そればかりか発酵中の温度管理もマロラクティック発酵の分析もせずにあれだけ素晴らしいワインを造ってしまうのだから、やはりただ者ではありません。

「ブドウの出来がすべて」と語る人は数多いけれど、クロード・デュガほどその言葉に真実味のある造り手はいません

クロード・デュガ
クロード・デュガ

 

この商品を購入した人はこんな商品も購入しています