バッテンフェルト シュパニア シュペートブルグンダー 2020
醸造:ヴォンネガウ南部の畑。フレンチオークのバリックと大樽で発酵、熟成。ユーロリーフ取得。
レッドベリーや熟したチェリーのアロマ。可憐な果実味、繊細なハーブ、ほのかなスパイスのフレーヴァーに加え、洗練されたタンニンと魅力的なテクスチャーを備えたジューシーでフレッシュなワインです。
テイスティング コメント
やわらかなチェリーレッドの外観。赤いベリー、熟したチェリーのアロマにバラや繊細なハーブの香りがアクセント。そして紅茶、シナモン、ほのかなスパイスの香りなど。口当たりはなめらかでソフト。伸びやかな酸味、ジューシーで可憐な果実味が魅力。洗練されたタンニンが質感を与え、ボディは中庸 ミディアムで、バランスよく引き締まっている。上品さ、美しさが素直に表現されている。
合う料理 鴨肉と長葱のソテー、鶏肉の香草焼き、赤身肉のカルパッチョ、シャルキュトリーなど。
2023年12月試飲
バッテンフェルト シュパニア
1993年にハンス オリバー シュパニアによって設立されたバッテンフェルト シュパニアは、ドイツのワイン生産地ラインヘッセンのヴォンネガウ地区の最南端にあるホーエン シュルツェンに本拠地を置いています。ハンス オリバーは、妻のカロリンとともに、ホーエン シュルツェン、ニーダー フロールスハイム、モルスハイムを中心とした石灰岩に富んだ約30ヘクタールの畑から、ドイツでも最も刺激的で介入を最小限に抑えたドライワインを生産しています。
当初から有機農法の原則に従い、2005年にビオディナミ農法を導入し、現在ではビオディナミ農法として認定されています。土壌中の微生物の生命を回復させ、維持することで、深く根を張ったブドウの木が著しく強化されました。その成長はより均質で、暑さや湿度の変化にも強くなり、病気や過熟の防止に役立っています。
手摘みで収穫されたブドウは、可能な限り自然な方法で自然発酵されます。出来上がったワインは、エネルギーに満ち溢れ、生き生きとして風味豊かで、冷涼なミネラルを持つ素晴らしいものとなりました。