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サン・マルツァーノ セッサンタアンニ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア 2011

サン・マルツァーノ

 

Sessantanni

Primitivo di Manduria

/Cantine San Marzano

 

サン・マルツァーノ セッサンタアンニ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア 2011
商品コード:2616
サン・マルツァーノ セッサンタアンニ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア 2011

【産地】イタリア プーリア

【品質分類・原産地呼称】D.O.P.プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア

【品種】プリミティーヴォ100%

【タイプ】赤ワイン フルボディ

【アルコール度数】14.5%

【容量】750ml

参考小売価格:¥5,500(税込)

販売価格:¥4,200(税抜)

¥4,620(税込)

ポイント:42Pt
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サン・マルツァーノ セッサンタアンニ プリミティーヴォ・ディ・マンドゥーリア 2011

樹齢60年のプリミティーヴォのみを使用。

醗酵:ステンレス・タンク、主醗酵後、ステンレス・タンクにてマロラクティック醗酵
熟成:オーク樽 12ヶ月(仏産、米産225L)、ステンレス・タンク 12ヶ月 瓶熟6ヶ月以上

★評価
2011VT ベルリン・ワイン・トロフィ2015:金賞受賞!
2011VT アジア・ワイン・トロフィ2014:金賞受賞!

【テイスティング・コメント】

紫がかった濃いルビー、黒みが強く深い色調。粘性は高め。香りにはブラックチェリーやプルーン、カシスのコンポートなどの凝縮した果実香にリコリス、スパイス、タバコのヒント。加えて樽由来のバニラやコーヒー、ビターチョコの香り、皮革、湿った土、洗練されたミネラルのニュアンスが複雑性・奥行を与える。アタックは強くなめらか。しっとりとしたシルキーな舌触りで果実味はたっぷりとした旨みに溢れ、充実した濃縮度、アルコール感を伴う。膨らみ豊かなボディを持ち、柔らかに広がる立体的構造。「コレッツィオーネ50」と比較すると、南イタリアらしい残糖感はもちろんだが、よりミネラルの豊かさに驚かされる。タンニンは豊富でキメ細かく、果実味と酸とのバランスに優れており、フルーティーさに欠けることなく深みと複雑さが感じられる。飲み応えのあるフルボディ。アフターには心地よい渋みとともに果実とオークのフレーヴァーが持続する。リッチで力強い果実味は抜群のクオリティーとポテンシャルの高さを見事に証明している。

※2015年10月試飲

 

■サン・マルツァーノ

サン・マルツァーノ
サン・マルツァーノ

1962年、19人の地元ブドウ栽培農家 “父なる創業者たち”が協同組合“Cantine San Marzano”を設立。以来地ブドウを中心に栽培していましたが、2000年頃から自社元詰めワインの生産を開始。南イタリアならではの新鮮な果実味を活かしたモダンテイストが認められ世界的に人気を博すようになります。現在では1,200もの経験豊富な栽培農家を抱え、彼らは今もプーリア伝統のブドウ造りの哲学・手法を守り続けています。

プーリアの土地を活かしたモダンなワイン造り

サン・マルツァーノでは「プーリアの土地の風土で育てられた完熟ブドウで、新鮮な果実味をしっかりと表現すること」を哲学としています。甘いだけではない、ピュアでクリーン、卓越したバランス感覚のワインを造りだすために、日々の研究や設備投資を惜しまずワインづくりに励んでいます。

プーリアならではの土壌

サン・マルツァーノはプーリアの南側に位置しています。南プーリアの土壌は赤土で石灰質の豊富な土壌。土は深さ約50cm程度しかなく、その下はすぐ石灰石になっています。そのため農作物の根はすぐに石の部分まで届き、鉄分で実が赤くなるといわれる程。ブドウの生育に非常に適した土壌といえます。さらに、非常に温暖な気候ながら海へはサン・マルツァーノの畑から車で5分程度でたどり着くほど近いため、朝夕には潮風で畑が冷やされ、果実味に溢れながらもきちんと酸味を保ったワイン造りを可能にしています。

古木を守り抜く

サン・マルツァーノでは数多くのアルベレッロ(=古木、ブッシュヴァイン)を守り抜いています。古木は根が奥深くまではり、土の養分を十分に吸って非常に濃縮し複雑性のある味わいになることで知られています。収穫量は非常に少なく、30hl/ha程度。サン・マルツァーノでは一部、ギリシア、古代ローマ時代から続く昔のままの仕立てを行っており、このような古典的な仕立てのアルベレッロは機械での収穫ができず、手入れが難しいため、必然的に手摘み収穫となります。さらに病気などで死んでしまうとそのまま置いておくしか術がないため、通常農家は非効率さを嫌がって土地を整えてしまうのが普通ですが、サン・マルツァーノでは土地ごと買い取り、それぞれの土壌にあった伝統を守っています。

このように時間と労力をかけて栽培されたアルベレッロから、コレツィオーネ・チンクアンタやセッサンタアンニなどの上級クラスのワインが造られます。

最新鋭の醸造設備

横向きに寝かせられた回転式発酵タンク(下画像)はコレツィオーネ・シリーズなど上級クラスのワインにのみ使用されます。主に長期間果皮浸漬(マセラシオン)してしまうと渋みが突出してしまうブドウ品種から効率的に色素、アロマを抽出する目的で使用されます。

サン・マルツァーノではこの回転式発酵タンクを横向きにし、果皮とジュースとの接触面積を通常よりも大きくすることでタンニンもしっかりと抽出しています。さらにプリミティーヴォに関しては皮が薄いため、回転を抑え気味にすることで、新鮮な果実味・アロマを保ちながらもきめ細やかでシルキーなタンニンをもった絶妙なバランスのワインを作り出すことに成功しています。ここにもそれぞれのブドウの特徴を最大限に生かすための研究、醸造設備への投資を怠らない姿勢が表れています。

サン・マルツァーノ
サン・マルツァーノ

 

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