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クロ・デュ・マルキ 1999

シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ

 

Clos du Marquis

シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ 二番目の作品

 

クロ・デュ・マルキ 1999
商品コード:680
クロ・デュ・マルキ 1999

【産地】フランス ボルドー地方 メドック地区

【品質分類・原産地呼称】A.O.C.サン・ジュリアン

【品種】カベルネ・ソーヴィニヨン主体、メルロ、プティ・ヴェルド

【タイプ】赤ワイン フルボディ

【アルコール度数】13%

【容量】750ml

参考小売価格:¥11,000(税込)

販売価格:¥8,400(税抜)

¥9,240(税込)

ポイント:84Pt
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クロ・デュ・マルキ 1999

【テイスティング・コメント】

エッジがオレンジがかった深いガーネット。粘性は中程度より高め。香りにはブラックチェリーやカシス、リコリス、クローブやブラックペッパーなどのスパイスが混じり合い、ローストしたオークの香りがアクセント。バニラやトースト、コーヒー豆を思わせる深い香り、杉、タバコ、皮革、腐葉土、湿った土、カラメルなどの熟成香が現れ、複雑でリッチな奥行を生む。アタックはソフトでなめらか。熟成により全体に柔らかくも、ミネラルを含むしっかりとした構造。黒系果実の熟した甘さとともに香り同様のスパイス、ビターなオークの要素が溶け込んでいる。目が詰まったタンニンが絡み合い、繊細かつ層状の舌触りとコク、長く続く余韻を持つ。合わせるお料理は牛やラム肉のロースト、ミートローフ、ジンギスカン、牛肉のカルパッチョ、コクのある熟成チーズがおすすめ。

※2016年7月試飲

 

■シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ

シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ

講談社「BORDEAUX ボルドー 第4版」ロバート・パーカーJr.著より抜粋

レオヴィル・ラス・カーズは疑いもなく偉大な名前であり、偉大なボルドー・ワインの1つである。40haを超える主要な畑はラトゥールに隣接しており、絵のように美しい。石垣に囲まれており、ワインのラベルにも描かれている。ボルドーでも最大級のシャトーで、ワインの品質にかける入念さや熱心さの点では、並ぶものこそいくつかあるにせよ、どこにも負けない。責任者は故ミシェル・ドゥロンだったが、近年は、彼の息子であるジャン=ユベールが務めている。ミシェル・ドゥロンは気位の高い男で、尊敬を集めていたが、同じくらい軽蔑もされていた。完璧主義者であったが、彼を批判する人々は、そしてその数は多いのだが、彼が策略をもってワインを売ると主張する。その主張によれば、偉大なヴィンテージには出し惜しみをしてささやかな量しかつくらず、人為的に価格をつり上げていたと言うのである。もっとも、その華麗な品質にけちをつけることは誰にもできまい。彼のワインは、サン=ジュリアンのみならず、メドック全体で最上のワインをつくろうというマニアックな執念の産物なのである。

1986年のような豊作のヴィンテージに収穫高の50%以上を、あるいは1990年のように67%という驚愕すべき量を格下げしてしまう人物がほかにいるだろうか? セカンド・ワインだけでなくサード・ワイン(ビニャルノン)をも導入する人物は? 空調のきいたシェ(ワイン蔵)に気前よく大理石の床を敷く人物は? 彼が好きか嫌いかはともかく、ミシェル・ドゥロンは補佐役に有能なミシェル・ロラン(リブヌルのエノロジストではない)やジャック・ドポワジエを従えて、1980年代、1990年代のメドックで最も偉大なワインの1つをつくり続けた。その息子も父親の方針を踏襲するにとどまらない能力を持っているようだ。

第二次世界大戦後のワインにはムラがあったが、1975年以後は連続して成功を収め、2000年、1996年、1995年、1994年、1990年、1986年、1985年、1982年、1978年、1975年のようなヴィンテージには完璧に近いワインが生まれている。事実、これらのヴィンテージでは、メドックの一級シャトーのほとんどと同じくらい深遠なワインとなっているのだ。

サン=ジュリアンにおける主要なライバルであるデュクリュ=ボーカイユと比較すると、レオヴィル・ラス・カーズのワインは、色合いがわずかに暗く、よりタニックで、よりスケールが大きく、より凝縮味が強く、言うまでもなく長期の貯蔵を念頭に置いてつくられている。伝統的なワインであり、適度な飲み頃になるまで10~15年待てるだけの忍耐力を持ち合わせた事情通向けのワインである。ボルドーの1855年の格付けが見直されるようなことがあったら、レオヴィル・ラス・カーズは、デュクリュ=ボーカイユのように、今ひょっとするとレオヴィル・バルトンやグリュオー・ラローズも一級への昇格が熱心に支持されることだろう。

■一般的な評価 レオヴィル・ラス・カーズは文句なしにサン=ジュリアンの王であり、ボルドーでも数少ない、毎年無条件で買うことのできる格付けシャトーの1つだ。一貫して一級並みの品質となっており、1980年代、1990年代の成績は注目すべきものだった。最近ではよりエレガントなスタイルに向かうようになっているが、特徴的な豊かさ、深み、構造、完璧に近いつりあいを保っている。サン=ジュリアンでは最も高価なワインだが、それでも価格は許容範囲内にとどまっている。投機家好みのワインではないのでオークションで見かけることはめったにないが、消費者のレベルでみれば、一級ワインほど高価ではないのに品質はしばしば一級相当である。セカンド・ワインのクロ・デュ・マルキも優良であり、最良のヴィンテージには三級や四級のワインに引けをとらない。

シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ
シャトー・レオヴィル・ラス・カーズ