ドメーヌ ポール マス ル ロゼ 2022
南仏の瑞々しいフルーツやお花を連想させる鮮やかなロゼワイン。華やかなチェリーやザクロなどのアロマと、フレッシュで余韻の長い果実味がはじける1本です。見た目を裏切らないフレッシュで華やかな味わいです。
熟成: ステンレスタンクで約40日
テイスティング コメント
パールがかった淡いサーモンピンク。香りは華やかで、チェリーやザクロ、ストロベリー、蜜柑に、バラの花弁やジャスミン。そしてほろ苦いミネラルのニュアンスがアクセント。辛口にして搾りたての果汁のようにジューシーな味わいで、爽快な酸とのバランスがよくハリのある鮮やかな果実味が印象的。熟した赤い果実の風味が口いっぱいに広がり、すっきりとしたアフター。余韻に仄かなスパイスのニュアンスを感じる。幅広い料理との相性が良さそう。合わせるお料理は、カナッペ、ラタトゥイユ、シャルキュトリー、白身魚のマリネ、寿司、和食、中華料理など。
2020年3月試飲(2019年ヴィンテージ)
ジャン クロード マス (ドメーヌ ポール マス)
マス家。オーナー、ジャン クロード マス氏
カルカッソンヌ近郊ペセナスで1892年からブドウ栽培を行ってきたマス家。現在のオーナー、ジャン クロード マス氏の代になって、「高品質であると同時に低価格であること」にこだわったワイン造りへと大きく変貌を遂げました。豊富な経験と鍛え抜かれた鋭い味覚で生み出される高い品質がジャン クロード マス氏の強み。「期待通りでないワインは決してボトリングしない」、という厳しい姿勢で誰もが認める今日の信頼を築き上げました。伝統を尊重しながら、新しい手法や考え方にオープンであるという彼の人柄がワインに表れています。
輝かしい業績の数々!
「高品質かつヴァリュー ワインであること」。一見矛盾するその哲学を成し遂げ、設立から10年を経て2006年にはワイン業界から初の快挙となる「最優秀国際起業家」(米アーンスト&ヤング)、2008年には「ニュー ウェーヴ オブ ザ ワイン」としてフランスの明日を担う30人の醸造家に(仏L’EXPRESS誌)、そして同年、ワイナリー オブ ザ イヤー(英ガーディアン紙)を受賞するほどの生産者へ躍進。現在も常に進化を続ける注目の生産者です。
“Luxe Rural”
「高品質」かつ「ヴァリュー ワイン」であること。一見矛盾するその哲学が成し遂げられる秘密は、ドメーヌが掲げるポリシー、「Luxe Rural」にあります:受継いできた伝統を尊重しながら、新しい手法や考え方を取り入れて高めていくことで、借り物ではない、本物の味わいを造ること。またその努力が価値ある素晴らしいワインを造ることになる。フランスとイギリスのビジネススクールで学んだジャン クロード マス氏は、フランスの伝統とニューワールドの革新的な手法や商業的な考え方を融合させ、その考えをワインで表現しています。