ローガン ワインズ クレメンタイン ピノ グリ 2022
多くの金賞や評論家の評価を獲得する『ローガン ワインズ』の新たな試み!
ピノ グリを3回に分けて収穫、そして天然酵母で果皮ごと発酵。ストラクチャーとテクスチャーにこだわったオレンジワイン。
ニュー サウス ウェールズ州の標高950mの火山性土壌を有するオレンジ地区から親しみやすいオレンジワインが生まれました。愛娘の名前が付けられた「クレメンタイン」シリーズはローガンの新たな試みとなるシリーズです。収穫から醸造(果皮浸漬・天然酵母・全房醗酵等)まで魅力的なブドウの力を引き出し、ストラクチャーとテクスチャーにこだわった、現地売り切れ御免の人気シリーズです!
醗酵: コンクリートとステンレス。天然酵母で果皮と共に7日間醗酵(一部全房醗酵)
熟成: 21%フレンチオーク、79%ステンレスタンクでそれぞれ 3カ月
テイスティング コメント
※ノンフィルター・・・「ワイン本来の味わいを保つ」という生産者の意図からフィルタリングが行われておりません。澱や酒石が発生している場合もございますが、ワインの品質を損なうものではございません。澱や酒石は瓶底に沈めてお楽しみください。
アンバー、ロゼっぽい色調。香りはマンダリン、ブラッドオレンジ、木苺のアロマ。そしてジャスミンやバラの花弁の香りにジンジャーやシナモンなどのスパイスのヒント。味わいはフレッシュでしなやか。果実味が豊かでチャーミングな一面も、含んだミネラルと綺麗な酸味がバランスよく溶け込んでおり絶妙の甘辛度を保っている。艶っぽくて、初々しいカップルのように純真で。シルクのようになめらかな質感、アフターにかけてほんのりタンニンが感じられフレーヴァーの広がりが心地よい。合わせるお料理は、鶏肉や豚肉料理、サーモンのムニエル、煮物、パスタなど。
2021年3月試飲(2019年ヴィンテージ)
ローガン ワインズ
オーナー醸造家、ピーター ローガン氏の明るく優しい人柄が伝わるワイン
ローガン ワインズは、オーストラリアを代表する冷涼な産地、標高500-1000mに位置するニュー サウス ウェールズ州の「オレンジ」地区、「マジー」地区で1997年よりワイン造りを行う醸造所です。オーナーである醸造は設立者でオーナーでもあるピーター ローガン氏自らが行います。
ローガンが産み出すワインは正に「現代オーストラリアの象徴」ともいえる味わいで、オーストラリアで新しいトレンドとなっているクールクライメイト(冷涼な気候下で生産されるワイン)のワインの代表格となっています。その評価は毎年うなぎ上りに上がり、多くの金賞や評論家の評価を獲得するオーストラリアきっての醸造所に成長しています。
飲み手の心に届くワイン
元々薬剤師であったローガン氏は、学生時代に訪れたヨーロッパでワインとの衝撃的な出会いを経験し、食とワインに深い情熱を抱くようになりました。この思いは留まるどころか更に彼を突き動かし、ついに彼は転職を決断します。24歳の時に将来のため畑を購入、時を同じくして、オーストラリアの名門ワイナリー『リンダマン』や『アローズ フィールド』の醸造を手がけていた醸造家サイモン ギルバート氏の門を叩き、彼のもとで修行をします。サイモン ギルバート氏との出会いにより、ローガン氏は自分の天職が何であるかを確信し、名門アデレード大学のローズワーシーカレッジで本格的に醸造学を学びました。そして、27歳の時、念願の自らのワイン(1997年ヴィンテージ)をリリース。ローガン ワインズがスタートしました。
パワーとフィネスを兼ね備えたコストパフォーマンスに優れたワイン
ピーター氏が目指すワインは、オーストラリア ワインの良さであるパワーと恵まれたフルーティな果実味、それに旧世界の繊細さ、骨格、バランスを融合させた独自のワインです。理想とするワイン造りに選んだのはオーストラリアで最も冷涼な気候を持つ産地の一つである「オレンジ」地区、「マジー」地区(標高500〜1100m)でした。この地はオーストラリアの中でも日照時間が非常に長く、そして寒暖差が大きい冷涼な気候帯であることから、果実味がしっかりとしていて、尚且つエレガントでしなやかな他にはないオーストラリア ワインを産みだしてくれます。