ジム バリー ザ バリー ブラザーズ シラーズ カベルネ ソーヴィニヨン 2016
醸造: 10ヶ月熟成、ステンレスタンク50%、フレンチオークの古樽50%。
チェリー、プラム、ラズベリーのジューシーな赤い果実の風味にほのかな土とハーブの特徴、そしてしなやかなタンニンをもち、余韻の長いフィニッシュに続きます。
テイスティング コメント
濃いルビー / ガーネット。赤や黒のベリーフルーツ、チェリー、プラムなどの果実香にスミレ、ミント、甘いスパイス、ほのかなロースト香。味わいはなめらかでソフト。たっぷりとした果実味にキメ細かなタンニンと調和のとれた酸味、スパイシーなハーブのニュアンスが相俟って重たさを感じさせない。スムーズな飲み心地で円やかなコクがある。余韻はスパイシー、かつ華やかな果実のフレーバーが持続する。
合う料理 ラムチョップ、豚肉のソテー、茸と鶏肉のオイスターソース炒め、ソーセージ、ボロネーゼなど。
2022年11月試飲
ジム バリー
銘醸地クレア ヴァレー リースリング & シラーズの旗手
ジム バリーがクレア ヴァレーでワイン造りを始めたのは1947年。クレア ヴァレーのローズワーシー農業大学で醸造学の学位を取得した初の専門ワインメーカーとなり、22年間クレア ヴァレーにてワインメーカーを務めオーストラリアワインのパイオニアとして名を馳せました。1959年にジムと妻のナンシーはクレアの北部郊外に土地を購入し、1973年に自身のワイナリーを設立しました。
1974年のファースト ヴィンテージを皮切りに数々の素晴らしいワインを世に送り出しています。2004年にジム バリーは惜しくも他界しましたが、家族経営のワイナリーは息子達の世代に引き継がれ、今は孫たちも含めジムの伝統を受け継ぎワイナリーの経営を行っています。