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ビーニャ・ファレルニア シラー・レセルバ・ティトン シングル・ヴィンヤード 2012

ビーニャ・ファレルニア

 

Syrah Reserva Titon

Single Vineyard

/Viña Falernia

 

ビーニャ・ファレルニア シラー・レセルバ・ティトン シングル・ヴィンヤード 2012
商品コード:2739
ビーニャ・ファレルニア シラー・レセルバ・ティトン シングル・ヴィンヤード 2012

【産地】チリ コキンボ エルキ・ヴァレー

【品質分類・原産地呼称】D.O.

【品種】シラー100%

【タイプ】赤ワイン フルボディ

【アルコール度数】14.5%

【容量】750ml

参考小売価格:¥2,640(税込)

販売価格:¥2,040(税抜)

¥2,244(税込)

ポイント:20Pt
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ビーニャ・ファレルニア シラー・レセルバ・ティトン シングル・ヴィンヤード 2012

平均樹齢12〜15年。葡萄の木は南北に向かって植えられており、植密度は5,000本/haです。収穫の前には、収量を制限し、質の高い葡萄を得るためにグリーンハーベストを行います。収穫した葡萄は選果テーブルで厳しく選別します。アルコール発酵前に約3日間、コールドマセラシオンを行います。発酵は選別酵母を使い、ステンレスタンクで行います。マロラクティック発酵が終わったら、全体の10%をフレンチオーク樽に入れ、10ヶ月熟成させます。

【テイスティング・コメント】

紫がかったエッジの深いガーネット。粘性は高め。アロマは野性味に溢れていて複雑で、ブラックベリーやドライプラム、燻したハーブ、ブラックペッパーやピンクペッパー、黒オリーブの香りが混じりあう。スモーキーなオークの香りがアクセントとなり、他にヨード、タバコ、ジビエ、土、ミネラルのニュアンスが続きさらなる奥行を生む。アタックは強くなめらか。膨らみ豊かな果実味でエキス分に富み、樽から抽出されたスモーキーなスパイス、多量のタンニンが絡み合う。香り同様に野生的で力強い個性をもつが全体に丸みを帯びており柔らかなテクスチャー、上品な酸がエレガントに引き締める。飲み応えのあるフルボディで果実とオークのフレーヴァーが持続する。合わせるお料理は赤身肉のロースト、鴨肉の燻製、焼き肉や焼き野菜、鰻の蒲焼などがオススメ。

※2016年4月試飲

 

■ビーニャ・ファレルニア

ビーニャ・ファレルニア
ビーニャ・ファレルニア

エルキ・ヴァレーに住むアルド・オリヴィエ・グラモラと、イタリア トレンティーノでエノロゴを勤める従兄弟ジョルジョ・フレッサティとの出会いから、1998年に設立されたのがビーニャ・ファレルニアです。

フレッサティは、1995年に観光で初めてエルキ・ヴァレーを訪れました。その時、「どうしてこの素晴らしい渓谷でワインを造らないのか!」と思い、翌日にはワイン造りを決意していたそうです。それからというもの、風や湿度、気温などの気候条件を数時間おきに、毎日計測し、徹底的な調査を行ないました。調査は2年間続き、1997年にベストだと判断した場所に葡萄を植えました。それまで生食用やピスコ用の葡萄しか造られていなかったこの地でワイン造りを始めることは革新的な出来事でした。情熱と技術、チリの大学のアグロノミストのサポートによって、主要な生産地からはるか遠く離れたエルキ・ヴァレーを、計り知れないポテンシャルをもった素晴らしいワインの畑に変貌させるという目標が、二人の原動力になっています。

畑はエルキ・ヴァレーの中の4箇所にあり、それぞれが特有の気象条件をもっています。ティトンは、標高350mで海岸から近く、海からの冷たい風のため標高が最も低いにもかかわらず、一番冷涼な畑です。ここではセミヨン、リースリング、シラー、サンジョヴェーゼ、ソーヴィニヨン・ブランを栽培しています。ペドロガールは、標高600m、広さは40haあります。カルメネール、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーを栽培。なんと川の流れを変えて葡萄畑を作ってしまいました。ビクニャは、標高600m、畑を横断するように灌漑用の用水路が引かれています。カルメネール、シラー、カベルネ・ソーヴィニヨンを栽培。ファンタは、標高1700~2070m、広さ30ha。おそらく世界で最も高い場所にある葡萄畑のひとつで、日中は焼けるほど暑く、日が落ちると急に寒くなるという、寒暖差の激しい場所。ここはペドロ・ヒメネス、ムスカテル、ソーヴィニヨン・ブランが栽培されています。他の畑は石ころだらけですが、ここは土しかありません。

発酵用には人工酵母、マロラクティック発酵は自然酵母を使用しています。タンクやボトリングマシーンはイタリアから輸入したものを使用しています。ステンレスタンクは、温度を同じに保つため、厚さが12cmもあるものを選んでいます。樽はフランス産とアメリカ産を使っています。どちらもカントンというメーカーのもので、ホワイトチョコレートのような甘さを持った味わいと、タンニンに丸みがでるという特徴があります。現在、樽のサイズは225Lだけですが、今後は大樽に移行していく予定です。瓶詰め前のフィルターは、赤は1回のみ、白はマロラクティック発酵をしないので二次発酵を避けるため、2回通します。特徴的なワインのラベル(チュンチュ・シリーズを除く)は、インカ文明の地上絵からとったもので、歴史を尊重したいという想いからデザインに採用しています。

ビーニャ・ファレルニア
ビーニャ・ファレルニア