カーヴェス・メッシアス ポート・メッシアス 10年 極甘口赤
ポートワインの楽しみ方
トウニーポートは、長い樽熟成期間を経てから瓶詰めされるため、瓶詰め時には既に飲み頃になっているのが特徴です。また、澱引きしてから瓶詰めされるので、提供する際にもデキャンターで澱引きをする必要がありません。開けてすぐに気軽に飲めるスタイルが特徴のポートワインです。
飲み頃温度は15℃がお勧めですが食前酒として飲むのであれば、10~12℃に冷やしてお飲み下さい。食後であれば、デザートと一緒にお召し上がり下さい。木樽やナッツの香ばしさが加わるこちらのタイプは、チョコレートケーキやドライフルーツ、チーズと好相性です。バニラアイスにかけていただくと、簡単にリッチなデザートが出来上がります。
熟成:樽熟成 平均10年(古樽にて、600L~30,000L)
カーヴェス・メッシアス
1926年にメッシアス・バプティスタ氏によって設立されたワイナリー。現在はその子孫が引き継いでいます。リーズナブルな価格で高品質なワインを造り出すことをコンセプトに、バイラーダ、ベイラ、ダン、ドウロ、ヴィーニョ・ヴェルデ、ポートと幅広い地域のワインを生産しています。品質管理の国際規格であるISO9001にも認証されており、所有する自社畑は全てAクラス。収穫は全て手摘みで、畑はリュット・レゾネにて栽培されています。
畑のクオリティ
所有する自社畑は全てカダストロと呼ばれる格付で、最高ランクのAクラス に認定されています。さらに、約300の契約農家の所有する畑のうち、何と約85%がAクラス!トウニーワインにAクラスの畑を高割合で使用するのは珍しいとされています。(I.V.D.P.:ドウロワイン・ポートワイン協会は、ポートワイン用の畑を、細かく定められた12項目別(位置、標高、傾斜、岩盤、凹凸、日照量、シェルター、収量、台木、株密度、樹齢)ごとに採点し、畑をA~Fにクラス分けしています。)
セラー
一般的には、トウニーポートは、温暖な河口の街、ヴィラ・ノヴァ・デ・ガイアのセラーで保管されますが、メッシアスの樽熟を行うセラーは、内陸部のドウロ渓谷にあります。夏は40度近くまで気温が上がり、冬は-5度近くまでになる、寒暖差のある気候が、ワインに熟成感と骨格を与えます。