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シャトー・オー・バタイエ 2009

シャトー・オー・バタイエ

 

Château Haut-Batailley

メドック格付け第5級

 

シャトー・オー・バタイエ 2009
商品コード:1402
シャトー・オー・バタイエ 2009

産地:フランス ボルドー地方 ポイヤック村

品質分類・原産地呼称:A.O.C.ポイヤック

品種:カベルネ・ソーヴィニヨン主体、メルロ、カベルネ・フラン

タイプ:赤ワイン フルボディ

アルコール度数:13.5%

容量:750ml

参考小売価格:¥11,000(税込)

販売価格:¥8,400(税抜)

¥9,240(税込)

ポイント:84Pt
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シャトー・オー・バタイエ 2009

テイスティング・コメント

エッジが少しオレンジがかった濃いガーネット。粘性は高め。香りにはブラックベリーやカシスリキュールなどの濃縮したアロマが前に出て、ドライハーブ、ミント、ブラックペッパー、土、ローストしたオークのノートが混じり合う。スモーキーな中にもほんのりと甘さがあり、スィート・ウッドやモカ、キャラメルなどの香りがあらわれる。アタックはなめらかでしなやか。キメ細かなタンニンと調和のとれた穏やかな酸味、果実味は豊かで広がりが良い。丸みを帯びた柔らかな質感と、口当たりがすこぶる良く、じっくりと味わうに申し分の無い深みが感じられる。力強いポイヤックにあって、その奥床しさはサン・ジュリアンの気質に似通っている。タンニンは甘く、ビター感と絶妙のハーモニー。アフターの余韻は長くスムーズで、気品が感じられる。合わせるお料理は、牛肉のステーキや赤ワイン煮、仔羊と野菜のハーブ焼き、ジビエ、フォアグラ、茸料理など。

2018年11月試飲

シャトー・オー・バタイエ

シャトー・オー・バタイエ

講談社「BORDEAUX ボルドー 第4版」ロバート・パーカーJr.著より抜粋

オー=バタイエは、ポイヤックにしてはあまり名の知れたシャトーではない。畑を管理するのはグラン=ピュイ=ラコストで暮らす、評判の高い有名人グザヴィエ・ボリーなのだが、このシャトーがポイヤックの世界で知られていないのは、もしかしたら生産量が控えめであることや、シャトーの建物がないこと、森の端の引っ込んだ場所にあって、ジロンド河やメドックの有名なワイン街道からかなり離れていることが原因なのかもしれない。

最近はグザヴィエ・ボリー率いる醸造の専門チームのもとで潜在能力が十分に引き出されるようになったが、このシャトーのワインは必ずしも期待されるほど安定しているわけではない。一般的に、ここの弱点はスタイルの軽さや過度のやわらかさに表れる傾向にある。たいていは最初の10年目を迎えるはるか以前に十分な飲み頃になってしまうが、これはポイヤックとしては異常なことだ。それでも、最近のヴィンテージ、特に2000年、1996年、1995年には、以前よりも偉大な凝縮感やグリップが見られるようになってきた。もっとも、私はよく思うのだが、オー=バタイエは真のポイヤックらしさよりはサン=ジュリアンらしさの方が強い。皮肉なことだ。このシャトーの誕生は1942年のことで、この時バタイエの創業当初からの畑から切り離されたのだが、バタイエといえば、味わい、特徴ともまぎれもなく古典的なポイヤックなのだから。

一般的な評価

オー=バタイエのワインは、いまだに消息通たちの秘蔵っ子という感がある。五級という格付けの価値は十分にあり、概して良好から秀逸で、健全なお値打ち品だ(グラン=ピュイ=ラコストのようなワインにはかなわないが)。

シャトー・オー・バタイエ

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