ドメーヌ シャサーニュ ボージョレ ヴィラージュ ヌーヴォー SO2無添加 2023 新酒
★厳しい品評会での第一位は伊達じゃない!
3世代にわたるドメーヌで、レニエに近く、高品質なボージョレ・ヴィラージュを産出することで有名なランティニエ村にてワイン造りを行っています。1997年と2002年、ボージョレ・ヴィラージュのコンクール(Concours des 2 Bouteilles)で第1位に選ばれました。その品評会は、25年の歴史をもつボージョレ地区では最も厳しい品評会として知られており、また、5年の間に2回もこの品評会で第一位を受賞する事は前代未聞なことです。
★シャサーニュならではの葡萄本来の持ち味が楽しめます!
ドメーヌ シャサーニュがSO2無添加で造るボージョレ ヴィラージュ ヌーヴォーです。葡萄はドメーヌのあるランティニエ村の畑のもので、樹齢は20年から60年です。収穫は畑で選別しながら手摘みで行います。全体の20%が全房、丸みを出すために80%は除梗します。ステンレスタンクとコンクリートタンクを使い、SO2を添加せず、天然酵母で発酵させます。5日間、28～30度でマセラシオンを行います。自然に流れ出たフリーランと空気圧プレスで圧搾したプレスワインをブレンドします。温度を18度まで下げ、アルコール発酵、マロラクティック発酵の終了後、空気に触れさせずに澱引きをします。この過程でもSO2を添加はしません。清澄、濾過をせずにボトリングします。
このアイテムはSO2無添加で醸造しますが、SO2は醸造過程において自然に発生するため、バックラベルには「酸化防止剤含有」の表示をしております。
ドメーヌ シャサーニュ
生態系を重視した葡萄栽培
所有する畑は、伝統的なテロワールをうまく表現することが一番大切なことと考えているため、家族3名は畑の作業に日々を費やしています。これまでより畝と畝の間を開け、カビ害の起きやすいゴブレ式から、より太陽を浴び実の育つスペースを確保出来るコルドン式に仕立てを変えています。自然の土壌を意識して土は掘り返さず、樹と樹の間に草を生やしています。草を生やすという方法は、ボルドーのグラン ヴァンの畑でも採用されていて、葡萄の根が土の中で草と養分を奪い合うため、収穫量が自然と抑えられると同時に、根が深くまで伸びるという効果があり、保水にも役立っています。また害虫対策には、ホルモンカプセルは使わず、草に住む虫に他の虫を食べさせたり、天敵のクモをまいたり、残した木立に来る鳥を利用したりしています。
清澄もろ過もしないヌーヴォーを造る生産者として、一躍その名が知れ渡ったドメーヌ シャサーニュ。『手をかけて育てた葡萄の持ち味をそのままワインに残したい』と語るシャサーニュは、畑の仕事には人一倍こだわりがあります。ビオディナミを学んでいた奥さんと、サヴォワのビオディナミで有名なミシェル ケナールの下で学んだ娘の力添えもあり、自然界に存在しないものは一切用いません。現在は『Terra Vitis(テッラ ヴィティス)』と呼ばれる、農薬や除草剤を使わない農法で栽培しています。
