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テソ・ラ・モンハ ヴィクトリーノ 2014

テソ・ラ・モンハ

 

Victorino

/Teso La Monja

 

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こちらの商品は重厚ボトルの為、背丈が高くなっております。

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テソ・ラ・モンハ ヴィクトリーノ 2014
商品コード:2200
テソ・ラ・モンハ ヴィクトリーノ 2014

【産地】スペイン トロ

【品質分類・原産地呼称】D.O.

【品種】ティンタ・デ・トロ100%

【タイプ】赤ワイン フルボディ

【アルコール度数】14.5%

【容量】750ml

参考小売価格:¥6,556(税込)

販売価格:¥4,220(税抜)

¥4,642(税込)

ポイント:42Pt
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テソ・ラ・モンハ ヴィクトリーノ 2014

樹齢45~100年以上。100%除梗後26~28℃の定温管理を行いながら10HLの木製発酵槽にて8日間醗酵、日に3回足での軽いピジャージュを行いながら21日間マセラシオン。マロラクティック発酵は100%新フレンチ・バリックにて行い、同容器にて20ヶ月熟成。ヴィクトリーノはマルコス・エグレンの祖父に当たる人物の名前です。祖父に敬意を表しワイン名としました。アルミレスに比べると黒系果実の香りが豊富で新樽由来のバニラのニュアンスもうっすらと感じられ、味わいも目の詰まり方や凝縮感がワンランク上に仕上がっています。

★評価
2012Vt ギア・ペニン2016:97点獲得!
2012Vt ギア・プロエンサ2015:97点獲得!
2012Vt ワイン・アドヴォケイト:93+点獲得!

【テイスティング・コメント】

紫がかったエッジの濃いガーネット、黒みが強く深い色調。粘性は高め。香りには熟したブラックベリーやカシスリキュール、ラベンダー、ムスク、黒オリーブ、八角やタイム、ブラックペッパーなどのスパイス香。凝縮感溢れるアロマにも品良くまとまっており、バニラやココア、チョコ、シナモンを思わせる芳しさがやさしく包み込むように広がる。そしてバルサミコ、皮革、ジビエ、土、温かな大地、ミネラルのニュアンスが続く。アタックはなめらかで濃厚な果実感、香り同様に凝縮度が高く完熟したブラックベリーやカシスにローストしたオークの風味がよく馴染む。舌触りが柔らかな丸いテイスト。豊富なタンニンがしっかりとした骨格を形成し肉付きの良い豊満なボディに豊かなコクを備えている。アルコール分が充実し抜群のインパクト、力強く懐の広さを感じつつ、官能的なしなやかさを併せ持つ。アフターには果実とオークのフレーヴァー、余韻の長さも突出している。合わせるお料理は赤身肉のステーキ、豚肉のロースト、スペアリブ、焼き肉など。

※2017年6月試飲

 

■テソ・ラ・モンハ

テソ・ラ・モンハ
テソ・ラ・モンハ

1990年代、まだ世界的に無名だったドゥエロ川下流の産地、トロ地方が一躍注目産地となるきっかけとなり、その後もスーパー・スパニッシュを牽引してきたエグレン家のヌマンシア・テルメス。スペイン・ワイン界において不滅の金字塔を打ち立てたヌマンシア・テルメスのエグレン家が更なるトロの魅力を求めて2007年より新たにスタートしたボデガがTeso La Monja(テソ・ラ・モンハ)です。

今までエグレン家のワインは、リオハの伝統的なワイン造りを続けるシエラ・カンタブリアを除き、テルマンシア、ヌマンシアやエル・プンティードなど醗酵前の低温浸漬と新フレンチ・バリックによるMLF後に熟成を行うモダンで主張がはっきりとしたスタイルのワインを得意としてきました。特にトロ地方で造られるテルマンシア、ヌマンシアは、ティンタ・デ・トロ種(トロ地方のテンプラニーリョ)特有の力強さを活かしたスタイルで「トロ」をスペインの代表する銘醸地へと押し上げました。

しかし、テソ・ラ・モンハは、エグレン家が今まで名声を築いてきたモダンで主張のはっきりとしたスタイルとは異なり、ティンタ・デ・トロ種の「可憐さ」や「奥ゆかしさ」を引き出すエグレンのワインとしても新たなスタイルに仕上がっています。

ヌマンシア、テルマンシアとは?

エストラテゴ・レアルでもお馴染みのエグレン家がトロで手掛けていたボデガ「ヌマンシア・テルメス」より産み出されるプレミアム・スパニッシュです。毎年コンスタントにワインガイドより高得点を獲得する中で、2007年のワイン・アドヴォケイトよりテルマンシア2004がスペイン・ワイン初となる100点満点を獲得した事により、その名声を確固たるものとします。それだけの名声を得ながらもエグレン家が新たなボデガを設立したのには理由があります。醸造家のマルコス・エグレンは、パワフルなスタイルのヌマンシアを造りながらも「ティンタ・デ・トロ種」が繊細な一面も持っている事に気づきはじめ、ティンタ・デ・トロの清楚な魅力を引き出せるのではないかと感じ始めたからです。

ティンタ・デ・トロは種が透けて見えるほど果肉が透き通っており、接ぎ木をしていない自根葡萄である事に加え、9月に入ると昼夜の寒暖差が30度もある独特の気候がワインにユニークな個性を与えるのではないかと考えました。5年ほど前からヌマンシアとは全くキャラクターの異なるワインが造れるのではないかと着想し始めます。

そして、修道女が居住していたと言い伝えられる丘にボデガを建設しました。ティンタ・デ・トロの清楚で奥ゆかしいキャラクターを表現したワインと修道女のイメージが重なった事からボデガ名もそのまま「テソ・ラ・モンハ」(Teso=丘 Monja=修道女)と命名しました。ヌマンシア、テルマンシアを一言で言い表すなら「パワフル」に対し、テソ・ラ・モンハは「エレガント」という言葉が相応しいスタイルに仕上がっています。

因みに、現在経営が他に移ったヌマンシア・テルメスですが、2008、2009ヴィンテージに関してはマルコスがアドバイス程度に参加していましたが、全くそのアドバイスが反映されなかった為、2010ヴィンテージからは全く関与していないとのこと。ワイン・アドヴォケイトで100点を獲得したテルマンシア2004ヴィンテージや、現在のテソ・ラ・モンハの最上級キュヴェ、アラバスタの収量は7~8hl/ha。それに比べ、現在のテルマンシアの収量は3倍から4倍に増えてしまったそうです。

WA100点を獲得した当時のテルマンシアに勝るとも劣らない弛まぬ勉力を行うテソ・ラ・モンハ。2013年版ギア・ペニンで遂にワイナリー・オブ・ザ・イヤーを獲得し、名実ともにトロ、そしてスペインのトップワイナリーの座を掴みとりました。

テソ・ラ・モンハ
テソ・ラ・モンハ

 

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