テヌーテ ロセッティ ゴヴェルノ アッルーゾ トスカーノ 2020
収穫は手摘み、2回に分けて行います。全体の50%は、9月の後半に手摘みで行います。一部の葡萄は遅摘みにし、10月の末に収穫をします。収穫時期の異なる葡萄は別々に醸造します。2週間、果皮とともにステンレスタンクで醗酵させた後、フレンチバリックに入れ、5月間熟成させています。濃厚なレッドベリーのアロマに、かすかに樽からくるバニラの要素が感じられます。
テイスティング コメント
紫がかったやや濃い目のルビー。粘性は中程度。香りには熟したラズベリーやプラム、チェリー、オリーブ、バラのドライフラワー、ドライハーブ、樽由来のバニラ、クローブ、シナモン、コーヒーやお香などの芳しさ。そしてリコリス、塩漬け肉やなめし革のニュアンス、ミネラルが洗練さを与えており品よくまとまっている。アタックはソフトでなめらか。艶のある綺麗な果実味が広がり、味わいとしては辛口で心地よい残糖が感じられる。フルーティーだが派手さが微塵もなく程よいボディ感に、タンニンと酸味が溶け込んでいる。非常にしなやかなテクスチャー、飲み心地のよいミディアムからフルボディで親しみやすくもエレガント。アフターには果実、微かにオークのフレーヴァー。合わせるお料理は、牛・ラム肉のロースト、鶏肉のトマト煮、まぐろのタルタルソース和え、ラタトゥイユ、茸のリゾットなど。
2017年9月試飲(2015年ヴィンテージ)
テヌーテ ロセッティ
テヌーテ ロセッティは、アブルッツォを本拠とするファルネーゼ グループがトスカーナで展開する別ブランドです。アブルッツォ、シチリア、プーリア、カンパーニャ、バジリカータに続いて、ついに新たにトスカーナに進出しました。以前からファルネーゼと協力関係にあったRossetti社とのパートナーシップによって実現した高コストパフォーマンスのトスカーナワインです。
新プロジェクト、テヌーテ ロセッティ(トスカーナ)
新たにトスカーナでワイン生産を開始。個人の栽培農家から葡萄を購入、というファルネーゼの従来のシステムを採用。顧客からファルネーゼ スタイルでコストパフォーマンスの高いトスカーナが欲しいというリクエストが多かったため始めたプロジェクトです。
「ファルネーゼ」 ルカ マローニで、幾度となく最優秀生産者に選出される実力派!
価格と品質と両面からの評価による、『消費者向けのイタリアワインガイドの決定版』ともいえる辛口ワイン評価誌『ルカ マローニ(ANNUARIO DEI MIGLIORI VINI ITALIANI)』で、幾度となく最優秀生産者に選出されるアブルッツォ州を代表する生産者です。ファルネーゼは何度も生産者の頂点に君臨し、数々のワインコンクールで高く評価され国際的にその名が知られています。