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ジャック・ジラルダン サントネ プルミエ・クリュ ボールガール 2013

ジャック・ジラルダン

 

Santenay 1er cru

Beauregard

/Jacques Girardin

 

ジャック・ジラルダン サントネ プルミエ・クリュ ボールガール 2013
ジャック・ジラルダン サントネ プルミエ・クリュ ボールガール 2013
商品コード:2138
ジャック・ジラルダン サントネ プルミエ・クリュ ボールガール 2013

【産地】フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ボーヌ地区

【品質分類・原産地呼称】A.O.C.サントネ プルミエ・クリュ

【栽培方法】ビオロジックに近い

【品種】ピノ・ノワール100%

【タイプ】赤ワイン フルボディ

【アルコール度数】13%

【容量】750ml

参考小売価格:¥5,060(税込)

販売価格:¥3,864(税抜)

¥4,250(税込)

ポイント:38Pt
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ジャック・ジラルダン サントネ プルミエ・クリュ ボールガール 2013

畑は、0.93ha所有。発酵には天然酵母を使い、18度で始め、約26度で15日以上行います。ピジャージュはめったにせず、ポンピングは何度か行います。ニューマティックプレスで圧搾します。マロラクティック発酵は、澱と共に樽で行います。熟成は、フレンチオークの樽(アリエ産とヴォージュ産)で15ヶ月行ないます。全体の20%に新樽を使用し、軽くフィルターを通し月のカレンダーに従って瓶詰します。

【テイスティング・コメント】

エッジに薄っすらとオレンジが混ざるルビー。粘性は中程度。香りにはブラックチェリーやプラム、ブラッドオレンジ、バラのドライフラワー、ドライハーブ、リコリス、シナモンやクローブなどのスパイスのノートが混じり合う。繊細な樽香、そして紅茶や枯れ葉、カカオ、腐葉土などのニュアンスが続き、良き熟成が感じられる。アタックはソフトでなめらか。果実味はミネラルを含み濃密で、しかし濃すぎることはない。しっかりと旨みが集約されておりキメ細かなタンニンと酸味が綺麗に溶け込んでいる。しなやかなボディの中にも骨格が感じられ輪郭は丸く質感がある。とてもスムーズな飲み心地。持続性のある余韻には、繊細な樽感と果実が見事なまでの調和を見せる。合わせるお料理は、牛フィレのステーキや牛肉の煮込み料理、鴨肉のロースト、北京ダック、鰹のたたき、寿司など。

※2017年12月試飲

 

■ジャック・ジラルダン

ジャック・ジラルダン
ジャック・ジラルダン

ジャック・ジラルダンは、コート・ド・ボーヌのサントネ村で、ワイン造りをする家族経営のドメーヌです。2011年からジャックの息子のジャスティンが共同経営者の一員となり、ワイナリーの経営に携わるようなりました。現在はジャスティン(12代目)が中心となり、父と母のヴァレリーの3人家族で運営しています。家族3人皆の意見が重要であると考え、尊重しています。時には叔父のヴァンサンとも、醸造や葡萄について意見交換をしています。またヴァンサンが使っていたサントネのセラーを2004年に購入し、そこでもワインを造っています。

息子のジャスティンはボーヌの学校で5年間醸造を学び、ボルドーで1年修行し、サンセールや南仏でも修行を積みました。父の時代と異なり、自然の酸と太陽を感じるワイン造りを目指しています。ジャスティンは畑の状態をしっかり把握するためにも1年中ほとんど畑にいます。肥料は天然のものを使用し、通常は除草剤を使用しませんが、年によって少量を散布します。また、銅と硫黄を少し使います。一番大切なことは葡萄の樹が健康であることであり、完全なオーガニックを目指すことに執着はしていません。ただ、極力そういった化学的なものの使用は避け、畑に適したものを使うようにしています。

収穫はすべて手摘みで行い、葡萄が酸化しないように小さな箱を使っています。醸造には、人工酵母や酵素などの添加物は使用しません。添加物によって、本来の性質や個性を持たない画一化されたワインを造るよりも、自然に任せたほうが良い、と考えています。発酵は低温でスタートさせアロマを引き出し、その後温度をいったん34度まで上昇させた後、28度まで下げ、温度コンロール装置付きのタンクで約12~15日間行います。発酵後、樽に移してマロラクティック発酵を行ないます。全体の約4分の1に新樽を使用しています。それ以上になるとワインの持つ個性が失われてしまうと考えています。翌年の春に澱引きし、樽で12ヶ月~18ヶ月熟成させた後、軽くフィルターをかけてボトリングします。

自然で素朴な土地の風味を体現したワイン造り

彼らのワイン造りの哲学は、情熱を持ち、常に厳格であること。自然を尊重し本質を追求すること。決して派手さはありませんが、自然で素朴な土地の風味をしっかりと感じることが出来ます。60%を瓶詰めして、その50~60%を輸出。自社販売のうち20%が個人客、残りはレストランやホテルに納めています。ミシュランの3つ星や、パリの1つ星レストランでも使われています。残りの40%はネゴシアン(ヴァンサン ジラルダン社を含む)に売っています。

ジャック・ジラルダン
ジャック・ジラルダン

 

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