ドメーヌ ボルジョ ブルゴーニュ ピノ ノワール 2018
醗酵: ステンレスタンク、一部オーク樽
熟成: オーク樽 10カ月(228L、新樽比率 10%)
テイスティング コメント
紫ががったルビーレッド。香りはラズベリーやブラックベリーのアロマにシナモン、ミントの香りがアクセント。森の下草や茸のニュアンスも感じる。味わいは滑らかで生き生きとしておりフルーティーさとエレガントさが絶妙のバランスをみせる。レジョナルだが繊細なピノ ノワールの特徴を余すことなく表現し、素朴で、程よいストラクチャーを持つ。高騰を続けるブルゴーニュワインにあって未だリーズナブルな価格がありがたい。合わせるお料理は、仔牛・仔羊のロースト、ジビエ、エスカルゴ、スモークチーズなど。
2022年5月試飲
ドメーヌ ボルジョ (パスカル エ ローラン ボルジョ)
高品質で良心的価格。隠れた優良ドメーヌ
ドメーヌ ボルジョは、1912年にサントネイ近郊のレミニー村に設立されたワイナリーです。現在は4代目にあたる、パスカル氏とローラン氏のボルジョ兄弟がドメーヌを運営しています。15世紀に建てられたという伝統的なカーヴを保有する一方で、村で唯一のボトリング機を所有していたり、空圧式プレス機での圧搾や温度調節機能付きのタンクにて醸造を行うなど革新も進めています。ブドウ栽培はリュット レゾネ。所有する畑の総面積は約20haですが、各AOCや畑名ごとの面積は小さく、銘柄ごとの生産量も極限られたものです。
パスカル氏は、「エレガンスのあるワイン、飲んだ人が喜びを感じるワインを造りたい」と語ります。