クロス デ ロス シエテ 2018
熟成: 11ヶ月 – 70%はオーク樽(フレンチオーク新樽1/3、残り1、2年樽)、 30%は大樽で。無清澄、無濾過。
評価
2018VT ジェームズ サックリング: 94点獲得
2018VT #53 Wine Spectator Top 100 of 2021
テイスティング コメント
深みのあるダークルビー / ガーネットの色調。香りは熟したプラム、ブラックベリー、ラベンダーのアロマにスパイス、バニラ、スモーク香。ローストしたコーヒー豆やチョコレート、ココアを思わせる香りが広がる。口に含むとシルキーで濃厚。たっぷりとした、凝縮した味わいだが丸みを帯びておりクリーミーなタンニン、艶っぽくしなやかで酸のバランスがとれている。甘美で、力強い印象もアフターにかけてスムーズ。余韻も長く持続性がある。
合う料理 ビーフシチュー、赤身肉のロースト、豚バラ肉の味噌生姜焼き、茄子と挽き肉の味噌炒め、鰻の蒲焼、タパスなど。
2023年5月試飲
クロス デ ロス シエテ ~ミシェル ロラン プロデュース~
7人のぶどう畑を意味する「クロス デ ロス シエテ」は、アルゼンチンの風土と葡萄に魅せられた、著名なワイン コンサルタントであるミシェル ロラン氏が情熱を傾ける壮大なプロジェクトです。彼に賛同し、同じくワイン造りへの情熱を持ったボルドーの醸造家6名とともにメンドーサの近くアンデス山脈の麓ウコ ヴァレーに850ヘクタールの畑を所有。4つあるボデガス(モンテヴィエホ、クヴェリエ ロス アンデス、ディアマンデス、ボデガ ロラン)のワインを彼自身がブレンド、醸造し、このスター ワイン「クロス デ ロス シエテ」を造り上げました。
創業は1988年、ファースト ヴィンテージは2002年です。 ボルドーのグラン ヴァンのように醸造することを哲学に、フルボディの凝縮感ある味わいながら、複雑なブレンドによって繊細でバランスのとれたワインに仕上がっています。今では世界50カ国 以上に輸出され、ロバート パーカーやステファン タンザー、デキャンター誌、 J.サックリングなど世界的なワイン評論家 によって高く評価されています。
ミシェル ロラン
『世界にはワイン造りに適した場所がたくさんありますが、アルゼンチンは特に恵まれています。アンデス山脈のおかげで標高の高さ、乾燥した穏やかな気候、そして日照量に恵まれているのです。アンデス山脈から流れてきた 砂利や石混じりで構成される土壌は、とてもぶどうに適しているのです。』