アシャヴァル・フェレール カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
メンドーサの2つのエリアの畑のブドウを使用、9ヶ月フレンチ・オークで熟成。品種の特性を正確に表したカベルネで、果実味がミネラルを支えています。
評価
2013VT ワイン・スペクテーター:91点獲得
2013VT ティム・アトキン:93点獲得
テイスティング・コメント
深みのあるルビーレッド。香りはラズベリーやプラム、カシス、イチジクのアロマに、ハーブやブラックペッパー、特徴的な黒トリュフのヒント。そしてモカ、コーヒーなど上品な樽のニュアンスに、タバコ、濡れた石、洗練されたミネラルのノートが混ざり合う。アタックはしなやかでなめらか。ジューシーな果実味に溢れオレンジピールのような、弾ける爽やかさが心地よいアクセント。バランスのとれた綺麗な酸味、さらにミネラルが織りなしフレッシュさと複雑な深みを体現している。タンニンはキメ細かくボディは中庸。アフターは繊細で果実とオークのフレーヴァーと共に酸の余韻が心地よい。合わせるお料理は、赤身の肉料理、仔羊のロースト、ジビエ、ビーフシチュー、ハンバーグなど。
2019年8月試飲
アシャヴァル・フェレール
1998年に2つの理念の基、アシャヴァル・フェレールを設立することによって一つの夢を果たしました。アシャヴァル・フェレールの理念 -全てのワインにおいて最高のクオリティを追求する、そしてテロワールを尊重する-。アルゼンチンは、その土壌、豊かな太陽、そして今日ではほぼ唯一と言われるフィロキセラの害を受けていない接木なしの古いブドウの木から、ユニーク且つ、高品質ワインを生み出すポテンシャルがあります。
アシャヴァル・フェレールは、イタリアとアルゼンチンの文化が友情と尊敬の念で深く結びついており、イタリア人ワインメーカー、Roberto Cipressoの鋭く直観的な視点でテロワールを表現しています。畑はメンドーサ州、アンデス山脈の麓に位置し標高は海抜700メートルから1100メートル。砂漠に似た土壌や気候条件がマルベックや他の黒ブドウの栽培に理想的です。低い収穫量、痩せた水はけの良い土地、気温差(暖かい昼、涼しい夜)、全ての要素が組み合わさり、バランスが良く複雑で奥行きがありストラクチャーのあるブドウが成熟します。