ザントス カベルネ・ソーヴィニヨン カリフォルニア 2016
モントレー、サンタ・バーバラ・カウンティ、ソノマ・ヴァレーからのブドウで、新樽60%、中古樽40%で15ヶ月。
テイスティング・コメント
エッジが赤みがかった、ルビーレッド。粘性は高め。ブラックベリーに小粒の赤い実、スミレ、リコリス、ドライハーブの香り。微かなミントのニュアンスがフレッシュな印象を与え、さらにナツメグやモカ、トーストなど木樽由来の香りが混ざり合う。口に含むとスムーズでなめらか。ソフトな口当たりから瞬く間にアルコール感が口内を支配し同時に果実味が前に出る。カシスやイチジクを思わせる親しみやすい味わいで、ほんのりと甘いテイスト、酸味はしなやかでバランスがとれている。熟したタンニンがしっかりとした構造と質感をもたらしシームレスで、広がりがある。パワフルというよりはしなやかで、甘美なるアフター。合わせるお料理は、牛フィレ肉やラム肉のロースト 赤ワインソース、牛頬肉の赤ワイン煮、ハンバーグ、ビーフシチュー、牛しゃぶ、すき焼きなど。
2019年5月試飲
プレシジョン・ワイン・カンパニー
プレシジョン・ワイン・カンパニーは“プレシジョンPrecision(正確さ、精密さ)”という名前が示すように、各ワインは細部にわたって細心の注意が払われ徹底した品質管理がなされています。それは畑でのブドウの収穫から醸造の工程、オリジナルの包装のデザインに至るまで。ワインの製造プロセスのすべてのステップにおいて正確に管理されているのです。
プレシジョン・ワインは、風味の複雑さ、terroirの多様性、そしてカリフォルニアのアペラシオンとワイン生産地域のユニークな特徴を素直に表現しつつ、価格を抑えた優良な生産者として知られています。
Xanthos ザントス
ザントスという名前はギリシャ神話に由来しています。フシアのペレウス王の息子であるアキレスに与えられた、2頭の不死の馬のうちの1頭の名前です。馬の名前はバリウスとザントスで、トロイ戦争中に戦車を引く馬として活躍しました。
Vineyard:ザントスに使用されるブドウ
ジンファンデルのブドウ畑はカリフォルニアのロダイに位置します。ロダイはカリフォルニアのセントラル・ヴァレーの北部、サン・ホアキン・カウンティにある都市です。また、カベルネ・ソーヴィニヨンはモントレー、テンプラニーリョはサンタ・バーバラ・カウンティ、マルベックはソノマ・ヴァレー地区からです。
