フェルナン・ルメール ブラン・ド・ブラン プルミエ・クリュ NV
粘土石灰質土壌。平均樹齢30年。ドザージュ: 8g/l。
テイスティング・コメント
キラキラと輝く、澄んだ淡いイエロー。香りは華やかかつフルーティーで、白桃や洋梨のコンポート、白い花を想わせ、爽やかなシトラスの香りや石灰、ミネラルのノートが混ざり合う。さらにトーストやナッツ、バター、ペストリーの香りにジンジャーなどのスパイス香。口に含むと爽やかでピュア。辛口にしてほんのりと甘味を感じ、クリーミーでなめらかなテクスチャー。ミネラルを含み、生き生きとした酸味がバランスよく交わりシャープで、透明感がある。グリップは比較的やさしく品がよい。気品漂う中にも親しみやすさがある。合わせるお料理は、サラダ類、魚介のカルパッチョ、生牡蠣、アンチョビを添えた料理、魚の塩焼き、寿司など。
2019年11月試飲
フェルナン・ルメール
シャンパーニュ フェルナン・ルメールは1903年に設立されたRM(レコルタン・マニピュラン)で、シャンパーニュの聖地のひとつ、Hautvilliersオーヴィレ村に位置します。歴史的に100年以上のRMは非常に珍しく長い歴史の中で培われた信頼と実績は造り手として誇るべき財産です。
畑はドン・ペリニヨンが活動していた修道院のすぐそばにあり有機栽培に近いウルトラ・レゾネ、常にブドウの品質を最適化し環境を維持することを目的とした持続可能な農法(サステイナブル)にて管理しています。現在は4代目エレーヌ氏がシャンパーニュの伝統的なノウハウを維持しながら、父と共にワイナリーを切り盛りしています。
シャンパーニュでは、シャルドネ、ピノ・ノワール、ピノ・ムニエの3種類のブドウ品種を使用しています。生産本数はおよそ50,000本で、そのうち70%がフランス国内で消費され、残りの30%が輸出されています。シャルドネに特化した高品質なシャンパーニュを世に送り出しています。