ドメーヌ・デ・ペルドリ ニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ オー・ペルドリ レ・ユイット・ウーヴレ 2011
平均樹齢は約90年。
ドメーヌ・デ・ペルドリはオー・ペルドリの99%を所有し(ほぼモノポール)、かの有名なクロ・デ・コルベのすぐ上部に隣接し、丘の中腹に位置する主に粘土質の東向きのクリマの北側の畑。ウーヴレはブルゴーニュだけで使われる測定サイズで1ウーヴレは一人が一日で耕作できる畑の広さ(4.28アール)。このキュヴェ名である8ウーヴレはオー・ペルドリの畑の中でも最も古い1922年に植えた樹の畑から採れた良質なブドウを完全に選果。マセラシオンしながら15~18日間の発酵後新樽100%で18ヶ月熟成。
【テイスティング・コメント】
ブラックカラント、ブルーベリーなど黒い果実の濃縮したアロマ。スムーズなスパイス感、複雑味、丁寧に抽出された品の良いタンニンが印象的で力強いがバランスがとれていています。深みの有る余韻が長く続きます。
※インポーター資料より
■ドメーヌ・デ・ペルドリ
1996年にベルトランとクリスティアンヌ・ドゥヴィラール夫妻が購入し所有、現在もその息子アモリーと娘オーロールとともに経営、運営管理を行っています。ドゥヴィラール家は12世紀から続く有名な一族で、2003年にベルトラン・ドゥヴィラールがアントナン・ロデ社の社長を退き現在はドメーヌの活動に専念しています。息子と娘の名前を取って作られた新会社A&Aドゥヴィラール社が5つの自家ドメーヌを管理し独占的に販売しています。この5つの優良ドメーヌはブルゴーニュ・ラヴァーにとっては垂涎のドメーヌ・デ・ペルドリやシャトー・ド・シャミレをはじめコート・ド・ニュイからシャロネーズ、マコネと広がりブルゴーニュの地に深く根付いています。それぞれのテロワールを毎年最もピュアに表現できるベストなワインを世に送り出すことをオーナーのドゥヴィラール家は何より心掛けていて、近年では専門誌や評論家からも非常に高い評価を得ています。
エシェゾーはDRCに匹敵、もしくはそれ以上と高評価!
その中のひとつであるドメーヌ・デ・ペルドリは辛口ワイン評価誌『ル・クラスマン』で「2001年のエシェゾーがD.R.C.の造るエシェゾーに匹敵する」との評論を獲得しました。所有畑はニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ“オー・ペルドリ”や、グラン・クリュのエシェゾーの中でも最高の位置を所有。他、ジュヴレ・シャンベルタン・プルミエ・クリュ“ペリエール”、ヴォーヌ・ロマネ、ニュイ・サン・ジョルジュ、ニュイ・サン・ジョルジュ・プルミエ・クリュ“テール・ブランシュ”、ブルゴーニュ ピノ・ノワール、など7アペラシオン18区画12haを所有しています。その12ha全ての畑がコート・ド・ニュイに位置し、そのうち約6ha、50%がプルミエ・クリュとグラン・クリュに格付けされているというコート・ド・ニュイ地区の中でも恵まれたテロワールを所有する名門です。
全体の平均樹齢は35年。リュット・レゾネを実践し100%手摘みで収穫し、そのテロワールの上質さと精密で厳格なワイン造りの哲学で今ではブルゴーニュを代表する偉大な生産者の一つとなっておりその名を知られています。