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ヴァグナー・シュテンペル リースリング・トロッケン・グーツヴァイン 2016

ヴァグナー・シュテンペル

 

Riesling Trocken

Gutswein

/Weingut Wagner-Stempel

 

こちらの商品は通常のボトルよりも背丈が高くなっております。

ギフト化粧箱には対応しておりませんのでご注意ください。

 

ヴァグナー・シュテンペル リースリング・トロッケン・グーツヴァイン 2016
商品コード:3216
ヴァグナー・シュテンペル リースリング・トロッケン・グーツヴァイン 2016

産地:ドイツ ラインヘッセン

品質分類・原産地呼称:クヴァリテーツヴァイン VDP.グーツヴァイン

栽培方法:有機

品種:リースリング100%

タイプ:白ワイン 辛口

アルコール度数:12%

容量:750ml

仕様:スクリューキャップ

参考小売価格:¥2,915(税込)

販売価格:¥2,252(税抜)

¥2,477(税込)

ポイント:22Pt
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ヴァグナー・シュテンペル リースリング・トロッケン・グーツヴァイン 2016

熟成:ステンレスタンク&ジャーマンオークの大樽

樹齢は2~15年、ジーファースハイム村近郊の複数の畑のブドウをブレンドして造られます。成熟したブドウに由来するジューシーさとリッチなアロマを持つミディアムボディ。豊かなミネラルと伸びやかな酸が全体を引き締めており、繊細でエレガントなフィニッシュにつながります。ベーシックレンジであるにも関わらず、本格的な辛口スタイルが十分に楽しめる1本です。

評価
2016VT ジェームズ・サックリング:92点獲得

テイスティング・コメント

グリーンがかった淡いレモンイエロー。粘性は中程度より低め。香りにはレモンやグレープフルーツなどの柑橘類やグリーンアップル、白桃、ミント、ジャスミン。新鮮味に溢れた上品なアロマが広がりジンジャーや鉱物、燻製、典型的なミネラルのノートが混じり合う。構成としてはシンプルでクリアーな印象、洗練された趣がある。口に含むと爽やかで軽快な飲み口。ピチピチと弾けるフレッシュな酸の刺激が心地よく、味わいはドライながらもジューシーでエキスが充実している。フレンドリーでリッチな味わいの中、カチっとした硬質なミネラルを含み伸びやかでキレのある酸が全体を引き締める。中庸のボディ感があり甘辛のバランスが美しい。繊細でエレガントな余韻を引きたてる。合わせるお料理は、シーフード、チキンサラダ、ジャーマンポテト、スパイスを効かせたアジアン料理、モッツァレラなど

2018年4月試飲

 

ヴァグナー・シュテンペル

ヴァグナー・シュテンペル
ヴァグナー・シュテンペル

メッセージ・イン・ア・ボトル

ドイツ最大のワイン産地であり、夏は暖かく冬は穏やかで雨も少ない恵まれたエリアであるラインヘッセン。自然条件がほぼ完璧なため、昔からワインの名産地として名を馳せていましたが、甘口ワインの「リープフラウエンミルヒ(聖母の乳)」の出現により、大量生産の産地というマイナスイメージに苦しんだ歴史的背景があります。このイメージを払拭するのに重要な役割を果たしたのが“メッセージ・イン・ア・ボトル”と呼ばれる若い生産者たちのグループです。創立は2002年で、当初のメンバーはキューリンク・ジロー、クラウス・ケラー、ヴィットマン、ヴァグナー・シュテンペルといった現在のラインヘッセンのスター生産者たち。

安ワイン産地のイメージが強い中で本格的な辛口を造っていた彼らは、周囲から注目されるようになり、次第に新聞の取材を受けるようになりました。徐々にメンバーも増え、活動の幅が広がった結果、ラインヘッセンのイメージを変えるきっかけとなっただけでなく、ドイツ中の若い生産者たちに大きな刺激を与えました。その中でも特に功績を残したのがヴァグナー・シュテンペルのダニエルです。なぜなら、彼は忘れられていた、あるいはかつては認められていなかったテロワールでも正確に解釈すれば素晴らしい品質のものになるということを世界中に証明したからです。

飲み手を魅了するワイン

ヴァグナー・シュテンペルはラインヘッセンの最西部にあるジーファースハイム村に18haの畑を所有しています。この村は火山活動によって形成されたエリアの近郊にあるため、ラインヘッセンで唯一の火山性土壌となっています。今でこそ名産地として知られていますが、実はこの地はダニエルが1992年に一族のビジネスを受け継ぐまで良質なワイン産地としては知られていませんでした。彼がこの地に見つけたテロワールの優位性は、まず風化した流紋岩(石英比率の高い斑岩で、火山岩の一種)土壌のため収量がとても低いこと。次に石が多く酸性で栄養分が少ないこと。最後にローム質の表土がかなり薄い(50cm未満のところもある)ため、適度な保水力に加え、蓄熱性が高いことでした。リースリング、特に古樹はとりわけこうした条件を好みます。

この好条件の下、ブドウは有機栽培によって育てられ、酵母や亜硫酸を添加しないマストをステンレスタンクや伝統的なオーク樽で自然発酵させます。こうして生み出される彼のワインは、ボリューム感がありながらも香りやフレーバーが上方向へ伸びるトーンの高さと、粒の細かいミネラルが造る鋭角的な印象が見事に調和しており、瞬く間に飲み手を魅了していきました。

2004年には、プレミアムワイン生産者グループであるVDPのメンバーとなり、有名なドイツワイン評価誌アイヒェルマンによって「新人賞」を与えられ、またゴーミヨ誌からは「彼のワインは本当に特別である」と絶賛されるようになりました。ワインの品質が素晴らしいことは言うに及びませんが、歴史的な観点から見てもラインヘッセンを語る上で決して外してはならないのがこのヴァグナー・シュテンペルなのです

ヴァグナー・シュテンペル
ヴァグナー・シュテンペル

 

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