ドメーヌ・レ・アレクサンドラン クローズ・エルミタージュ ルージュ 2015
樹齢:平均40年
醸造:手摘みで収穫。伝統的な醸造法。100%除梗。3日間低温浸漬。ポンプオーヴァーとパンチダウンを毎日2回。発酵20日間。樽で12~18ヶ月熟成。
評価
2015VT ワイン・スペクテーター:92点獲得
テイスティング・コメント
紫を帯びた濃いめのルビー。粘性は中程度より高め。香りはプラムやブルーベリー、スミレのアロマにオリーブ、ハーブ、ブラックペッパー、ミネラルのヒント。新鮮で、スパイスの香りに溢れており、さらにカカオやタバコ、スモーキーな樽のニュアンスが感じられる。口に含むとスムーズでしなやか。活気があり、シルクのように滑らかなタンニンと調和のとれた酸味。濃縮感があり、赤や黒のベリーフルーツに、爽やかかつビターなチェリーの香味が絡み合う。一見濃厚な印象だが、するりと喉への通りが良く実になめらかで、味わいは洗練されている。非常にきれいなつくり。純粋でジューシーな余韻をもつ。合わせるお料理は、赤身肉料理、ジビエ、豚や鶏肉料理、トマト料理など。
2019年2月試飲
ドメーヌ・レ・アレクサンドラン
ドメーヌ・レ・アレクサンドランは2009年にタン・レルミタージュ出身のアレクサンドル・カゾとギョーム・ソレルによって設立されました。アレクサンドルは深いブドウ栽培の知識をもち、ギョームはエルミタージュのワイン生産者ファミリーに生まれ、才能ある醸造家です。この最適なパートナー・シップによりドメーヌは設立後、わずか数年間で発展していきました。
ドメーヌ・レ・アレ クサンドランのスタイルは深みをもつタンニンとエレガンス、そして繊細なアロマで、クローズ・エルミタージュとサン・ジョセフの2つのアペラシオンに注力しています。畑はサステイナブル農法で、ワイナリーはクローズ・エルミタージュにあるメルキュロルの村に位置しています。
クローズ・エルミタージュ
畑:4ha 粘土/砂質土壌
ポン・イゼール(レ・フルリス)とボーモン・モントゥ(ヴィ・マーニュ)の村に位置
赤い果実、フローラル、スパイスの香りが溢れます。とてもバランスが良く、シルクのように滑らかなタンニンをもっています。若い時でも楽しめ、また数年熟成させることでより野性的でローストの特徴がアロマから表れます。