ドメーヌ・エレスティン・マッツィニ ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2017
ジュヴレ・シャンベルタンのシャン・フラン区画のブドウ。石灰岩に粘土の混ざる砂が加わる土壌。1986年に植樹。飲みやすく果実感に溢れ、食事に合わせやすい快活な味わいです。
テイスティング・コメント
輝きのあるやや濃いルビーに紫のトーン。香りはフルーティーで魅惑的。クランベリーやラズベリー、チェリーのコンポート、ビーツ、赤い花を想わせ、フレッシュなハーブ、鉄、ミネラル、上品なオークのヒント。味わいもまたフレッシュで、華やかな香味が十分なインパクトを与える。実にピュア、香り高い果実味を尊重し抽出されたタンニンはソフト。口当たりが良くジューシーで何より瑞々しさが印象的。飲みやすく非常に綺麗なスタイル。甘美な果実のフレーヴァーが余韻に残る。合わせるお料理は、生ハム、鴨肉のロースト、鶏肉の赤ワイン煮、白身魚のポワレ、治部煮、串揚げなど。
2020年2月試飲
ドメーヌ・エレスティン・マッツィニ
エレスティン・マッツィニはブルゴーニュ出身のフローレンス・エレスティンとシャンパーニュ出身のシモン・マッツィニの夫婦が2012年にフローレンスの 両親が持っていたドメーヌ・エレスティンを引き継ぎ、設立したドメーヌです。 10年間、家族のもつジュヴレ・シャンベルタンの畑で働いた後、ジュヴレ・シャン ベルタン、モレ・サン・ドゥニ、シャンボール・ミュジニーに広がる5.5haの畑でワインを造り始めました。コート・ド・ニュイの個々のテロワール、クリマを忠実に表現し、ヴィンテージによっては全房発酵でストラクチャーや滑らかさを与えています。
*全てのワインにArdeaSealのクロージャーを使用しています。
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール
醸造:ジュヴレ・シャンベルタンのシャン・フラン区画のブドウ。石灰岩に粘土の混ざる砂が加わる土壌。1986年に植樹。低温でマセラシオン後、天然酵母で発酵。若干のピジャージュ。 60~70%全房発酵。熟成はオーク樽(35~40%新樽)で16~18ヶ月。清澄やろ過はせず、月齢カレンダーに従い瓶詰め。飲みやすく果実感に溢れ、食事に合わせやすい快活な味わいです。