ドメーヌ ド クルテイヤック 2017
熟成: 80%は樽、残りはタンク
テイスティング コメント
やや深みのあるルビー / ガーネット。香りはプラム、チェリー、ブラックベリーのアロマにアイリス、仄かなスパイスのノート。そしてバニラ、トースト、モカ、落ち葉、土っぽいニュアンスが混ざり合う。味わいはスムーズでまろやか。豊かな風味が口いっぱいに広がり適度にふくよかなコクを感じる。酸のバランスも素晴らしい。丸みを帯びた上質なタンニンが核となり、味わい全体をまとめ上げる。ジューシーかつ繊細さを合わせ持ち、フィニッシュには心地よいビター感。合わせるお料理は、赤身肉料理、ハンバーグ、ハッシュトビーフなど。
2022年4月試飲
ドメーヌ ド クルテイヤック / ドメーヌ メヌレ
数多くのワイナリーを手掛ける凄腕醸造家、ステファン ドゥルノンクールがコンサルタントを務めています。
畑は高台のとてもいい場所に位置し、葡萄の畑の畝と畝の間に草を生やしています。非常に水はけのよい土壌です。熟成は、30%新樽、50%1回使用樽、20%タンクです。当初はミシェル ロランがコンサルタントを務め、2006年のブレンドから代わってステファン ドゥルノンクールが関わっています。
1990年までサン テミリオンのシャトー ラルマンドを所有していたオーナーのドミニク メヌレ曰く、「私の造りたいクルテイヤックのスタイルはシルキーで、カシミヤを液体化した最初の男になりたいんだ。だから、ドゥルノンクールなんだよ」。
この価格のワインとしては異例のセカンドワインも造っています。このワインをお試しになれば、誰もこのアペラシオンの割に高い、などとは思わないでしょう。