ジャン フィリップ マルシャン ブルゴーニュ シャルドネ 2021
ソフトなアロマが心地良く、フルーティで爽やかな味わいが素晴らしい。
醗酵: ステンレスタンク 75%、オーク樽(228L) 25%
熟成: 75%はステンレスタンク 9カ月、25%はオーク樽(228L、新樽は使用せず) 9カ月
テイスティング コメント
輝きのあるレモンイエローの色調。香りは白桃、洋梨、蜜リンゴ、白い花のアロマが広がりスパイス、仄かなナッツの香りがアクセント。味わいはなめらかでフレッシュ。程よいボディに力強さ、はっきりと豊かさを感じる果実味が特徴。締りのある綺麗な酸がバランスよく溶け込んでおりしっとりと艶っぽいなめらかなテクスチャー。上品にまとまっており飲み心地が良い。
合う料理 白身魚のカルパッチョ、川魚の蒸し焼、魚介・鶏肉のグリルなど。
2023年5月試飲
ジャン フィリップ マルシャン

現当主、ジャン フィリップ マルシャン氏で7代目となります。メゾンとしての設立は1984年ですが、その起源は1813年までさかのぼることが出来る長い歴史があります。1983年に、先代のクロードがジュヴレ シャンベルタン村の中心部に位置する18世紀の古いワインハウスを取得しました。その後、ジャン フィリップが引き継ぎました。
「ブドウ本来の味わい」と「土壌の特徴」を大切にするため、アペラシオン、畑ごとに小容量のタンクで醸造を行います。マルシャン氏が常日頃口にする言葉が、彼らの目指す生産者像を如実に物語っています。
『我々は決して大規模な生産者でもなければ、高級な生産者でもない。それを目指そうとは全く思わない。目指すのは、“身の丈に合った”ワイン造り。お客様にとって“価格的にも品質的にもちょうど良い”ベスト バリューなワインを供給する生産者であることです。』
ワイン造りの哲学は、各テロワールの真正性を尊重し、テロワールが繁栄し、その真の特徴を表現できるようにすることです。健全に育ったブドウを温度管理されたステンレスタンクで発酵させた後、オーク樽でワインを熟成させます。
