ドメーヌ トプノ メルム ブルゴーニュ アリゴテ 2020
醸造: 手摘みで収穫し、丁寧に選果。除伷しプレス後24時間 12℃にてデブルバージュ。ステンレスタンクで発酵後、10ヶ月熟成。
青リンゴやレモンのピュアでフレッシュなアロマ。快活で豊かな酸と共に柔らかさを備えた美しいバランスのワインです。
テイスティング コメント
輝きのあるストローイエロー。香りはリンゴ、シトラス、メロンのアロマと爽やかなハーブ、ホワイトペッパー、ナッツのニュアンスが混ざり合う。口に含むとフレッシュでピュア。豊かなミネラルと旨みのある繊細な果実感。快活だがしなやかで控えめな酸度、スムーズな飲み心地で味わいが充実している。果実感のあるさっぱりとしたフィニッシュ。
合う料理 シャルキュトリー、魚のフライ、貝類のアヒージョ、アクアパッツァ、ハムとパセリのゼリー寄せ(ジャンボン ペルシエ)など。
2023年6月試飲
ドメーヌ トプノ メルム
18世紀からブドウを栽培する家系で育ったジャン トプノとドゥニーズ メルム が、1963年の結婚を機にドメーヌを開始しました。双方の先祖から所有する樹齢60年 の古樹を含め、ニュイとボーヌに13ヘクタールの畑を所有しています。テロワールを重視し、複雑でピュアな味わいを追求。ワインの真髄であるフィネスとエレガンスを映し出す果実の凝縮度はすべて畑仕事からという理念で、すべてにおいて丁寧な作業を行います。2001年からオーガニック栽培を行い、今では7世代目の兄妹(兄 ロマン、妹 ヴィルジニー)もチームに加わり、家族代々ブドウ栽培の歴史を引き継いでいます。
アンリ ペロ ミノとは母方のいとこ同志で、1972年頃に複数の畑を分割して相続しました。ドメーヌも斜向かいにあります。グラン クリュのシャルム シャンベルタンとマゾワイエール シャンベルタンを別々に造り始めたのは2000年から。キャラクターが全く異なり、マゾワイエールの樹齢は60~70年で小さい粒をつけるため、タイトで複雑性のあるワインを生み出します。シャルムは樹齢40~45年、赤いフルーツのニュアンスが強く、チャーミングで柔らかなスタイルです。またクロ デ ランブレーも所有していますが、年間約200本と生産量が非常に少ないいため入手が困難なワインです。