シュロスケラライ・ゴベルスブルク レス グリューナー・ヴェルトリーナー 2018
醸造:ステンレススティールタンクで醗酵後、熟成。
土壌:レス(黄土質)土壌
レスはドナウ渓谷に広がる古くからある土壌です。レスの柔らかい母岩の丘はヴァルトフッィアテルの裾野からランゲンロイスまで続きます。レスはアルプス地方から何千年もの時間をかけて風に吹かれて堆積した砂状の土壌です。ドナウの伝統的な味わいを表現したワイン。軽快な中にも丸みがあり親しみやすい味わいです。
テイスティング・コメント
黄金がかったレモンイエローにグリーンのトーン。香りはグリーンアップルやグレープフルーツ、ライムなどフレッシュフルーツのアロマに、ペッパーやフェンネル、ハーブの香りがアクセント。次第にあらわれる花の蜜や桃のタルトを想わせるほんのりと甘い香りが魅力的で、他にナッツ、鉱物的なニュアンスを持つ。口に含むと爽やかで、軽快なアタック。キレのある酸と強いミネラルが軸となりスマートな印象だが、果実味は開放的で親しみやすさがある。搾りたての果汁のようなジューシーな味わいで、もちろん辛口。透明感を持ち合わせつつ味わいはしっかりとしている(スッキリとしたフィニッシュ)。合わせるお料理は、サラダ類や軽いパスタ、ズッキーニとジャガイモ炒め、茸料理、和食、寿司、天ぷらなど。
2019年8月試飲
シュロス・ゴベルスブルク
遅くとも1171年以来カンプタールでワインを生産する、現存するオーストリア最古のワイナリーのひとつです。ヴァインフィアテルを本拠地とするシトー派ツヴァッテル修道院の所有ですが、1994年以降、ワイナリー、ブドウ畑、果樹園、穀物畑、家畜等全ての所有権を現オーナー、ミヒャエル・モースブルッガー氏が60年リースで借り受け、運営しています。銘醸畑35haを所有し、グリューナー・フェルトリーナーとリースリングを主要葡萄品種に、高品質なワインを世に送り出しています。
シュロスケラライ・ゴベルスブルク レス グリューナー・ヴェルトリーナー
オーストリア ニーダーエステライヒ。土壌はペルム、角閃岩土壌です。栽培はサスティナブル農法を実践し、天候に応じたソイルワークとリーフワークに十分な手間をかけています。除草剤は不使用。生理学的熟成を重視しつつも、葡萄のフレッシュな風味を失わない段階で収穫します。畑におけるグリーンハーヴェストと入念な選果を行っています。
土壌:レス(黄土質)。レスはドナウ渓谷に広がる古くからある土壌です。レスの柔らかい母岩の丘はヴァルトフッィアテルの裾野からランゲンロイスまで続きます。レスはアルプス地方から何千年もの時間をかけて風に吹かれて堆積した砂状の土壌です。ドナウの伝統的な味わいを表現したワイン。まるみがあり、柔らかな口当たりと長い余韻があります。