セッラカヴァッロ ベジディエ ビアンコ 2018
醗酵: ステンレス・タンク/主醗酵後、ステンレス・タンクにてマロ・ラクティック醗酵
熟成: ステンレス・タンク熟成
シトラスや桃の香りに、芳香的な白い花の香り。温暖な産地で、比較的早めの収穫を行うことで、酸とボディのバランスが非常に素晴らしく、長く続くミネラル感が特徴的。
テイスティング・コメント
淡いストローイエローにグリーンのトーン。香りはミネラルを基調に、シトラスや白桃、洋梨、リンゴ、香り立つ白い花のアロマ。そして石、特徴的な塩気を伴い、透明感と瑞々しさがひしひしと伝わってくる。口に含むと爽やかでボリュームのある果実感。酸とのバランスが素晴らしく、フレッシュかつジューシーなエキス分に富む。スッキリとしながら果実由来の甘さをほんのり感じ豊かなミネラル感が余韻まで続く。ハリ・充実感のある辛口の白。合わせるお料理は、シーフードサラダ、白身魚のカルパッチョ、タコと茸のアヒージョ、貝料理、天ぷら、塩・ハーブを使った白身肉料理など。
2020年2月試飲
アジエンダ・アグリコーラ・セッラカヴァッロ
カラブリア州の地品種と高品質に拘る生産者
カラブリア州、北部にあるコゼンツァ県にある村の1つ、ビシニャーノ村にセッラカヴァッロはあります。クレーティ渓谷の中腹にワイナリーはあり、55haの土地を所有しています。うち、22haをブドウ畑、8haをオリーブ畑にしています。
1995年、現オーナーのデメトリオ・スタンカーティ氏が畑を一新し、カラブリア州で古くから栽培されていた品種に着目。マリオッコ・ドルチェ種やペコレッロ種などの栽培に力を入れ始めました。また、他にも国際品種のカベルネ・ソーヴィニヨンやシャルドネを植え始めます。
デメトリオ・スタンカーティ氏は、カラブリア州の地品種を中心としたワイン造りを心がけること。さらに量では無く、品質を重視すること。この二つをモットーにワインを造っています。セラーでは最新の設備や醸造技術を導入することで高い品質のワインを造っています。