ナパ グレン カベルネ ソーヴィニヨン ナパ ヴァレー 2017
カベルネ ソーヴィニヨンはヨントヴィルの畑から深い色合いと、樹齢が高く根を地中に長く伸ばした樹から凝縮感がある。カベルネ フランはオーク ノールの南東、ナパ川が長年かけて蓄積した砂利で水はけが良い土壌から。仏産+米産樽にて18か月間熟成。
テイスティング コメント
深みのある紫/ルビー、色濃くグラスの底は見えない。香りは成熟度が高くブルーベリーやブラックベリー、プラムを想わせ、ブラックペッパーやクローブ、ナツメグなどスパイスの香りがアクセント。他にバニラ、タバコ、ココア、モカ。フレッシュさもあり香りの幅が広がる。口に含むとリッチで厚みがありまろやか。しっかりとした骨格の中に、たっぷりとした果実味と濃密で丸いタンニンが共存する。粘性を感じる豊かな味わいで、クラシック・ナパ特有の甘みとボリューム感、そして十分なコクを備えている。シームレスなアフター、余韻はやさしく持続性がある。合わせるお料理は、肉料理全般、ビーフシチュー、ジビエ、トマト煮込み、チーズフォンデュなど。
2020年3月試飲
ナパ グレン
ナパ グレンは、「ストーンヘッジ」や「ヘイヴンス」等を手掛けているスミス アンダーソン・ワイン グループのブランドです。立ち位置は、ナパ カベルネの典型「ナパ ハイランズ」の弟分と言えます。
「グレン」とはスコットランド ゲール語で狭い峡谷や谷を意味し「ナパの峡谷=ナパ ヴァレー」を現わします。葡萄の価格が高騰するナパ ヴァレーの中で、⾧年培って来た栽培農家や自社畑を持つワイナリーとのコネクションを最大限に生かし、リーズナブル(価格に見合う=それ以上の味わい) & ティピシティー(ナパ ヴァレーにおける品種や特定の地区の個性・特徴を表現する)を最大の目標として造られるワインが「ナパ グレン」です。
クラシックなナパ ヴァレー カベルネ ソーヴィニヨンとは?
赤紫の濃い色合い、濃厚なベリー系のアロマ、ハーブ、スパイスのニュアンス、豊かでふくよかな果実味、フルボディの味わい。樽のニュアンス、ココア、葉巻、しっかりとしたタンニン(渋味)、長い余韻、肉料理との相性など。
畑: ナパ ヴァレー各地の厳選した畑からヴィンテージの個性によりセレクト。2017 年のカベルネ ソーヴィニヨンはヨントヴィルの畑から深い色合いと、樹齢が高く根を地中に長く伸ばした樹から凝縮感があり健康的な葡萄を得ることが出来ました。カベルネ フランはオーク ノールの南東、ナパ川が長年かけて蓄積した砂利で水はけが良い土壌で、湾に近い為、冷たい霧が朝晩入り日中は十分な日照量ある畑から。フレッシュな果実とスパイス感をカベルネ ソーヴィニヨンの力強さにプラス。