ドミニオ デ エグレン コディセ 2021
醸造・熟成: ステンレスタンク6ヶ月熟成後、フレンチ/アメリカンオークバリック併用にて6ヶ月熟成)
テイスティング コメント
紫がかった濃いガーネット。香りはラズベリーやブラックベリー、カシスのアロマに、スミレ、ブラックペッパー、クローブなどのスパイスのヒント。そしてビターチョコ、コーヒーなどのロースト香が混ざり合う。口に含むとなめらか。フレッシュかつジューシーな果実味に満ち凝縮感があるが、濃すぎず酸とのバランスがとれている。スイスイと杯が弾む口当たりの良さで、しっかりとした構造の下、甘辛度のバランスが絶妙。プリっとした純粋な美味しさがこみ上がる。気軽に飲める親しみやすさがありコストパフォーマンスに秀でた一本。合わせるお料理は、ラム肉のオーブン焼き、ローストビーフ、焼肉、ソーセージ、シチューなど。
2020年9月試飲(2017年ヴィンテージ)
ドミニオ デ エグレン
ラ ファミリア エグレン(エグレン家)は1870年より続く、リオハの名門です。数々のワインガイドやコンクールより高い評価を獲得し、スペイン国内のみならず国外からも絶大な評価を獲得しています。現在エグレン家では、「テーブルワインのドミニオ デ エグレン」、「リオハの伝統とモダン醸造を融合させたシエラ カンタブリア」、「クリュの特徴を最大限に表現したヴィニェードス デ パガノス」、「究極の手造りワインを目指すセニョリオ デ サン ビセンテ」、そして「トロの更なる可能性を求め2007年よりスタートしたテソ ラ モンハ」を運営しています。
ドミニオ デ エグレン
ドミニオ デ エグレンはワイン アドヴォケイトでスペイン ワイン初の100点満点を獲得した“テルマンシア”やワイン エンスージアストが選ぶ2007年度のベスト ワインに選ばれた“エル プンティード”など数々のスーパー スパニッシュを手がける「エグレン家」が『安定した、かつ安価で上質なワインを市場に供給したい。』という思いから、1988年に設立したテーブルワインに特化したワイナリーです。
設立当時の1980年代は、スペインの経済成長に伴うインフレでリオハ ワインは毎年のように約3%ずつ値上がりをしていた時期でもあり、エグレン家が拠点とするリオハではなく、スペイン中の違う地域で畑を探し回りました。その結果辿り着いたのがラ マンチャの東側の産地ラ マンチュエラでした。
葡萄は、自社畑と栽培方法や収穫期など、エグレン スタイルを守ってくれる契約栽培農家からの買取りの2通りを採用しています。エグレン ファミリーがつくるワインが全てそうであるように、ドミニオ デ エグレンに関しても収穫は全て手摘みで行っています。
コディセ『とんでもなくお買い得なワインだ!』
ワイン アドヴォケイトにて『アメリカで年間120,000本が飲まれるが、とんでもなくお買い得なワインだ!(#145‐2003年2月発行)』、『ボルチモアで最もあついレストラン‘Pazo 超一流のビストロ&タパス バー’のハウスワインになっているのは私にとってラッキーだ(#166‐2006年8月発行)』、『このワイナリーの赤ワインは本当に出来がよく信頼できる!~中略~ 彼等のワインは注目に値する価値がある(#105‐1996年6月発行)等々、高評価が与えられています。