カンティーナ ディ クストーツァ デッレ ヴェネツィエ ピノ グリージョ 2022
程よい果実味と酸が調和したバランスよい1本
わずかに感じる心地よいほろ苦さが魅力です。
ピノ グリージョの畑はヴェローナに位置しています。収穫した葡萄はやわらかく圧搾し、温度コントロールされたステンレスタンクで発酵、熟成させます。グリーンを帯びた淡い黄色、小さな白い花を思わせるエレガントで豊かなアロマがあります。若々しく、やわらかな口当たり、素晴らしくバランスがとれています。後味に感じる心地よい苦みと集約された果実の甘さがうまく調和しています。ラベルは、イギリスの童話「ジャックと豆の木」をモチーフにしています。
テイスティング コメント
輝きのあるレモンイエローに微かにグリーンのトーン。リンゴ、パイナップル、ピーチの香り。次第にグレープフルーツ、白い花、ほのかにナッツのような香りが現れる。口に含むと爽やかで軽快。豊かな果実味と柔らかな酸味がバランスよく、クリーンな印象、ドライ感もある。余韻に心地よいビター感、すっきりとしたフィニッシュ。
合う料理 サラダ、白身魚のカルパッチョ、ささみカツ、パスタなど。
2023年10月試飲
カンティーナ ディ クストーツァ
クストーツァを代表する生産者組合
カンティーナ ディ クストーツァは1968年に設立されたこのエリアを代表する生産者組合です。設立当初は83軒の栽培農家しかいませんでした。1971年にクストーツァのファーストヴィンテージの生産を始めました。この年は、ちょうどクストーツァがDOCに認定された年でもあります。これはカンティーナ ディ クストーツァにとってこの土地の歴史を大きく変える転機となりました。現在、組織は大きく発展し、200軒の栽培農家から構成され、全体で1,000haの畑で葡萄を栽培しています。
畑は主にガルダ湖の南東の斜面に位置しています。伝統を重んじながらも革新的な技術を取り入れ、その土地の個性が表現されたワイン造りを行っています。単なるワインとしてではなく、グラスを傾ける度に、葡萄を育てている人々の土地や伝統への情熱や愛情が飲み手に伝わるようなワインを目指しています。
童話をモチーフにした印象的なラベル
カンティーナ ディ クストーツァの「イ クラッシチ I Classici」シリーズはクストーツァのエリアで昔から造られてきた伝統的なワインのシリーズで、どんな食事にも寄り添う、調和のとれたフレッシュな味わいを持っています。ラベルには、時代を超えて愛されるこれらのワインと同様に、時代を超えて多くの人々に読み継がれている童話をモチーフとしています。ピノ グリージョは「ジャックと豆の木」、ロッソ デル モリーノは「三匹の子豚」がモチーフになっています。