ドメーヌ サン フェリック ロゼ 2023
舌触り滑らかで 程よい辛口、とにかく美味なカジュアル フレンチ ロゼ
醸造: マセラシオン後圧搾、バルーン圧搾機使用。15℃以下でステンレスタンク発酵。5ヶ月間熟成後、瓶詰め。
テイスティング コメント
シルバーがかった淡いサーモンピンクの色調。香りはレッドチェリー、小粒の赤い果実、スパイスのノート。そしてローズマリーやラベンダー、爽やかなハーブの香り。味わいはフレッシュでジューシー。軽やかな口当たりで、生き生きとした綺麗な酸が魅力。豊かさを感じながらドライ感もありバランスよく仕上がっている。エレガントで香り高い余韻、果実感とスパイシーさが絶妙のハーモニー。
合う料理 サラダ類、魚介のグリル・カルパッチョ、白身魚のハーブ蒸し、スモークサーモン、パスタ、ピッツァなど。
2023年11月試飲(2022年ヴィンテージ)
ドメーヌ サン フェリック / ドメーヌ レ ユーズ
ドメーヌ サン フェリック / ドメーヌ レ ユーズ
Domaine St Felix / Domaine Les Yeuses
ドメーヌ サン フェリック シリーズのワインはドメーヌ レ ユーズのメンバーがテロワールを最大限に尊重して栽培、生産したブドウから丁寧に醸造しています。モンペリエから南西に約 30km、牡蛎やムール貝の養殖で有名な塩水湖トー湖の近くに位置する、30 年間続いている家族経営のワイナリーです。畑は80haを所有しています。地中海性気候で年間を通じて温暖、夏は日射量が多くより乾燥。日差しの強い地中海沿岸に、ラベンダー、セージ、ローズマリー等のガリーグと呼ばれる香草が群生、その香りがワインに反映しています。海に近く、熟した葡萄にフレッシュな風合いをもたらしています。
ドメーヌ レ ユーズ
海岸と地中海の低木地帯の間にあるドメーヌ レ ユーズは、13世紀にテンプル騎士団の命令により古代ローマの別荘の敷地に建てられました。何世紀にもわたって、この建物は病院、フランス革命中の(Mèze)メーズの初代領事館、又はワインセラーとして使われてきました。ドメーヌの名前は、パトワにあるホルム樫の森「レ ユーズ」に由来しています。現在はシラカシの木はほとんど姿を消していますが、その代わりに、幹線道路からブドウ畑の一部を横切ってドメーヌ レ ユーズの建物まで続くオリーブの並木道が続きます。
ブドウ畑は80ha以上に広がっており、土壌は石灰岩の半斜面、ブドウは地中海性気候の恩恵を受けています。海が近いため、ブドウに新鮮さとミネラル感が加わり、沿岸ワインの美しい特徴であるフルーティーな香りと味わいが表現されています。1977年にダルデ家が始めたドメーヌ レ ユーズは現在も2代目のジャン ポールとミシェル兄弟がブドウ栽培とワイン造りを共有し、2005年に3代目となるシルヴァンとマガリが事業に加わりました。
非常に幅広いブドウ品種を生産していることで知られています。寛大さとエレガンスを備えたペイドックワインを提供したいという願いを込めて、変化に富んだテロワールでブドウを栽培しています。白ワインは、その典型的な特徴を最大限に表現するために、砂質土壌のブドウから収穫されます(シャルドネ、ソーヴィニヨン、ヴェルメンティーノ、ヴィオニエ、ミュスカ)。ロゼワインと赤ワインは、果実味、ストラクチャー、力強い味わいを得るために、より粘土質の土壌に植えられています(カリニャン、サンソー、メルロー、グルナッシュ、シラー、カベルネ、マルスラン)。