ディ・レナルド サンクス 2018
ディ・レナルドの渾身のフラッグシップワイン!先代に捧げる、感謝の一本。
サンクスは、ワイナリーが持つブドウ品種と、最高のノウハウを融合し造り上げた限定品で、家族に捧げる感謝の一本です。ラベルは1950年代頃に撮影された写真で父、叔父、祖母が写っています。『今のワイナリーがあるのは先代が居てくれたからこそ』という感謝の意を表しています。ファーストリリースは2016年で、年間生産本数が僅か3000本と少ない貴重なアイテムです。
醗酵:シャルドネのみオーク樽 主醗酵後、マロ・ラクティック醗酵(新樽比率100%、3カ月)
熟成:ステンレス・タンク
テイスティング・コメント
明るい黄金色。香りは桃やアプリコット、ファジーネーブル、アップルパイなどたっぷりとしたフルーツのアロマが満ち溢れ、バニラやヘーゼルナッツ、ローストしたアーモンドの香りがアクセント。他に黄色い花や蜂蜜、フレッシュなミネラル香。力強くオイリーなニュアンスも感じられる。口に含むとクリーミーで豊かなボディ感。旨みがありリッチで、ミネラルと共にジューシーな酸が味わいを支える。フレッシュかつフルーティーな飲み心地で、濃縮感が漂う。リッチな味わいながら非常にスムーズで、余韻は長くパッションフルーツを想わせる親しみやすさがある。合わせるお料理は、仔牛のグリル、ローストチキン、海老や貝料理、スモークサーモン、茸料理など。
2019年12月試飲
ディ・レナルド
フリウリの小さなワイナリーがつくる高品質・少量生産ワイン
ディ・レナルドは、Ontagnano(オンタニャーノ)にあるブドウ園で、高品質のフリウリ・グラーヴェ D.O.C.を造ることで定評があります。ワイン造りは伝統的手法の良い部分と最新のテクノロジーをうまく融合させた形で、手間暇を惜しまず、決して量を求めない高品質・少量生産を貫いています。レナルド家の歴史は1800年初頭にまでさかのぼることができます。常にオンタニャーノのワイン造りと共に歩んできましたが、10年程前にワイン造りにおいて大改革を行いました。
それはまず、レナルド家の畑に最も合ったブドウ品種を研究し、それを厳選して栽培することでした。そして更にそのブドウ自体の凝縮度を高めるために、1ha当たりのブドウの収量を厳格に調整しました。また、洗練された新しいテクノロジーを積極的に取り入れることにも努力をし、その結果、近年ワインの個性・品質を飛躍的に向上させることに成功しています。
信頼のおける性格がそのままワイン造りにも
オーナーであるマッシモ氏の性格、“非常に生真面目で計画的、何時も清潔で整理されている”がそのまま出ているワイナリー。ワインにも彼の性格がそのまま現れており、伝統に固執せず、常に新しいテクノロジーをいち早く取り入れる時代感覚を持っています。 また、インターナショナルマーケットを見据えたワイン造りを行い、特にニューヨークなどの最先端市場においても、その人気は急上昇中です。