アルマン ハイツ シュヴァリエ モンラッシェ グラン クリュ 2020
醸造: 全房圧搾によりリッチでふくよかな味わいを引きだす。タンクでアルコール発酵後、樽に移す。12ヶ月の熟成中、澱を攪拌。澱はアロマの元となる物質、前駆体を含み、攪拌することでアロマ前駆体を抽出する。
香りは比較的控えめで柑橘類が表れます。酸は非常に高く果実味と良いバランスがとれています。純粋さと余韻の長さが感銘を与えます。
インポーター資料より
ドメーヌ ハイツ ロシャルデ / アルマン ハイツ
ワイナリーの歴史を紐解くと1857年にまで遡り、フィロキセラ害によって売りに出ていた畑をジョルジュ ロシャルデが購入した事が全ての始まりです。1983年にジョルジュの孫娘ブリジットがクリスチャン ハイツと結婚し、ハイツ ロシャルデの名でブドウ栽培を始めました。収穫したブドウは全てボーヌのメゾン ジョセフ ドルーアンに販売していましたが、ブリジットの息子アルマン ハイツが醸造学を学び、2012年から家族が所有する畑の一部区画でブドウ栽培を始めました。
その後、ドメーヌ ハイツ ロシャルデを設立し、2013年ヴィンテージを初めてリリースしました。テロワールを最大限に引き出すため、畑ではビオディナミを実践しています。糖と酸のバランスが最大限に取れたところで収穫し、ピノ ノワール、シャルドネ双方とも全房発酵を行います。これにより複雑性や凝縮感が増すと考えています。軽くプレスした後、ほぼ濁った果汁のまま澱と共に樽で約一年間熟成させます。毎年少しずつ畑を増やしながら意欲的にワイン造りを行っており、ブルゴーニュの未来を担う若手醸造家としてジャシス ロビンソンも注目している期待の新星ワイナリーです。