ドメーヌ デ デュック ボージョレ ヴィラージュ プリムール ヴィエイユ ヴィーニュ ノン シャプタリゼ 2024 新酒
★最も遅い時期に収穫する平均樹齢60年の超熟果実がもたらす極上のプリムール (限定品)
ドメーヌが所有する畑は、ボージョレ地方でも指折りの晩熟の栽培地として知られています。栽培にはかなりの労力を要しますが,完熟ブドウがもたらす味わいは比類のないものです。誰もいない初秋の畑で摘み取られるデュックのブドウは、ボージョレ地方での収穫のフィナーレを飾ります。一粒一粒に太陽と大地のエッセンスが詰まった特別な果実から,極上の葡萄酒が生まれるのです。 樹齢60年以上の古木、完全無補糖、総生産本数はおよそ1200本程と大変希少なワインです。この機会にぜひご賞味ください。
ドメーヌ デ デュック
ドメーヌ デ デュックは、当主のジャック デュック、ジャックの弟クロードと妹のマリー=ジョー、ジャックの妻、そして息子のローランの5人でブドウの栽培からワインの醸造までを行っている家族経営のドメーヌです。1985年にジャックが両親からブドウ畑を受け継いだ時は8ヘクタールだったブドウ畑も、現在は、サン タムールに加えボージョレ ヴィラージュ、及びシェナにもブドウ畑を所有しています。ドメーヌがサン タムールに所有する区画の土壌は花崗岩質土壌で、南南東に面しています。
原産地呼称「サン タムール」
ボージョレの10あるクリュのなかで最北端に位置するのがサン タムールです。ソヌ エ ロワール/Saône-et-Loire県のほぼ全域に及ぶブドウ畑の面積は317ヘクタールにのぼり、土壌は石灰質が抜けた二酸化珪素を含む粘土質、砂岩、そして花崗岩質の小石混じり。サン ヴェランやマコンなど隣接する北のアペラシオンに近付くほど石灰質土壌が目立ってきます。
この土壌の違いから、サン タムールのワインは2つのタイプに分かれます。何れもガメィのブドウの質が見事に開花するようなタイプで、花崗岩質の土壌で育まれるブドウからは伝統的なボージョレ ワインのスタイルを持つもので、比較的キュヴェゾン(果皮浸漬)に時間を要します。この花崗岩質土壌で生まれるワインは、ボディがあり、ローブの色も極めて濃く、長熟。もう一つは、どちらかと言えばプリムールのようにソフトで軽いタイプのワインになります。
仏ワインガイド「デュセール=ジェルベ2003」にデュックのワインが掲載されました!
いつでも、デュックのサン タムールは頂点に立っている。サン タムールは紫色の反射光を伴う濃く、深いルビー レッド。豊満な果実の香りやスパイシーな香りを持つこのワインは骨格がしっかりとありリッチで、奥深い味わい。良質な熟れたタンニンに恵まれていて実に満足をさせてくれる。