ホーム>インフォメーション>2021年12月

2021年12月

伝統を重んじたワイン造り「バローネ コルナッキア」

202215161143.jpg

伝統を重んじたワイン造り「バローネ コルナッキア」

伝統を重んじたワイン造りに定評があるバローネ コルナッキアから、アブルッツォ州を代表する品種、華やかでクリーンな果実味のトレッビアーノと、生産者のセラーで特別にボトル熟成させたモンテプルチアーノのご紹介です。

バローネ コルナッキアはヒュー ジョンソン ポケット ワイン ブック2017では、優良生産者として掲載されており安定した品質に定評があります。

まずはトレッビアーノ

バローネ コルナッキア トレッビアーノ ダブルッツォ スペリオーレ 2020
Trebbiano d’Abruzzo Superiore /Barone Cornacchia

香りはアプリコット、パイン、メロン、リンゴの花、カモミール、そしてミネラルのノート。力強くフルーティーで洗練された趣がある。味わいは爽やかで果実味が豊かに広がり、活きき活きとした酸が全体をバランスよくまとめ上げる。硬質なミネラルのニュアンスを感じつつ柔らかな飲み心地が好印象。

合わせるお料理
サラダ、シーフード 白ワイン蒸し、アクアパッツァ、天ぷらなど。

 

続いてモンテプルチアーノ

バローネ コルナッキア モンテプルチアーノ ダブルッツォ 2016
Montepulciano d’Abruzzo /Barone Cornacchia

香りはブラックベリーやドライプラムなどの果実香とハーブ、クローブなどのスパイス、軽いロースト香。味わいはなめらかで甘さを抑えたドライ仕立て。力強く洗練された果実味と、熟成により溶け込んだ柔らかなタンニンが絶妙のハーモニー。滋味深さがあり熟成に向いた上級レベルを彷彿させる。まさに飲み頃で、まろやかなコクが心地よい。

合わせるお料理
赤身と白身の肉料理、野菜、茸料理、パスタやピザなど。

バローネ コルナッキアのワインはこちら

その品質は2級シャトーにも相当「CH マロジャリア マルゴー」

202215144041.jpg

その品質は2級シャトーにも相当「CH マロジャリア マルゴー」

シャトー マロジャリアはファーストリリースの1999年以来、高い注目を集めているメドック初のガレージワインです。現オーナーはフィリップ ポルシュロン氏で、手掛けているのはボルドー最高のサクセス ストーリーとして知られているガレージワインの代表格“シャトー ド ヴァランドロー”のオーナー、ジャン リュック テュヌヴァン氏と妻のミュリエル氏です。畑はデュ テルトルとモンブリゾンの間に位置し、樹齢は平均50年を超えています。因みに「マロジャリア」とは、ラテン語でマルゴーの意味。

シャトー マロジャリア マルゴー 2015
Château Marojallia Margaux

香りはカシス、ブラックベリー、ブラックチェリーなどの果実にスミレ、木樽由来のロースト香。ビターチョコレートやカカオの香り。タールやクローブなどのスパイスのニュアンスも感じる。味わいはまろやかで目の詰まったタンニンが存在し層状で噛み応えがある。しっかりとした骨格は正にカベルネを基調としたものだが、素晴らしく熟したタンニンと調和のとれた酸味、力強くもエレガントでまとまりが良い。コクを備えたフルボディ、純度が高く気品が備わっている。

合わせるお料理
牛や鴨肉のロースト、ジビエ、スペアリブなど。

産地: フランス ボルドー地方 マルゴー
品種: カベルネ ソーヴィニヨン70%、メルロ30%
タイプ: 赤ワイン フルボディ

商品ページはワイン名をClick

ジュヴレ最高峰の1つ、クロード デュガのネゴシアン部門「ラ ジブリオット」

202215143011.jpg

ジュヴレ ャンベルタン最高峰に数えられるクロード デュガのネゴシアン部門

「ラ ジブリオット」

最新ヴィンテージ2019年が入荷しました。

2019年はミルランダージュのブドウが多く見られたそうです。収穫量が減ってしまいましたが、凝縮した小粒のブドウが採れ、糖分・酸も十分にある素晴らしいワインに仕上がりました。

本日はジュヴレ シャンベルタンをご紹介します。

ラ ジブリオット ジュヴレ シャンベルタン 2019
Gevrey-Chambertin /La Gibryotte

香りはカシス、プラムなどの果実とスミレ、リコリス、バラのドライフラワー、スパイシーなハーブのノート。そしてロースト香、なめし革、土、マッシュルームの香りなど複雑なニュアンスを醸し出している。口に含むとなめらかで、豊かな酸とキメ細かなタンニン、果実味とが一体となりフレッシュでバランスの良さを感じる。アペラシオン特有の力強い味わいながらエレガントでビロードのような質感が特徴。時間の経過に伴い風味の広がりを感じる。花の蕾がほころぶように表情が柔らかくなりじんわりと旨みが染み渡る。ゆっくりと向き合ってお楽しみを。

合わせるお料理
牛や鴨肉のロースト、ジビエ、鶏肉やマグロの赤ワインソース煮、寿司、ウオッシュチーズなど。

産地: フランス ブルゴーニュ地方 コート ド ニュイ
品種: ピノ ノワール100%

商品ページはワイン名をClick

ラ ジブリオットのワインはこちら

シャンパーニュ ベスラ ド ベルフォンのミレジム2008がトロフィーを獲得!

202215142315.jpg

シャンパーニュ ベスラ ド ベルフォンのミレジム2008がトロフィーを獲得!

Besserat de Bellefon, Congratulations on winning!
JWC 2021 : Platinum / BEST OF SHOW /Trophy for Best Champagne/Sparkling Wine Besserat de Bellefon Millesime 2008

吉報が届きました!

今年度開催された、アジア最大規模のワイン審査会の一つ「ジャパン ワイン チャレンジ」にてシャンパーニュ ベスラ ド ベルフォンのミレジム2008がトロフィーを獲得しました。まずは白とスパークリングの中でのトップに立ち、さらに赤も合わせた全体のトップを決める中でもトップという偉業を成し遂げました。

ベスラ ド ベルフォンとはご縁があり、当店でも長く紹介しているシャンパーニュ メーカーです。まだコロナが流行していなかった2年前の夏、当時社長に就任されたばかりのゴドフロイ氏を金沢にお招きしてメーカーズディナーを開催しましたが、あの時の感動が再びよみがえりました。

コロナ禍で暗いニュースばかりが目立つ中、明るい話題で心が晴れた気持ちになりました。

暗い気持ちを吹き飛ばす、 表現力豊かでパワフルな上質シャンパーニュで乾杯!

ベスラ ド ベルフォン キュヴェ デ モワン ブリュット ミレジム 2008
Cuvée des Moines Brut Millésime /Besserat de Bellefon

香りは柑橘類、アプリコット、蜂蜜のアロマにジンジャーやアニスなどのスパイスのニュアンス。そしてトーストやアーモンドのビスコッティにミント、チョーク、ミネラルのノート。味わいは生き生きとしており濃密。しっかりとした骨格をもち、酸味とミネラル感がふっくらとした果実味とボディを引き立たせる。寛大で、力強さとフィネスとの見事なコントラスト。ドライ感があり、リンゴや白桃、ナッツ、ミントの風味が混ざり合う。アフターにエキゾチックな果実のフレーヴァーが持続し、酸の余韻が心地よい。

合わせるお料理
肉と茸の料理、鶏肉のトリュフ添え、茸のクリーム煮、フォアグラ、ホタテのグリエ、スモークサーモンとアボカドのサラダなど。

所在地: シャンパーニュ地方 エペルネ
品種: シャルドネ69%、ピノ ノワール21%、ピノ ムニエ10%
タイプ: スパークリングワイン 白 辛口

商品ページはワイン名をClick

ブルゴーニュの高貴なブドウが生み出す、美しい泡とエレガンス「ルイ ピカメロ」

20221405559.jpg

ブルゴーニュの高貴なブドウが生み出す、美しい泡とエレガンス

「ルイ ピカメロ クレマン ド ブルゴーニュ ブラン ブリュット NV」

1926年にブルゴーニュ地方リュリーに設立されたワイナリー、ルイ ピカメロ。現在は3代目当主フィリップ ショタール氏が指揮をとり、『少量生産』と『手摘み』にこだわったワイン造りを行っています。1975年にクレマン ド ブルゴーニュがA.O.C.に認められる前から瓶内二次醗酵のスパークリングワインを生産していたという屈指の歴史を誇ります。 過去にはブルゴーニュワイン専門誌Bourgogne Aujourd'hui にて “私たちが選ぶ、上級クレマン ド ブルゴーニュ”において1位・2位を独占したという快挙も成し遂げています。

本日は、ふくよかな味わいで、バランスのよい仕上がりの白をご紹介します。

ルイ ピカメロ クレマン ド ブルゴーニュ ブラン ブリュット NV
Crémant de Bourgogne Blanc Brut /Louis Picamelot

香りはシトラス、ピーチ、洋梨、白い花のアロマにホワイトペッパーのニュアンス。そしてブリオッシュやデニッシュ、香り豊かなブーケが包み込むように広がる。味わいは滑らかで繊細な発泡が心地よく果実味が豊か、中庸のボディ感をもつ。しっかりとした芯の強さはピノ ノワールを想起させるが、何より柔らかくふくよかな印象も。ストラクチャーがありしっとりとした泡立ち、品の良さも感じる。

合わせるお料理
アペリティフ、シーフード、肉のテリーヌ、フライや天ぷらなど。

産地: フランス ブルゴーニュ地方
品種: シャルドネ43%、ピノ ノワール34%、アリゴテ19%、ガメイ4%
タイプ: スパークリングワイン 白 辛口

商品ページはワイン名をClick

ランブルスコの高貴品種、ランブルスコ ディ ソルバーラ

20221404928.jpg

ランブルスコの高貴品種、ランブルスコ ディ ソルバーラ

「メディチ エルメーテ カレッツァ メトド クラッシコ ブリュット NV」

ランブルスコといえば、赤の弱発砲性ワインが有名ですよね。一般的にイタリアでは安ワインとして扱われてきましたが、そのイメージを払拭したのが今回ご紹介の「メディチ エルメーテ」です。

メディチはフラッグ シップのコンチェルトでランブルスコ史上初のガンベロロッソ最高評価を10年連続で獲得し、そしてワイナリーとしては2010年にエミーリア ロマーニャ州最優秀ワイナリー(ヴィニタリー2010)を獲得するなど、まさに名実ともにNo.1ランブルスコ メーカーであり、ランブルスコの歴史を変えた生産者です。

そんなメディチがランブルスコの高貴品種、“ランブルスコ ディ ソルバーラ”を使用して瓶内二次発酵のスパークリングワインをつくりあげました。

ランブルスコ ディ ソルバーラは、比較的酸が高く、エレガントかつシャープな味わいになることから、ランブルスコ種の中でも高貴な品種といわれています。 その味わいは・・・

メディチ エルメーテ カレッツァ メトド クラッシコ ブリュット NV
Carezza Metodo Classico Brut /Medici Ermete & Figli s.r.l.

外観、色調は淡くほんのりピンクがかったチェリーレッド(ロゼカラー)。香りはストロベリーやラズベリー、ピンクグレープフルーツなどのフレッシュ果実に、バラやスミレなどの華やかなアロマ。そして僅かに香るナッツの香り。口に含むと爽やかでフルーティー、その上でしっかりとドライ感がある。繊細で控えめなタンニン、酸味はやや豊かですっきりとしたフィニッシュ。活気があり果実味が主張し過ぎないので、前菜はもちろん幅広い料理と相性が良さそう。「赤」というよりは「ロゼ」の印象が強く、余韻にエレガントな雰囲気を醸し出している。

合わせるお料理
前菜、サラダ、シーフード、牡蠣、生ハム、ソーセージ、フライなど。

産地: イタリア エミーリア ロマーニャ
品種: ランブルスコ ディ ソルバーラ100%
タイプ: スパークリングワイン 赤 辛口

商品ページはワイン名をClick

2つの地中海に挟まれた大地と太陽の恵み「サン マルツァーノ M メルロ」

20221404339.jpg

2つの地中海に挟まれた大地と太陽の恵み「サン マルツァーノ M メルロ」

東にアドリア海、南西にイオニア海の2つの地中海を臨むイタリア サレント半島に位置するワイナリー、サン マルツァーノから、メルロ100%のワイン、「M メルロ」のご紹介です。

創業は1962年。2000年頃から自社元詰めワインの生産を開始し、ワイン造りの哲学は、“プーリアの土地の風土で育てられた完熟ブドウで、新鮮な果実味をしっかりと表現すること”。ピュアでクリーン、卓越したバランス感覚のワインを数多く世に送り出しています。 畑の標高は100m。プーリアの太陽をたっぷりと浴び、フランス産バリックで12ケ月熟成。アルコール感のある濃厚な果実味で、カシスリキュールのような上品な甘さが心地よい。妖艶で滑らかなワインに仕上がっています。

サン マルツァーノ M メルロ 2019
M Merlot /Cantine San Marzano

熟したプラムやカシス、ブルーベリーを思わせる甘い果実香が印象的で、さらにドライフラワーやチョコ、トフィー、バニラのノート。ナツメグなどのスパイスのニュアンスも感じる。味わいはなめらか。アルコール感のある濃厚な果実味ながら重く残らず、香り同様に甘みを伴う。たっぷりとしておりカシスリキュールのような上品な甘さが心地よい。まろやかなコクを備えたフルボディでアフターの余韻も持続性がある。

合わせるお料理
ポークソテー(赤ワインソース)、ハンバーグ、豚の角煮、肉野菜炒め(ソース)など。

産地: イタリア プーリア
品種: メルロ100%
タイプ: 赤ワイン フルボディ

商品ページはワイン名をClick