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2019年8月

縁起の良い、人生の新たなイニシエーションに。「ブノワ・デウ イニシャション」

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縁起の良い、人生の新たなイニシエーションに。「ブノワ・デウ イニシャション」

開始、創業、

入会、入門、入会式。

また、人生の節目や通過儀礼、次のステップに進むこと等を意味する『initiation(イニシエーション)』。

縁起の良い、人生の新たなイニシエーションに、その意味をもつシャンパーニュはいかがですか。

「イニシャション ブリュット・ナチュール 2015」

生産者は樽発酵の名手ブノワ・デウ。2015年からピノ・ムニエとピノ・ノワールのブレンドでつくられたシャンパーニュで、先にご紹介したフラッグシップ“ラ・ルー・デ・ノワイエ”同様、こちらも希少なアイテムです(今回日本には240本限定!)。

ブノワ・デウ イニシャション ブリュット・ナチュール 2015
Initiation Brut Nature /Benoît Déhu

香りはリンゴやレモンのコンフィ、マーマレード、カモミール、ベルガモットティー。さらに八角やナツメグ、白檀などスパイスの香りに、アーモンドのような香ばしさ。気品漂うフローラルな印象があり背景に力強いミネラルが感じられる。口に含むとフレッシュで、重心は低くドライ感。繊細な泡の刺激が心地よくしっかりとした構造が感じられミネラルが溢れ出る。小気味良い酸味が緻密さを与え、中盤から厚み、ボディ感が増していく。旨みがじんわりと染み入るように広がりほろ苦さと酸味とのバランスが絶妙のハーモニー。歯切れが良くさっぱりとしたフィニッシュ。ミネラリーで長く続く余韻に果実と優しいオークのフレーヴァーが持続する。

合わせるお料理
魚介のマリネやパスタ、オイリーな肉・魚・海老料理、豆料理、スパイシーな料理など。

産地:シャンパーニュ地方 ヴァレ・ド・ラ・マルヌ フォソワ
品種:ピノ・ムニエ75%、ピノ・ノワール25%
タイプ:スパークリング 白 辛口

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一躍その名を馳せる事になりその地位を確立。樽発酵の名手「ブノワ・デウ」

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一躍その名を馳せる事になりその地位を確立。樽発酵の名手「ブノワ・デウ」

「シャンパーニュ ブノワ・デウ」は、1787年に設立されたデウ・ペール・エ・フィスの8代目当主ブノワ・デウが独自に手掛けるブランド、RMです。4年以上勤めたボランジェにて木材に対する感受性が高まり樽発酵・樽熟成について熱心に学びました。2000年にデウ・ペール・エ・フィスに戻り、デウ家が所有する13haの畑の内、1.7haの単一畑をビオディナミで管理し環境を尊重しながら高品質で、純粋なシャンパーニュをつくるべく尽力しています。彼の才能はすぐに開花し樽発酵の名手としてその名が知られるようになりました。

ブノワ・デウのスタイルは、美しい緊張感を持った繊細なミネラルと、ムニエの魅力的な白い花のアロマを備え、真っすぐでエネルギッシュ。総生産本数は極僅かで3000本と満たず日本への入荷も非常に限られています。ヴィニュロンの間でも注目度が高い「シャンパーニュ ブノワ・デウ」、地元フランスでも大変入手が困難になっています。

本日はフラッグ・シップの単一畑“ラ・ルー・デ・ノワイエ”をご紹介します。

ブノワ・デウ ラ・ルー・デ・ノワイエ ブリュット・ナチュール 2014
La Rue des Noyers Brut Nature /Benoît Déhu

香りはピーチやプラム、マイヤーレモン、カモミールのアロマに、焼きリンゴやアップルパイ、蜂蜜、ミントのヒント。さらにローストしたナッツやアーモンド、ブリオッシュの香りが広がり、果実香を尊重しながらもスモーキーなオークのニュアンスが心地よい。そしてミネラル香に、ナツメグや白檀などスパイスの香りも現われる。口に含むとフレッシュでしなやか。エネルギッシュな味わいの中、繊細なタッチから中盤にかけてふくよかさが増していく。純粋で、リッチな果実感。旨みがじんわりと染み渡りドライで、フィニッシュにかけて伸びやかな酸味が印象的。焦点が合っており調和のとれた酸味と厳格なミネラルがしっかりとした骨格を形成し表情は明るく程よいほろ苦さ。フィネスを感じる長く続く余韻へと誘ってくれる。

合わせるお料理
白身魚のカルパッチョやムニエル、甲殻類や鶏肉料理、パスタやリゾット、天ぷら、フォアグラなど。

産地:シャンパーニュ地方 ヴァレ・ド・ラ・マルヌ フォソワ
品種:ピノ・ムニエ100%
タイプ:スパークリング 白 辛口

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果実味がミネラルを支えるカベルネ・メンドーサ「アシャヴァル・フェレール」

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果実味がミネラルを支えるカベルネ・メンドーサ「アシャヴァル・フェレール」

アシャヴァル・フェレールは全てのワインにおいて最高のクオリティを追求し、そしてテロワールを尊重するという二つの理念の下、アルゼンチン メンドーサに設立されたワイナリーです。太陽の恵みとアンデスの標高差が生んだユニークなテロワール、さらにはフィロキセラの害を受けていない接木なしの古いブドウの木から、高品質なワインを世に生み出しています。

本日はラインアップから、メンドーサ産カベルネ・ソーヴィニヨンをご紹介します。
9ヶ月フレンチ・オークで熟成。果実味に溢れオレンジピールのような、弾ける爽やかさが心地よいアクセント。

アシャヴァル・フェレール カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
Cabernet Sauvignon /Achaval Ferrer

香りはラズベリーやプラム、カシス、イチジクのアロマに、ハーブやブラックペッパー、特徴的な黒トリュフのヒント。そしてモカ、コーヒーなど上品な樽のニュアンスに、タバコ、濡れた石、洗練されたミネラルのノートが混ざり合う。アタックはしなやかでなめらか。ジューシーな果実味に溢れオレンジピールのような、弾ける爽やかさが心地よいアクセント。バランスのとれた綺麗な酸味、さらにミネラルが織りなしフレッシュさと複雑な深みを体現している。タンニンはキメ細かくボディは中庸。アフターは繊細で果実とオークのフレーヴァーと共に酸の余韻が心地よい。

合わせるお料理
赤身の肉料理、仔羊のロースト、ジビエ、ビーフシチュー、ハンバーグなど。

産地:アルゼンチン メンドーサ
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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ピノ・ムニエの可能性に挑戦「ブールデール・ガロワ」-Vol.2-

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ピノ・ムニエの可能性に挑戦「ブールデール・ガロワ」

ポイントはドライアイス。

ブールデール・ガロワでは収穫から醸造の際にドライアイスをふんだんに使用します。収穫時、50kgのケースに少なめにブドウを入れ、ケースの底と真ん中、上部にドライアイスを入れ込みます。ドライ・アイスが解けると気体の炭酸ガスがブドウを空気から守ります。温度が下がり自然醗酵を止め、酸化しにくくなります。

そして圧搾時に機械の中、真ん中と上部にドライアイスを入れ込みます。パイプまたタンクの中にドライアイスを入れ、解けると気体の炭酸ガスがパイプとタンクから空気を押し出します。最初から空気との接触が無いため酸化防止剤は無添加。長い瓶熟成の後、ブドウからシャンパーニュになったジュースが初めて空気を感じるのはボトルを開けた瞬間のみです。

本日は、鮮やかなオレンジを帯びたサーモンピンクが美しい“ロゼ”をご紹介します。

ブールデール・ガロワ ブリュット・ロゼ NV
Brut Rosé /Bourdaire Gallois

香りはストロベリーやラズベリー、ピンクグレープフルーツ、ミカン、そしてキルシュに、イチジクなど華やかな印象。さらに八角や僅かなフェンネルの香り、炒ったアーモンドのような香ばしさ。背景にあるミネラルのニュアンスと相俟って洗練された深みが感じられる。口に含むとスムーズでしなやか。繊細なタッチから味わいは鮮明で、エネルギッシュなインパクト。はっきりとした酸味が感じられ、ボリュームとコク、心地よい緊張感で満たされる。フレッシュで軽快、調和がとれておりほろ苦さが全体を引き締める。

合わせるお料理
オマールのロースト、シーフード料理、中華、オードブル、赤身マグロの刺身やカルパッチョ、鴨肉のロースト ベリーソースなど。

産地:シャンパーニュ地方 プイヨン
品種:ピノ・ムニエ、ルージュ17%
タイプ:スパークリング ロゼ 辛口

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ピノ・ムニエの可能性に挑戦「ブールデール・ガロワ」

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ピノ・ムニエの可能性に挑戦「ブールデール・ガロワ」

シャンパーニュ地方、マシフ・ド・サン・テイエリーのプイヨン村に本拠を置くRM「ブールデール・ガロワ」。

シャンパーニュ地方の北部、(マシフ・ド・サン・テイエリーはその遥か昔は海だったこともあり、いわゆる他のエリアと違い⼟壌が浜辺にあるようなサラサラな砂で出来ています。(この⼟壌は”Sablo-Limoneux”サブロ・リモヌと呼ばれる稀有な土地。)

畑にはピノ・ムニエがメインで85%、次いでシャルドネ(10%)とピノ・ノワール(5%)が植樹されています。樹齢は古く平均で50年、最も古いもので1922年に植えられたものも。ブールデール・ガロワでは、この稀有なテルワールを守るために自然を生かした栽培にこだわっています。2000年から全ての畑には青草を増やし栽培はビオロジック農法を実践、土壌を尊重したブドウ栽培を心がけています。

また、テロワールの特徴を最大限に体現するために全てのキュヴェはドサージュ:0g/lでつくられています。独特なフレッシュさとミネラル感を備えた、フーティーなシャンパーニュが生まれるのです。これがシャンパーニュ ブールデール・ガロワのスタイルです。

本日はブリュット・トラディションをご紹介します。

ブールデール・ガロワ トラディションNV
Brut Tradition /Bourdaire Gallois

香りはリンゴや洋梨、タンジェリン、ピンクグレープフルーツのアロマ。ヨードや石灰的なミネラルを背景に、アーモンドや軽くトーストしたパン、さらに溶かしバターの香りが現われる。香りの幅に奥行きがありピュアな印象と共に深みが感じられる。口に含むとスムーズでなめらか。丸みのある繊細なタッチから、じんわりと広がる豊かな風味。ドサージュはゼロ(0g/L)で極めて辛口ながら、その中にしっかりと熟した果実の旨味が感じられる。ピュアで、程よいボディ感。調和のとれた上品な酸味が味わいに緻密さをもたらし、フィニッシュに心地よい塩気を伴う。

合わせるお料理
海老のグリル、魚介のカルパッチョ、寿司、天ぷら、生ハム メロンなど。

産地:シャンパーニュ地方 プイヨン
品種:ピノ・ムニエ100%
タイプ:スパークリング 白 辛口

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アドヴォケイト100点!ソーテルヌの最高峰「シャトー・ディケム 2009」

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アドヴォケイト100点!ソーテルヌの最高峰「シャトー・ディケム 2009」

シャトー蔵出し!ソーテルヌの最高峰“シャトー・ディケム”が入荷しました。

シャトー・ディケムは、1855年に制定されたソーテルヌとバルザックの格付けにて、第一級のさらに上、特別第一級 Premier Cru Superieur に格付けされているソーテルヌ至高のシャトーです。

「ディケムがボルドーに2つとない偉大なワインであることは、説得力のある真実だと主張できる。」
(講談社「BORDEAUX ボルドー 第4版」ロバート・パーカーJr.著)

今回、ヴィンテージは2009年。ワイン・アドヴォケイトで100点獲得した偉大なるヴィンテージです。

「2009年のディケムは後世に語り継がれる素晴らしいワインであり、何十年にも亘って光り輝き続けるだろう」
(ワイン・アドヴォケイト 2014.06)

750mlは1本専用木箱入り、 375mlは同商品を3本単位でご注文いただきますと特製木箱が付いています。

シャトー・ディケムの商品ページはこちら

オーセイ・デュレスの新星ドメーヌ「クロ・デュ・ムーラン・オー・モワーヌ」

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オーセイ・デュレスに本拠を置く新星ドメーヌ「クロ・デュ・ムーラン・オー・モワーヌ」

オーナー兼醸造家であるジョルダン氏は、ディジョン大学にて醸造学を修め、3年のあいだ栽培・醸造チームと意見交換をしながら品質の向上に努めてきました。ワイン造りにおいては大地に根ざした考え方をもっています。ビオディナミおよびビオロジックの実践、地中微生物の動きを活発にすること、光合成を活発に行うようにすることによって、彼の所有する古木はより自然に、品質の高いワインを生み出すことに成功。

2012年5月、リーデル社が発表する新・ブルゴーニュグラスのプロモーション・トリップがあり、リーデル社が選ぶ「6つの素晴らしいドメーヌ」に選出。その他選出された顔ぶれはエティエンヌ・ソゼ、ルイ・ジャド、アルベール・ビショー、ジョセフ・ドルーアン、メオ・カミュゼといったスターたち。クロ・デュ・ムーラン・オー・モワーヌは設立間もないドメーヌとして唯一選出され既に高い注目を集めています。

本日は、本拠地オーセイ・デュレスの単独所有畑“クロ・デュ・ムーラン・オー・モワーヌ”の古木区画、限定生産の赤をご紹介します。

クロ・デュ・ムーラン・オー・モワーヌ オーセイ・デュレス クロ・デュ・ムーラン・オー・モワーヌ ヴィエイユ・ヴィーニュ 2015
Auxey-Duresses Clos du Moulin Aux Moines Vieilles Vignes(Monopole) /Clos du Moulin Aux Moines

香りはキルシュに、ブラックベリーやブルーベリー、牡丹、バラのドライフラワーを想わせ凝縮感のある華やかなアロマで、気品が漂う。さらにリコリス、アールグレイ、カカオ、ローストしたオークの香り。温かみがあり大地と共に、奥から広がるミネラルのヒント。口に含むとスムーズでなめらか。ビロードのようなタンニンが溶け込む豊かな果実味で、力強い凝縮感と密度の高いミネラルの構造をもつ。瑞々しく、調和のとれた上品な酸味。旨みがじんわりと口中を満たし熟れたプラムやベリー、チェリーの風味に、スパイシーな樽の要素がアクセント。程よく肉付き、余韻は長くエレガント。アフターに果実とオークのフレーヴァーが持続する。

合わせるお料理
ハム、豚や仔羊・鴨肉のロースト、ジビエ、串揚げ料理、マグロのカルパッチョ、焼き魚、リゾットなど。

産地:フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ボーヌ地区
品種:ピノ・ノワール100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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ブルゴーニュ公国、初代公王のシャトーが醸すビオロジック・ワイン

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ブルゴーニュ公国、初代公王のシャトーが醸すビオロジック・ワイン「CH ド・サントネイ」

『ガメイ種禁止勅令』。1395年、ブルゴーニュの畑からガメイを引き抜き、より高貴なピノ・ノワールを植えるよう奨励したのが、ブルゴーニュ公国の初代公王、フィリップ・ル・アルディ(豪胆公)でした。この勅令は、その後のブルゴーニュにとって大変画期的なものとなったわけですが、かのフィリップ公王が所有していた城の一つにサントネイ村の”シャトー・ド・サントネイ”があります。(今日、シャトーはクレディ・アグリコール・グループの傘下)

畑はサントネイをはじめ、アロース・コルトン、ポマールなどボーヌ地方を中心に広がり、さらにはニュイの特級クロ・ド・ヴージョを所有、総面積は97haに及びます。

畑では除草剤に頼らず耕作するとともに、草生栽培を施し土壌の微生物層を活性化。”カリテ・フランス”と”テラ・ヴィティス”の認証を受けたビオロジック栽培を実践し、テロワールの特徴を最大限引き出すべく、最適な醸造が行われています。

本日はオート・コートの単独所有畑“クロ・フィリップ・ル・アルディ”赤をご紹介します。

シャトー・ド・サントネイ ブルゴーニュ オート・コート・ド・ボーヌ クロ・フィリップ・ル・アルディ ルージュ 2016
Bourgogne Hautes-Côtes de Beaune Clos Philippe le Hardi Rouge(Monopole) /Château de Santenay

ラズベリーやブルーベリー、カシスなど野性味のある力強い果実香が印象的で、続いてリコリスや下草、バニラ、モカ、トーストのニュアンスが現れる。表情が豊かで濃縮感が漂うアロマ。時間の経過とともにその芳香は勢いを増していく。口に含むとなめらかで、たっぷりとした果実感。集中度が極めて高く濃密な味わいながら、タンニンは穏やかで綺麗に溶け込んでいる。親しみやすさがありヴィヴィットで、熟した風味・仄かな甘みを感じつつドライ感がある。柔らかなフルボディ。果実のフレーヴァーに富んでおり長く続く余韻をもつ。

合わせるお料理
鴨とポルチーニ茸のパエリア、ローストポーク、仔牛の煮込み料理、エスカルゴなど。

産地:フランス ブルゴーニュ地方
品種:ピノ・ノワール100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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プイィ・フュイッセの名を世界に知らしめたシャトー「シャトー・ド・フュイッセ」

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プイィ・フュイッセの名を世界に知らしめたシャトー「シャトー・ド・フュイッセ」

プイィ・フュイッセをブルゴーニュ地方南部の田舎酒からコストパフォーマンスに優れたスタイリッシュな辛口白ワインへと導き、世界に大きく広めたのが、5世代にわたってシャトー・ド・フュイッセを守るヴァンサン家です。特徴的な五角形の塔とルネサンス様式のポーチは、もうお馴染みですよね。

本日はレジョナル、ブルゴーニュ・ブランをご紹介します。ブドウはロッシュ・ヴェルジッソンにあるマコン・ヴィラージュの畑のシャルドネを100%使用。果実味とミネラル、酸味とが一体となりスッキリとしつつもふくよかで、凝縮した果実の旨みが堪能できます。

シャトー・ド・フュイッセ ブルゴーニュ・ブラン 2017
Bourgogne Blanc /Château de Fuissé

香りは新鮮なリンゴやグレープフルーツ、レモン、柑橘系の花のアロマに、鉱物や石灰、ミネラルのノートが心地よいアクセント。味わいはスムーズで、そしてピュア。適度にミネラルの骨格を感じながら果実味は柔らかに広がり搾りたてのリンゴや洋梨、レモンを想わせる。透明感のあるジューシーな辛口で、凛としていてキメ細かい酸味が調和したエレガントなスタイル。果実味とミネラル、酸味とが一体となりスッキリとしつつもふくよかで、凝縮した果実の旨みが堪能できる。

合わせるお料理
カナッペ、鶏ささみのサラダ、魚介料理、豚・鶏胸肉のソテー、アンチョビとドライトマトのパスタ、ゴルゴンゾーラのリゾットなど。

産地:フランス ブルゴーニュ地方
品種:シャルドネ100%
タイプ:白ワイン 辛口

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絶滅の危機に立つ古代品種"サシー"を救え「エドモンド・シャルモー・エ・フィス」

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絶滅の危機に立つ古代品種“サシー”を救え「エドモンド・シャルモー・エ・フィス」

サシーはイタリアをルーツとする13世紀からの非常に古くから存在する白ブドウで、ブルゴーニュではオーセール南部の修道僧によって広められました。かつてはこのエリアで一般的な品種でしたが、大半はシャルドネに植え替えられてしまい、現在は絶滅が危惧されるほど栽培面積は極僅かとなっています。

たまにクレマンで見かけますがシャルドネとアリゴテに、サシーは僅かなブレンド。古代品種サシー100%で白ワインを醸造しているのは今回ご紹介しますエドモンド・シャルモーを含めほんの数えるほどしかありません。

エドモンド・シャルモーでは平均樹齢50年のサシーを使用。『量より質』を重視し、植樹感覚をコントロールしてブドウ樹の勢いを抑えています。昔、一般に造られていた量産タイプのサシーは出来が良くなかったそうです。しかし彼らのように低収量で育てるとよく熟し、他の品種とは個性の異なるクオリティーの高い白ワインに仕上がるのです。

エドモンド・シャルモー・エ・フィス コトー・ブルギニョン サシー 2017
Coteaux Bourguignons SACY /Edmond Chalmeau & Fils

香りは新鮮なレモンやライム、グレープフルーツにカモミール、そして蜜蝋や塩気、石。少しフリンティで、独特の強いミネラルのニュアンスを感じる。味わいはフレッシュでしなやか。直線的で伸びのある綺麗な酸とミネラル感が特徴で、すっきり感はもちろんのこと、程よくふくよかな印象を与える。旨みがギュッと凝縮されており鼻に抜ける海風のような爽快感が堪らない。活気があり一見酸度は高めだが、一口目よりは二口目と、杯を重ねる毎にその美味しさが込み上がり深みを増していく。繊細で、抜群の透明度。調和の取れた酸が全体をまとめあげ、フィニッシュのキレがよい。

合わせるお料理
サラダ類、魚介のマリネ、ほうれん草のポン酢和え、レモンを添えたフリットや天ぷら、春雨など。

産地:フランス ブルゴーニュ地方
品種:サシー100%
タイプ:白ワイン 辛口

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