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2018年8月

テロワールを尊重したワイン造り「CH フルール・オー・ゴーサン」

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『ヴィンテージごとに異なる物語がある。我々はそれを受け入れ、寄り添うようにしている。』

そう語るのは、フロンサックの西、ヴェラック村に位置するシャトー・フルール・オー・ゴーサンの4代目当主エルヴェ・リュイエ氏。エルヴェが目指すのは、テロワールを尊重したワイン造りであり、そのアプローチにおいて自然が最も大きな力を持つと考えています。しかし、それは熟成を待たなければ飲み頃にならないワインと言う意味ではありません。彼のワインの特徴は“フィネスとエレガンス”であり、豊かなアロマと力強いタンニンが素晴らしく調和しています。

本日は、良い年にしか造られない“テール”をご紹介します。

石灰岩を多く含む粘土質土壌、南向きで日当たりのよい場所にあります。葡萄の平均樹齢は30年。植密度は4,500本/ha、収穫量は45hl/haです。質の高い葡萄を得るため、芽かき、グリーンハーベストを行い、葡萄が完熟するように葉落としの作業を丁寧に行います。収穫は葡萄の温度が上がらないように夜間に行います。アルコール発酵前に7度で48時間、低温マセラシオンをおこないます。発酵は温度コントロールしたステンレスタンクで行います。熟成は400Lのオーク樽で6ヶ月行います。ボルドーでは熟成に225Lの樽を使うことが一般的ですが、樽のニュアンスを強くさせず、果実味を豊かにしたいと考えているため400Lの樽を使います。清澄せず、フィルターもかけません。

テール シャトー・フルール・オー・ゴーサン 2009
"Terre" Château Fleur Haut Gaussens

香りにはブラックベリーやプラムなどの果実香にスミレ、ローリエ、木樽由来のバニラやコーヒー、チョコ、ロースト香が混じり合う。そしてクローブやナツメグなどスパイスの香り。皮革、腐葉土、微かに森の下生えのようなニュアンスをもつ。アタックはソフトでなめらか。熟したタンニンが溶け込むまろやかな口当たりで包み込むような豊かさと質感が感じられる。濃縮味があり穏やかな酸から飲みやすい印象、それでいてアルコール感が充実しておりこのクラスとしては余韻の長さが突出している。豊満で味わい深きボルドーワイン、親しみやすい味わいの中にも複雑さが感じられる。

合わせるお料理
仔羊の香草ロースト、肉煮込み料理、すき焼き、肉じゃが、牛タンシチューなど。

産地:フランス ボルドー地方
品種:メルロ90%、カベルネ・フラン5%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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良心的な価格と品質の高さで人気「ガデ・ペール・エ・フィス ミュスカデ SM / SL」

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一般に、『ミュスカデは軽快で安価なもの』が多いですが、ガデ・ペール・エ・フィスの手掛けるミュスカデは良心的な価格はもちろんのこと品質の高さに定評があります。現当主は4代目となるクリストフ・ガデ氏。彼はドメーヌ運営に携わる前はサンセールなどの他の生産者の下で修行に励み、ロワール地方独特のテロワールとその長所を活かす為の必要な経験を積んできました。栽培は厳格なリュット・レゾネを実践し環境に配慮した昔ながらの自然な造りを心がけています。

現在、120ものプロットからなる畑は48haあり、年産30万本を誇るドメーヌにまで成長しました。良心的な価格と高い品質は多くの専門家やワインファンを唸らせるほどの出来映えです。彼らのミュスカデはPARIS17区にあるアラン・デュカスの魚介レストラン"RECH"でもオンリストされている逸品なのです。

ガデ・ペール・エ・フィス ミュスカデ・セーヴル・エ・メーヌ・シュール・リー ラ・グラン・レゼルヴ 2017
Muscadet Sèvre et Maine sur lie LA GRANDE RÉSERVE /Gadais Père et Fils

アロマは新鮮かつフルーティーで、レモンやグリーンアップル、洋梨、メロンなどの果実香、白い花を思わせ、ヨードや貝殻などのミネラルの香りが豊かに広がる。そしてシュール・リーからくるイーストやパンなどの香り、ほんのりとキャンディのような甘いニュアンスがあらわれる。アタックは爽やかでピチピチと弾ける爽快な飲み口で、舌上には微かに気泡が感じられる。酸味はシャープでキレがよい。心地よい緊張感と、引き締まった中にも果実味はふくよかでエキス分に富んでおり果実味と酸とのバランスが優れている。味わいは鮮明で十分な旨みとともに塩味があり、フィニッシュはすっきりとしている。

合わせるお料理
蒸した野菜の塩・マヨネーズ和え、白身魚の塩焼き、鯛のカルパッチョ、寿司、天ぷら、棒棒鶏など。

産地:フランス・ロワール
品種:ムロン・ド・ブルゴーニュ100%
タイプ:白ワイン 辛口

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冷やして美味しい弱発泡性の赤「コンチェルト・ランブルスコ・レッジアーノ」

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赤い弱発泡性ワインで有名なランブルスコは、イタリアでは安ワインとして扱われていますが、そのイメージを払拭したのが「メディチ・エルメーテ」です。メディチはフラッグ・シップのコンチェルトでランブルスコ史上初のガンベロロッソ最高評価を9年連続で獲得し、またワイナリーとしても2010年にエミーリア・ロマーニャ州最優秀ワイナリー(ヴィニタリー2010)を獲得するなど、まさに名実ともにNo.1ランブルスコ・メーカーと言えるでしょう。

葡萄は、レッジオ・エミーリア地区産のランブルスコ・サラミーノ種100%。収穫量を規定より格段に落とし単一畑のブドウを使用しています。味わいは辛口にして、果実由来の自然な甘さが残るフルーティーなタイプで、冷やしてシュワっとお楽しみを。

メディチ・エルメーテ コンチェルト・ランブルスコ・レッジアーノ・セッコ 2017
Concerto Lambrusco Reggiano Secco /Medici Ermete & Figli s.r.l.

アロマはフルーティーかつフローラルで力強い果実香が魅力的。新鮮なブルーベリーやラズベリー、カシスリキュール、ラベンダー、スミレの花を思わせジュワっと弾けるような果実の甘い香りが広がる。その中にはオレガノや僅かにスパイスのニュアンスも感じられる。口に含むとスムーズでやさしい発泡が心地よく瞬く間にジューシーな果実感で満たされる。鮮度よろしくもぎたての黒や赤のベリーフルーツを頬張っているかのようで、辛口にして残糖が感じられ味わいは親しみやすいもの。タンニンは程よく十分なボディ感に、ふくよかなフレーヴァーがアフターへと続く。

合わせるお料理
バルサミコ酢を使った肉料理、ミートソースのパスタやピッツァ、ソーゼージ、サラミ、塩のきいた生ハムなど。

産地:イタリア エミーリア・ロマーニャ州
品種:ランブルスコ・サラミーノ100%
タイプ:弱発泡 辛口 赤

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カベルネのスペシャリスト、ペレス・クルスのトップ・キュヴェ「ピルカス」

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カベルネのスペシャリスト、ペレス・クルスのトップ・キュヴェ

「ピルカス カベルネ・ソーヴィニヨン」

昨日に続き、ペレス・クルスのワインです。アンデス山脈の麓にある標高500mの畑の中でも、最高の区画の葡萄を選別して造るペレス・クルスのトップ・キュヴェ。この区画は、アンデスの山から崩れた石や土による崩積土と、川によって運ばれた砂利や丸石が多く見られる堆積土の両方が混ざる土壌です。山からの土は、果実味と深みを与え、川からの土はスパイシーさ、フレッシュさ、そしてエレガンスを葡萄に与えます。セパージュはカベルネ・ソーヴィニヨン100%。ワインはたっぷりとした旨みのあるフルボディで、スムーズな飲み心地、そのフレッシュな風味が抜群に美味しいです。

ビーニャ・ペレス・クルス ピルカス カベルネ・ソーヴィニヨン 2014
Pircas Cabernet Sauvignon /Viña Pérez Cruz

香りにはよく熟したラズベリーやプラム、カシスリキュール、ブラックペッパー、ミント、ほのかなハーブのノートが心地よいアクセント(特徴的なユーカリのアロマは控えめ)。樽香は上品で豊かな果実香をやさしく包み込むように広がり、バニラやナツメグ、杉、なめし革などの複雑なブーケをもたらしている。濃縮感に加えてミネラル感も十分にあり洗練された趣がある。アタックはなめらかで緻密な構造、辛口にして残糖を感じるも酸味がくっきりとしており締りが良い。タンニンは柔らかくしっとりとした舌触りで、厚みとともに粘性が感じられる。現時点においてとてもスムーズな飲み心地で、そのフレッシュな風味が抜群に美味しい。たっぷりとした旨みのあるフルボディ、エレガントに仕上がっておりアフターの余韻は長め、温かみがある。

合わせるお料理
牛、ラム肉のロースト(香草焼き)、ミートローフ、ビーフシチュー、焼き肉、すき焼き、チョリソーなど。

産地:チリ マイポ・ヴァレー
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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造るのは赤ワインのみ!「ビーニャ・ペレス・クルス」

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首都サンティアゴの周辺に広がるマイポ・ヴァレーは、19世紀後半のフィロキセラ禍よりも前から、ボルドー系の葡萄品種を栽培していた歴史のある産地です。気候は温暖で穏やかな地中海性気候で、アンデスの麓の気温日較差は20℃に達するといいます。アンデス山脈から吹き降ろされる冷たい風は畑を冷まし、葡萄の熟成はゆっくりと進み、素晴らしいアロマが保たれるのです。

ビーニャ・ペレス・クルスはこの地にワイナリーを構え、全てが自家畑。そして生産するワインは赤ワインのみという拘りをもっています。マイポ、アンデスのテロワールが黒葡萄の栽培に適しているからです。

本日はカベルネ・ソーヴィニヨン・レセルバ 2015をご紹介します。この2015年が、デカンター ワールドワイン・アワード2017にて95点&プラチナムを獲得しています。

ビーニャ・ペレス・クルス カベルネ・ソーヴィニヨン・レセルバ 2015
Cabernet Sauvignon Reserva /Viña Pérez Cruz

香りには熟したラズベリーやカシスジャム、スミレ、ラベンダー、特徴的なローズマリーやメントール、ユーカリのアロマ。そして木樽由来のバニラやスモーク、ロースト香、ナツメグやブラックペッパーなどのスパイスの香りが感じられ、ミネラルが洗練さを与えている。アタックはソフトでなめらか。しっとりとしたシルキーな舌触りで、果実味はエキス分に富んでいる。非常にジューシーで、豊かなスパイスとハーブの風味が旨みやバニラの風味をより一掃引き立たせる。酸も調和がとれておりスムーズな飲み心地、その瑞々しさはアフターまで続く。

合わせるお料理
牛フィレやラム、鴨肉のロースト、赤身の肉料理、パエリア、ビーフシチュー、ソース系料理など。

産地:チリ マイポ・ヴァレー
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン94%、カルメネール4%、カベルネ・フラン2%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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話題のミクロ・ネゴス「オリヴィエ・バーンスタイン」

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アロマは香水のような美々しさ。質感はリキュールのよう

ジャンシス・ロビンソンやアレン・メドウズなど数多くのジャーナリストから高く評価されている話題のミクロ・ネゴス“オリヴィエ・バーンスタイン”。最高の区画と樹齢の高いブドウの樹、特にプルミエ・クリュとグラン・クリュにフォーカスしてブルゴーニュラヴァー垂涎のワインを世に送り出しています。

2002年にボーヌで醸造を学び、その際の研修で数週間エマニュエル・ルジェを訪れ、アンリ・ジャイエとも言葉を交わしたといいます。ファーストリリースは2007年と比較的若いワイナリーながら僅か8年という短い期間でブルゴーニュのトップ生産者と肩を並べる評価を獲得。畑はビオロジックで管理し、全房発酵の比率はヴィンテージ毎に変えています。暖かい年はフレッシュさを出す為比率を上げています。

本日はジュヴレ・シャンベルタンをご紹介します。

オリヴィエ・バーンスタイン ジュヴレ・シャンベルタン ヴィラージュ 2015
Gevrey-Chambertin Villages /Olivier Bernstein Premiers & Grands Crus

アロマは魅惑的で香水のような美々しさ。クランベリーやラズベリー、ブルーベリーなどの果実香にブラッドオレンジ、アイリスやバラ、ハーブのノートが混じり合う。そして木樽由来のバニラやシナモン、香木、ロースト香。香り高く複雑でエレガントな芳香が鼻腔をくすぐる。アタックはソフトでなめらか。タンニンは丸くシルキーで舌触りがしっとりとしており、ジュワっと溢れ出るような果実感で満たされる。熟していて、アペラシオン特有の力強さはもちろんのこと、現時点においてしなやかで、穏やかな酸とも相俟って飲みやすい印象を受ける。エキス分とボディを感じつつ精緻なミネラルが織りなすそれはリキュールのようなテクスチャー、その中にもリッチさと熟した果実の甘さが共存する。今飲んでそのフルーティーさが純粋に美味しく(本当に感動的)、その味わいを知った上で更なる熟成のポテンシャルも大いに期待できる。

合わせるお料理
鴨肉のロースト プラムソース、赤身の肉料理、豚肉の角煮、ジビエ、マグロの赤ワインソース煮など。

産地:フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ニュイ地区
品種:ピノ・ノワール100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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ヴィオニエ100%「アントニー・パレ ローヌ 白」エスニック料理に。

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台風の影響も心配ですが…。

本日の金沢、日中の最高気温が37度、明日の予報でもお昼頃には36度と、いったい残暑はいつまで続くのでしょう。こう暑い日が毎日続くと体力が奪われてしまい食欲の減退に陥ってしまいますよね。対策として、ビタミンB1(豚肉)、アリシン(ニンニク)、リコピン(トマト)、乳酸菌(ヨーグルト)等を摂るとよいそうです。

そしてスパイスを利かせたエスニック料理も有効だと聞きますよね。刺激的な辛さや爽やかな香りは食欲増進に繋がります。ところであなたなら、ピリ辛のお料理には何を合せますか?ビール?それともキレのあるスパークリングワインですか?白ワインであれば・・・、最近飲んだ中ではヴィオニエ種で造られたコート・デュ・ローヌの白が、結構いい感じでした。辛みがしっかりとしていて、アフターにジンジャーのようなスパイシーさがアクセント。他に中華や海老料理にもおすすめです。

アントニー・パレ コート・デュ・ローヌ・ブラン ヴァルヴィニエール ヴィオニエ 2016
Côtes du Rhône Blanc Valvigneyre Viognier /Anthony Paret

香りにはパインやマンゴー、ネクタリン、オレンジ、スイカズラ、ホワイトペッパー、アニスのノートが混じり合うエキゾチックな芳香、濃縮感がただよう。そして蜜ロウやキャラメルのような香りと、蜂蜜、少しオイリーなニュアンスをもつ。アタックはなめらかでふくよかなボディ感。旨みがたっぷりとしたリッチな果実味が広がりかつミネラリーで、その中にもトロミを感じさせるような粘性が感じられる。酸味は穏やかで調和がとれており果実味が前に出る印象も、味わいとしてはドライ仕立て、しっかりとした辛口に仕上がっている。アフターにジンジャーのようなスパイシーさが心地よいアクセント。

合わせるお料理
中華やエスニック料理、海老料理、寿司、刺身、グリルした魚料理、ブルーチーズなど。

産地:フランス ローヌ地方
品種:ヴィオニエ100%
タイプ:白ワイン 辛口

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人気のバターフィールドから「サン・ロマン ブラン」が登場!

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斬新なビジュアルと予想を遥かに上回る味わいで話題をさらったスーパー・ガレージ・ムルソー、“バターフィールド”から今年はサン・ロマン ブランが登場。ヴィンテージは2015年。太陽をしっかりと浴びた温かみがあり、それでいて活気に満ち溢れた果実味はミネラルを含み力強いもの。その表情の豊かさに飲み手はきっと驚かされることでしょう。生き生きとした成熟したヴィンテージとそのロケーションが綺麗にあらわれています。

バターフィールド サン・ロマン ブラン 2015
Saint-Romain Blanc /Butterfield

アロマは濃密で、グレープフルーツやパイン、ネクタリンなどの果実香に、香り高い菩提樹や石灰的なミネラルのノートが混じり合う。スパイシーかつスモーキーで上品な樽香、バニラやカシューナッツなどの香りが広がり後に蜂蜜のような甘いニュアンスも。豊かなボリュームに加えて気品が感じられる。口に含むとなめらかで肉厚なボディ感。活気に満ち溢れており、ミネラルを含む果実味は力強く、その表情の豊かさに驚かされる。味わいは丸く温かみがあり、一方で煌びやかな印象を受け、骨太なミネラルがバックボーン、しっかりと味わいを支えている。重心はやや低く飲み応え◎、アフターにはミネラルとグレープフルーツの皮のようなほろ苦さ。

合わせるお料理
ローストチキン、エビフライ、蒸し料理、野菜炒め、野菜のマリネなど。チーズであればカマンベールがおすすめ。

産地:フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ボーヌ地区
品種:シャルドネ100%
タイプ:白ワイン 辛口

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エキゾチックで爽快、ほんのり甘い果実味「マリエッタ」アルバリーニョ100%

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私の名前は「マリエッタ」。
チャームポイント? そうねぇ、クールな瞳かしら。

マリエッタとはスペインで最もポピュラーな女性の名前である「マリア」の愛称で『マリアちゃん』と言った意味合いで、皆に愛されるワインになってもらいたいという思いで名付けられました。

生産者はボデガス・マルティン・コダックス。ワイナリーの名前は、13世紀中頃に活躍したガリシアの吟遊詩人「マルティン・コダックス」に由来します。彼の詩の中では、その地で生活をしている人々の海や海岸への愛情が謳われており、ワイナリーがこの土地に住む人々や文化によって成長を続けていきたいという想いが込められています。

ワインは発酵を途中で止めて、ブドウの持つ糖度を残す特殊な製法。これは『アルバリーニョ種を世界に通じるワインにしたい』という思いから、リースリングのワインを意識しながらワイナリーが独自に開発をした発酵方法だそうです。

ボデガス・マルティン・コダックス マリエッタ 2016
Marieta /Bodegas Martín Códax

香りには洋梨やリンゴ、メロン、ピーチなどのフルーティーな果実香、そして柑橘類にジャスミン、爽やかなハーブ、トマトの葉、ほろ苦いミネラルのノートがアクセント。エキゾチックで、清涼感がただよう魅惑的な芳香、ホワイトペッパーや僅かに塩気も感じられる。口に含むと爽やかでジューシーな果実感。ピチピチと弾けるような快活な飲み口で鮮明かつピュア、ほんのりと果実由来の甘さを伴うも、味わいとしてはドライ寄り。ミネラリーで、キレのある酸が輪郭を形成し、アフターはさっぱりとしている。豊かな酸とミネラル感が絶妙のハーモニー、お料理との相性はもちろんのこと単体でも美味しく楽しめる。

合わせるお料理
魚介類を中心とした料理、豚や鶏肉のソテー、フレッシュチーズなど。

産地:スペイン ガリシア地方
品種:アルバリーニョ100%
タイプ:白ワイン 辛口

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ワイン用の葡萄100%でつくるジュース「ファルツァー トラウベンザフト」

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ヘレンベルク・ホーニッヒゼッケルは、ファルツの銘醸ウングシュタイン村で、品質重視のコストパフォーマンスに優れたワインを生産する協同組合です。以前は20以上の生産者が集まっていたのですが、組織を簡素化して品質向上を目指そうとのことから現在は11の生産者が集まり、合計200haを所有しています。名前の由来はバートデュルクハイムにある単一畑HerrenbergヘレンベルクとHonigsaeckelホーニッヒゼッケル。こちらの名前を冠した二つの協同組合が1968年に統合したので、Herrenberg-Honigsaeckelという長い名前になってしまったそうです。

リースリングやピノ・ノワールを中心とした、辛口・中辛口のワインの生産が90%にも及びます。ファルツのワインの「果実味が強く酸がまろやかな食中酒」という特徴を最大限に生かしたワイン造りを心がけ、地元でも圧倒的な支持を得ています。

ワイン用の葡萄100%でつくるジュースが話題を呼んでいます!

葡萄ジュースの赤はポルトギーザー主体、シュペートブルグンダー、ドルンフェルダー。白はミュラー・トゥルガウ主体、ケルナー、バッフス、モリオ・ムスカートが使用されています。いずれももちろん醸造用の葡萄です。非常に濃厚になっていますが、果実味のきれいな葡萄品種ばかり使用していますので、贅沢ながらもバランスのよい味わいに仕上がっています。

ファルツァー トラウベンザフト 赤&白 はこちら