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"ボルドー新世代"のひとり、ジャン・フィリップ・ジャヌイクス氏

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ジャヌエックス家と言えば、メルロの真髄と名高いポムロールの“クロ・デ・リタニ”、銘醸「ル・パン」や「ヴュー・シャトー・セルタン」に隣接する“ラ・クロワ・サン・ジョルジュ”、ファミリーの象徴とされる“ラ・クロワ・トリフォー”。数多くのシャトーの名声を高め、揺るぎない地位を築き上げてきました。そのほとんどのワインの醸造は、ジャン・フィリップ・ジャヌエックス氏が務めています。

彼のワイン造りに対する真摯な姿勢は、“ニュー・ジェネレーション”の中でもひときわ輝きを放ち、早くも評価はうなぎのぼりです。引き継いだシャトーの品質は年々高まる一方で、並外れて困難なヴィンテージにおいても注目に値すると専門家や愛好家の間でも賞賛されています。

本日は、カスティヨン「シャトー・ラ・ガスパルド 2011」をご紹介いたします☆

シャトー・ラ・ガスパルド 2011
Château La Gasparde

香りにはプラムやチェリー、スミレ、ローリエ、ブラックペッパー、そして木樽からくるバニラやお香、杉、コーヒー、スモーク香。他に塩漬け肉や皮革、腐葉土の香り、ほんのりと熟成が表れている。アタックはソフトでなめらか。丸いタンニンが溶け込む伸びやかな果実味でしなやかなテクスチャー。純粋さとともに心地よい塩気が感じられ、この塩気がまた食欲をそそる。バランスのよい仕上がり。全体に柔らかで、癒しや安らぎ、女性的な一面を印象づける。輪郭がくっきりとしたエレガントな仕上がり。まろやかなコクを備え、アフターには果実とスモーキーなオークのフレーヴァーと酸の余韻が心地よい。

【合わせるお料理】
牛フィレ肉や豚肉のソテー、ソースを使った肉・野菜炒め、焼きそば、お好み焼きなど。

産地:フランス ボルドー地方 カスティヨン
品種:メルロ主体、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン
タイプ:赤ワイン ミディアム-フルボディ

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