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2016年11月

ホームページリニューアルに関しまして

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ホームページリニューアルに関しまして。 現在、システムの移管中でございます。スマートフォン版では新サイトのトップ画面に切り替わっておりますが、ショッピングサイトはまだご利用いただけない状況です。ご迷惑をおかけして誠に申し訳ございません。もうしばらくお待ちくださいませ。

また、ホームページリニューアルにあたり、トップページアドレス(http://www.wine-veraison.com/)に変更はございませんが、商品ページのアドレスは全て変更となります。各ページを「お気に入り」や「ブックマーク」に登録されている場合は、新しくなったサイトにて再度ご登録をお願い致します。

会員の皆様へ

システム変更に伴い、新サイトにて再度会員のご登録が必要となります。これまでのポイントは引き継ぐことができませんが、新サイトにおいてもポイントサービス導入を実施いたします。通常の新規会員登録時は300ポイント付与ですが、今回サイトリニューアルを記念して、2017年1月末までの限定で500ポイントを付与させていただきます。お手数をおかけして誠に申し訳ございません。何卒よろしくお願い致します。

■会員登録はこちらから■

営業時間短縮のお知らせ(12月2日)

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いつも当店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

誠に勝手ながら12月2日(金)は出張ワイン会のため、17時までの営業とさせていただきます。

営業時間 12月2日 11:00~17:00

12月3日より通常営業(11:00~20:00)に戻ります。

何卒よろしくお願い申し上げます。

2016年 ボージョレ・ヌーヴォー解禁!

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11月17日にボージョレ・ヌーヴォーが解禁になりました。ご予約、ご購入いただきました皆様はもうお楽しみになられましたでしょうか。

今年のボージョレ地区は、4月から6月にかけて霜や雹の被害に見舞われましたが、8月と9月の初めは暑く乾燥していて、ブドウ樹と果実の健康に大変好ましいものでした。当初はワインの出来が心配されていましたが、成熟度が高く質の良いブドウが収穫でき、結果としては素晴らしい仕上がりになったようです。

本日は当店取扱いの看板プリムール、ドメーヌ・デュ・シェ・ド・ラ・メルラティエールのボージョレ・ヴィラージュをご紹介します。去年までは単一クリマ“レ・マラン”をご案内しておりましたが、4月、5月の雹害により壊滅的な打撃を受けてしまったため、2016年は“ランシエ”の区画で採れたブドウから造られました。色の濃度やアントシアニンの数値は,過去数年の実績と比較して平均的な値だそうです。

ドメーヌ・デュ・シェ・ド・ラ・メルラティエールのように、霜や雹害により地域によっては収穫減が見込まれていますが、やはり質的には大変優れているとのことです。

ドメーヌ・デュ・シェ・ド・ラ・メルラティエール ボージョレ・ヴィラージュ・プリムール ランシエ 2016
Beaujolais Village Primeur Lancié /Domaine du Chai de la Merlatière

紫を帯びた鮮やかなルビー。ラズベリーやチェリーのコンポート、赤いリンゴなどのフルーティーなアロマにオレガノ、紅茶、そしてバナナの香り。ジューシーな果実味ながら適度にドライ感があり、綺麗な酸とのバランスもよく味わいに締りがあります。秋の収穫を祝うに相応しい、艶やかで表情豊かなワインに仕上がっています。

産地:フランス ブルゴーニュ地方 ボージョレ地区
品種:ガメイ100%

"メルロの魔術師" ミシェル・ロラン所有のシャトー

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シャトー・フォントニル
Château Fontenil

「シンデレラワイン請負人」、「メルロの魔術師」といった異名をもつフライング・ワインメーカー“ミシェル・ロラン”が共にボルドー大学出身のエノロジストである夫人、ダニーと所有するフロンサックのシャトー、フォントニル。数多くの著名シャトーやワイナリーのコンサルタントを務めた後、自分たちでワイン造りをしたいと思い、1986年にフロンサックのサイヤン村に土地を購入しました。

畑面積はおよそ9haで、平均樹齢40年以上のブドウ木が植えられています。粘土と石灰質からなる土壌は、得意のメルロ種に適しています。手摘みで収穫した完熟した葡萄から、なめらかでしっかりとしたタンニンの凝縮されたワインを世に送り出しています。

【テイスティング・コメント】
香りにはラズベリーやブラックベリーのコンポート、スミレ、ミント、クローブやブラックペッパーなどのスパイス、ローストしたオークのノートが混じり合う。バニラやトースト、モカを思わせるリッチな樽香。タバコ、レザー、土、鉱物的なミネラルと続き、力強い濃縮感と複雑さを呈している。アタックは強くなめらか。高いアルコール分とミネラルを含むしっかりした酒質を持ち、ジューシーな果実味で満ち溢れる。全体に丸く、旨みがたっぷりとしたふくよかなボリュームある味わい。熟したタンニンが溶け込み、層状の舌触りとまろやかなコク、肉厚なボディが感じられる。酸味は穏やかでバランスがよい。フィニッシュはシルキーで心地よい渋みが残り、果実とオークのフレーヴァーが持続する。

【合わせるお料理】 赤身肉のステーキや焼き肉、スペアリブ、ジビエ、コクのあるチーズなど。

産地:フランス ボルドー地方
品種:メルロ95%、カベルネ・ソーヴィニヨン5%

2016年 オーストリア・ホイリゲ解禁!

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★オーストリアの新酒ホイリゲが解禁になりました!

ツァーヘル ウィーナー・ホイリゲ 2016
Wiener Heuriger /Zahel

イタリアの新酒ノヴェッロに続き、オーストリアの新酒ホイリゲが本日解禁になりました。当店では、ホイリゲの故郷といわれるウィーンから、日本市場におけるホイリゲワインの草分け的存在「ツァーヘル」をご紹介させていただきます。ツァーヘルのワイナリーは1766年マリア・テレジアによって“マウワー”の小学校として建てられました。ツァーヘル家は3世代に亘ってワイン造りを行う生産者です。

ひとつの畑に複数の葡萄品種(シャルドネ、リースリング、グリューナー・フェルトリーナーなど)を混植し、同時収穫したものを一緒に混醸するというウィーンの伝統的ワイン“ゲミシュターサッツ”で造られています。ワインは新鮮で華やかなアロマ。軽快な口当たりで和食との相性もぴったりです。

【テイスティング・コメント】
グリーンがかった淡いレモンイエロー。粘性は低め。香りには新鮮なリンゴや洋梨のコンポート、白桃、ライム、グレープフルーツ、白い花のアロマにハーブ、ホワイトペッパーやカルダモンなどのスパイス、鉱物的なミネラルが混じり合う。エキゾティックかつフローラルな芳香、ほんのりと甘いフェミニンな香りが魅了する。アタックはさわやかで軽快な飲み口。瑞々しくジューシーな果実味に溢れており、ピチピチと弾けるような爽快さと、ドライながら心地よい残糖感を伴う。酸味は豊かだが柔らかく、エレガントでスタイリッシュにまとめられている。程よく引き締まったキレのよいフィニッシュ。ミネラルのようなほろ苦さが余韻に残る。

産地:オーストリア
品種:シャルドネ、リースリング、グリューナー・フェルトリーナー等

※残り在庫僅かです。ご入り用の方はお早めにご検討ください。
在庫が僅少のため、メールやフェイスブックでのご予約、お取り置きは今回はお受けできません。ご了承くださいませ。

秋の夜長に楽しみたい熟成ボルドー「シャトー・マレスカス」

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シャトー・マレスカス
Château Malescasse

シャトー・マレスカスは、1824年に設立されたワイナリーです。1932年にクリュ・ブルジョワに選出され、1979年から1992年までシャトー・ポンテ・カネのオーナーとして有名なテスロン家が所有者となり品質を大きく向上させました。その後2012年までアルカテル・ルソングループが所有し、2012年からは現オーナーのオーストルイ氏がさらなる品質向上を目指し、情熱をこめてワイン造りを行っています。

手作業による収穫や選果、ポンプを使わず重力だけで醸造を行うなど、高品質な果汁を得るための努力は惜しみません。栽培はサステーナブル農法を実践し、醸造コンサルタントにはあのステファン・ドゥルノンクール氏が招聘されています。

本日は、2003年ヴィンテージのご紹介です。こなれたタンニンが溶け込む凝縮した味わいで、旨みが滲みでるような滋味深さをお楽しみいただけます。

【テイスティング・コメント】
香りには完熟したプラムやブラックチェリー、ドライハーブ、クローブやブラックペッパーなどのスパイス、ローストしたオークのノート。ココアやモカなどのスモーキーな香りや茸、タバコ、下草、タール、腐葉土といった熟成香が現れており、複雑でよき熟成を感じさせる。アタックはソフトでなめらか。果実味は表情豊かで、熟れた果実感にスパイス、こなれたタンニンが溶け込む凝縮した味わい。旨みが滲みでるような滋味深さがあり、13年の歳月を経るもなお瑞々しさを損なわず、その輝きは失せない。しっとりとしたシルキーな舌触り、輪郭はあるが総じて味わいは丸く、アフターにかけて心地よい渋みが残る。

【合わせるお料理】
赤身肉を中心とした料理、すき焼き、ハンバーグ、ビーフシチュー、ジビエなど。

産地:フランス ボルドー地方 オー・メドック地区
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン56%、メルロ30%、カベルネ・フラン10%、プティ・ヴェルド4%

ボルドー・カスティヨンの新星「シャトー・グボー」

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2005年にカスティヨンにあるシャトーを購入し、自分たちの手でグランヴァンを造るという大きな挑戦に乗り出した、ベルギーのワイン愛好家ステファンとベアのグボー夫妻。シャトーはジロンド県で最も標高が高く理想的なサン・フィリツプ=デギーユの高台の頂きに位置しており、恒常的に太陽の光に恵まれています。さらに常にそよ風が吹くという最高の条件を享受しているため、早朝に周囲一帯に滞留する湿気が吹き飛ばされ、ブドウは理想的な成熟を遂げます。

畑は粘土石灰質土壌で理想的な水捌けをもたらすと同時に、ブドウの根に新鮮さを保持し、干ばつに対するブドウの抵抗力を高めてくれるため、この点でも素晴らしい立地に恵まれています。栽培はビオロジックを実践し、低収量で高品質のブドウを栽培するために、厳格な芽かきや除葉、グリーン・ハーヴェストなどを敢行。また、収穫後は2度の選果を実施し、手作業にて、粒選りの健全で完璧に熟したブドウのみを選果するなど並々ならぬ情熱でワイン造りを行っています。

本日のワインは、彼らが手掛けているリーズナブル・ライン「シャトー・グボー・ラ・シャルム2011」をPick Up!

シャトー・グボー・レ・シャルム2011
Château Goubau Les Charmes

【テイスティング・コメント】
香りには小粒の赤い実、カシス、オリーブ、タイムやクローブなどのスパイス、スモーキーなオークのノート。ビターな印象が強く現れておりこのクラスとしては複雑さを呈している。バニラやモカ、トーストなどの芳しい香りがリッチな奥行を生み、他にタバコ、茸、皮革、土っぽさ、ミネラルのニュアンスが混じり合う。アタックはソフトでなめらか。凝縮した果実味としっかりとしたタンニン、上品な酸味が調和。しっとりとしたシルキーな舌触りに、卓越した豊満なボディ感、そこにはワンランク上のキュヴェ「ラ・スルス」の風貌が延長線上に思い浮かぶ。優美なアフターながら飲み応えのある辛口で、ほろ苦さとともに「渋み」が心地よい。

【合わせるお料理】
赤身肉を中心とした料理、スペアリブ、ビーフシチュー、コクのあるチーズなど。

産地:フランス ボルドー地方 カスティヨン
品種:メルロ95%、カベルネ・フラン5%

北イタリア・フリウリの貴重品種「マルヴァジーア・イストリアーナ種」

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マルヴァジーアには様々な起源がありますが、ヴェネツィアの商人がマルヴァジーアと呼ばれる品種をギリシャから持ち込み、徐々に広がったとされています。今やイタリア全土で栽培されており、各州で呼び名が違い、数多くの種類があります。その中でもイストリアーナは、生産量が非常に少なく貴重な品種です。イストリアーナという名称は、スロヴェニアとクロアチア国境にあるイストリア半島から伝搬したことに由来します。

ヴィエ・ディ・ロマンス ディス・クミエリス マルヴァジーア・イストリアーナ 2014
Dis Cumieris Malvasia Istriana /Vie di Romans

【テイスティング・コメント】
香りにはアプリコットやライチ、マスカットなどの果実にフジ、スイカズラ、グレープフルーツの皮、ムスク、鉱物、ミネラルのノート。新鮮味に溢れた力強い果実香、奥からは仄かに甘い蜂蜜の香り。次第にアーモンドや火打石などのスモーキーなニュアンスが現れさらなる複雑性が増す。アタックは爽やかでなめらか。凝縮した果実味と生き生きとした酸味、そして豊富なミネラルが織りなす繊細にしてしっかりとした構造をもつ。くっきりとした輪郭と、ボディには力強さと厚みが感じられ、口当たりはスムーズでしなやかさを兼ね備える。飲み応えのあるピュアな果実感、アフターにかけてはオイリーで、果実のフレーヴァーとともに酸の余韻が心地よい。

【合わせるお料理】
和食全般、寿司、豚や鶏肉のソテー、グラタン、クリームソースのパスタなど。

産地:イタリア フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州
品種:マルヴァジーア・イストリアーナ100%

 

北の巨匠、ジャンフランコ・ガッロ氏が造り出す珠玉のワイン

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「ヴィエ・ディ・ロマンス」

“イタリア白ワイン界の奇跡”、“北の巨匠”など最高の賛辞と敬意をもって語られるフリウリのワイナリー、ヴィエ・ディ・ロマンス。伝統ある醸造所の歴史は今から約1世紀前まで遡ることができ、現在はジャンフランコ・ガッロ氏が3代目当主兼醸造家を務めています。 『良いブドウを作るにはテロワールを構成する4つの要素を理解することが不可欠。すなわち「人間」「気候」「ブドウ品種」「土地」。その中で最も重要な要素は「人間」である。』と彼は言います。決して投資目的や流行に流されるのではなく、良いワインを造るにはテロワールに最も適したブドウ品種を栽培し、凝縮したブドウを作り、完熟期を迎えたブドウを最高のタイミングで収穫することだ、というのが彼の哲学であり、これこそが人間の果たすべき役割であると考えているからです。ワインには独特の深みと奥行き、そして比類なき洗練があり、北イタリア白ワインを代表するに相応しい品格を呈しています。

ヴィエ・ディ・ロマンス ピエーレ・ソーヴィニヨン 2014
Piere Sauvignon /Vie di Romans

【テイスティング・コメント】
香りにはライムやグレープフルーツなどの柑橘類、キウイ、パッションフルーツなどの果実香にジャスミン、爽やかなハーブ、トマトの葉、アスパラガス、ジンジャー、石、ミネラルのノート。新鮮味に溢れたアロマティックな芳香、複雑性があり気品がただよう。アタックは爽やかでなめらか。果実味は豊かでとてもジューシーなエキス分、まるで果実をそのまま頬張っているかような凝縮味。キリリとした瑞々しい酸味とのバランスがよく、舌上で弾けるような爽快感が心地よい。ミネラル感のある程よい厚み、時間の経過とともにグリセリン分豊かなオイリーさが増す。透明感のあるどこまでもピュアな果実感、フィニッシュのキレがよく、長くエレガントな余韻へと誘ってくれる。

【合わせるお料理】
和食全般、魚介類を中心とした料理、スモークサーモン、中華、棒棒鶏など。

産地:イタリア フリウリ・ヴェネツィア・ジューリア州
品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%

プライベート・ワイン会

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当店別室のワイン会ルームにて、お客様主催によるプライベート・ワイン会を開いていただきました☆

※参加者様にはFacebookに掲載する旨、ご了承いただいております。

★プライベート・ワイン会は、店主も参加して皆様と一緒に楽しませていただく会です。6~12名様にてご利用いただけます。会費やお料理、開催日、人数等は幹事様と要相談です。当店主催のワイン会だけではなく、仲の良いメンバーでワイン会はいかがですか?ご興味がございましたらスタッフまでお申しつけくださいませ。

今回、お料理は幹事さんに準備をしていただき、乾杯の泡から白ワイン、今最も旬な赤ワインのイタリア・ノヴェッロなど、計7種類のワインをお楽しみいただきました。

ヴェレノージのノヴェッロは解禁日に間に合わず、今回のワイン会にも間に合うかどうかハラハラドキドキでしたが間に合ってよかったです。期待通りの美味しさで、赤や紫の花・ベリーを思わせる芳醇な味わいに歓喜の声があがりました。

会では、ワインの特徴やちょっとした小ネタをお話しさせていただきまして、終始笑顔の絶えない時間でした。ご参加いただきました皆様、楽しいひとときをありがとうございました。

出品リスト
ブリュットNV/グラハム・ベック
シャルドネ・モノヴィティーニョ2015/ディ・レナルド
ペイ・ドック・シャルドネ キュヴェ・ド・ブリュ2014/フォンカリュ 
ノヴェッロ2016/ヴェレノージ 
コート・デュ・ルーション キュヴェ・バリック2014/ドメーヌ・デュ・マス・ベシャ
レ・メルロ・ド・ボデ2010
ディエシオチョ・メセス2014/ボデガス・フアン・ヒル