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2017年4月

みんなが飲める幸せ。残存アルコール0.0%「ピエール・ゼロ ブラン・ド・ブラン」

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ワインのプロが本気で造ったノン・アルコール・スパークリング

南仏産シャルドネのスティルワインを、「スピニング・コーン・カラム」という、ワインの香味成分を損なうことなく抽出が可能な特殊な装置でワインの香味成分、脱アルコールワイン、エタノールに分解。その後、ワインの香味成分、脱アルコールワインにブドウジュース(ミュスカ)を加え、本格的なノン・アルコール・ワインテイスト飲料を造り上げました。

生産者はピエール・シャヴァン。ファビアン・グロス(醸造担当)、マティルデ・ブーラサン(マーケティング担当)の二人の若い男女 によって2010年に創設されたワイナリーです。「市場のニーズに合わせて他にはない一点もののワインを創造する」ことをモットーに、高品質でリーズナブルな価格のワインはもちろんのこと、既成概念を打ち破る新しいワイン造りにも挑戦しています。

本日はノン・アルコール・ワインテイスト飲料のご紹介です。

車の運転や妊娠中などの理由で飲酒出来ない方にもお楽しみいただけます♪

◆ピエール・シャヴァン ピエール・ゼロ ブラン・ド・ブラン NV
Pierre Zero Blanc de Blancs /Domaines Pierre Chavin

香りにはトロピカルフルーツやピーチ、ライチ、マスカット、白や黄色い花、花の蜜。新鮮かつシロップ漬けの果実のような甘さが広がり爽やかなミントの香りがアクセント。口に含むと爽やかでジューシーな果実味が溢れんばかりに広がり、残糖は比較的高めだがべたついた甘さはなくどちらかと言えばドライ寄り。グリップも程よく効いておりクリーンな酸とのバランスがよく、十分に「らしさ」が堪能できる。よく冷やして食前酒として、またはデザートとの相性も◎。

産地:フランス
品種:脱アルコールワイン(シャルドネ)、ブドウジュース(ミュスカ)
アルコール度数:0.0%(ノン・アルコール)
タイプ:ノン・アルコール・スパークリング 白 辛口~やや辛口

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『シャングリラ』とは理想郷の意。「シャングリラ ピノ・ノワール」

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★自然を尊重したワイン造りで、アロマティックなワインを生産「ブラッケンブルック」その2

本日は「ブラッケンブルック」が手掛ける「シャングリラ・シリーズ」からピノ・ノワールをご紹介いたします。

ワイン名の『シャングリラ』とは理想郷の意

このワインが造られるネルソンの町は“サニーネルソン”の愛称で親しまれています。ニュージーランド南島の北端に位置し、規模は小さいながらもプレミアムワインの産地として知られており、天候の良い日が多く気候はとても穏やかです。そして芸術家に人気が高く、「アートの町」としても有名です。

ネルソンはニュージーランド人がリタイア後に最も住みたいと願う町であることから、このワインは「シャングリラ」と名付けられました。そしてラベルには風景画の第一人者 Marilyn Andrews にアートシリーズの絵を提供してもらい、ネルソンに実在する風景が描かれています。そこには『皆様にネルソンの素敵な風景も届きますように。』という生産者の熱いメッセージが込められています。

ブラッケンブルック シャングリラ ピノ・ノワール 2015
Shangri-La Pinot Noir /Blackenbrook

アロマは新鮮でチャーミングな果実香。ブラックチェリーやラズベリー、野バラ、ピンクペッパー、ドライトマト、ミントを思わせ、スパイシーなオークの香りがアクセント。シナモンやクローブなどスパイスの香り、そして栗の渋皮、なめし革、タバコ、紅茶、ミネラルのニュアンスが続く。アタックはなめらかでジューシーな果実味が伸びやか。純粋で、エキス分のある深みがあり親しみやすさが前に出る。果実のもつ自然な甘さとスパイシーさ、スモーキーなオークのフレーヴァーが一体となり、シルキーなテクスチャーと力強い果実感がとても印象深い。瑞々しく、綺麗な酸とのバランス。味わいとしては辛口(ミディアムボディ)で、エレガントな余韻をもつ。

【合わせるお料理】
仔羊や鴨肉のロースト、トマト煮込み、肉じゃが、牛すき焼きなど。

産地:ニュージーランド ネルソン タスマン
品種:ピノ・ノワール100%
タイプ:赤ワイン ミディアムボディ

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NZ ネルソンでアロマティックなワインを生産「ブラッケンブルック」

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ニュージーランド南島、北端の町ネルソンにて非常にアロマティックなワインを生産するブティックワイナリー、それが「ブラッケンブルック」です。葡萄栽培に適した温暖な海洋性気候と粘土質の土壌で、北向きのなだらかな斜面に20haの葡萄畑を所有しています。ワイナリーを運営するのは、ダニエルとウルスラ夫妻。ヴィンテージ毎の特徴を大切にした、手作業のワイン造りを行っており、栽培はサステーナブル農法を実践しています。

ダニエル氏は、バイオダイナミックの先駆者オリヴィエ・ウンブレヒト氏の影響を強く受けたといいます。健全な土壌、力強い樹、環境を破壊しない事に焦点を置いて畑を管理しており、灌漑は行わず、地中深くまで根が張るよう促します。もちろん化学肥料や農薬は一切使用せず、オーガニックの海藻を原料とした肥料を用いています。

本日は「ブラッケンブルック」が手掛ける「シャングリラ・シリーズ」からゲヴュルツトラミネールをPick Up!

ブラッケンブルック シャングリラ ゲヴュルツトラミネール 2015
Shangri-La Gewürztraminer /Blackenbrook

香りにはライチやグァバ、マスカット、オレンジピール、白いバラ、アカシアなどの華やかなアロマにジンジャーやクローブなどのスパイシーな香りがアクセント。香り高く魅惑的な芳香が広がり、ほんのりと甘い花の蜜、コンポートした果実のノートが続く。他に鉱物や石、塩気、ミネラル、徐々にオイリーなニュアンスを醸し出す。アタックは爽やかでなめらか。果実味はジューシーなエキス分に富み辛口にして残糖感が心地よい。純粋でたっぷりとした旨みに溢れており、まさにフレッシュ果実をほうばっているかの様。味わいはぶれない。軸となるミネラル、そして快活で嫌みのない酸がしっかりと味わいを支えており、程よいボリューム感、厚みが感じられる。突出した長い余韻を持ち、ミネラルとエキゾチックな果実のフレーヴァーが持続する。

【合わせるお料理】
中華料理、香草を添えたローストチキン、フォアグラ、蒸し鮑など。

産地:ニュージーランド ネルソン タスマン
品種:ゲヴュルツトラミネール100%
タイプ:白ワイン 辛口

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ナパ・ヴァレーの過去と未来を反映させたワイン 「エンブレム」

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マイケル・モンダヴィ・ファミリー・エステート

カリフォルニアワインの父と称えられているロバート・モンダヴィを父にもつマイケル・モンダヴィのワイナリー。モンダヴィ家は4世代に渡ってナパ・ヴァレーのカベルネ・ソーヴィニョンを世界のファイン・ワインの最前線へと導いてきました。父から子へと受け継がれた素晴らしい醸造技術と、それを支える芸術性や情熱に突き動かされ、ナパ・ヴァレーの中でも最も素晴らしい畑のカベルネ・ソーヴィニョンに特化したブランド、この『エンブレム』を立ち上げました。モンダヴィ家の考えるナパ・ヴァレーの過去と未来を反映させたワインで、彼らの醸造技術と素晴らしい土地が育むブドウから生まれる圧倒的なクオリティーを形にしています。

マイケル・モンダヴィ エンブレム ナパ・ヴァレー カベルネ・ソーヴィニヨン 2013
Emblem Napa Valley Cabernet Sauvignon /Michael Mondavi Family Estate

完熟したブラックベリーやプラム、カシスのコポート、スミレ、ブラックペッパー、ドライハーブ、爽やかなミントの香りが広がる芳醇なアロマ。同時にミネラルや温かな大地のニュアンスが感じられ、品のよい樽香にはバニラやトースト、ココア、カカオパウダー、ナツメグ、木材、白檀が続く。複雑で奥行のあるブーケ、出所の良さを感じる。アタックはなめらかでボリューム豊かな果実味。黒果実を基調とした濃厚な風味に、豊富で熟したタンニンがバランスよく絡み合う。丸みがあり肉厚、層状の舌触りをもつスムーズなテクスチャー。飲み応えのあるフルボディで、豪華さとエレガンスが備わっている。

【合わせるお料理】
赤身肉や仔羊のロースト、ミートローフ、ハンバーグ、オリーブオイルを使った海老とトマト煮など。

産地:アメリカ カリフォルニア ナパ・ヴァレー
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン79%、プティ・シラー8%、プティ・ヴェルド5%、シラー4.5%、ジンファンデル2%、メルロ1.5%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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シャトー・ラ・ネグリがプロデュース「プリューレ・サン・ジョーム」

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シャトー・ラ・ネグリがプロデュース 「セレクト・ヴァン」

本日は、コルビエールをPick Up!

コルビエールは、フランス南部のラングドック・ルーション地方オード県のアペラシオンで、南はピレネー・ゾリアンタル県に接し、背後にコルビエール山を望みます。生産されるワインは赤、白、ロゼとありますが、90%以上が赤ワインです。グルナッシュやカリニャン、ムールヴェードル、シラーなどを巧みにブレンドし力強く、コクのある味わいが特徴です。

プリューレ・サン・ジョーム・コルビエール 2015
Prieuré Saint Jaume Corbières

香りにはラズベリーやブラックチェリー、カシスリキュール、ラベンダー、ブラックオリーブ、ブラックペッパー、そしてタバコや皮革、チョコ、インク、ミネラルのノートが混じり合う。新鮮味に溢れた力強い果実香が魅力的で、凝縮感がただよう。アタックはなめらかでジューシーな果実味が伸びやか。アルコール感とともに十分な「濃さ」を感じるものの、しなやかなタンニンと酸とがバランスよく絡み合い、重く残らないエレガントなスタイルに仕上がっている。純粋な果実感はそのままに染み入るような広がり、柔軟で緻密な構造をもつ。味わいとしてはもちろん辛口だが表現力に富んでおり、果実本来のもつ瑞々しさとフルーティーさが堪能できる。

【合わせるお料理】
ペッパーを効かせた肉料理、ジビエ、鶏肉と茄子のトマト煮、サラミ、アヒージョなど。

産地:フランス ラングドック・ルーション
品種:シラー、グルナッシュ、ムールヴェードル、サンソー
タイプ:赤ワイン フルボディ

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シャトー・ラ・ネグリがプロデュース「ラ・コンダミーヌ・ポーリニャン」

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シャトー・ラ・ネグリがプロデュース 「セレクト・ヴァン」

シャトー・ラ・ネグリはカルト的人気を博し、「ワイン・アドヴォケイト」でも数々の高評価を獲得する生産者です。彼らは自家葡萄で造るワインの他に、セレクト・ヴァンと呼ぶプロジェクトがあります。これらはシャトー・ラ・ネグリがプロデュースするワインで、一般的なネゴシアンとは大きく異なり、単に葡萄やワインを購入するのではなく、ネグリのノウハウを活かして栽培、醸造、熟成まで一貫して指導し、最終的なボトリングはネグリの施設で行います。

ワイン造りの指導はラングドックでNo.1と呼び声の高いエノロジスト、クロード・グロとデイディエ・ラクローが担当し、ネグリのオーナーであるジャン・ポー・ロセが販売と宣伝を担当しています。かつてテーブルワインが主流であったラングドックにおいて、高品質なワイン造りで成功を収めたネグリだからこそ出来る取り組みであり、小さなドメーヌのワインを素晴しい品質にすることで、ラングドックの活性化に大きく貢献しています。

ラ・コンダミーヌ・ポーリニャン・ミネルヴォワ 2013
La Condamine Paulignan Minervois

香りにはブラックチェリーやカシス、プルーン、ブラックオリーブ、ラベンダー、ドライハーブ、バルサミコ。コンポートやドライフルーツのような香りも現われており、他にタバコやペッパー、湿った土、大地、ミネラルのニュアンスが複雑に混じり合う。口に含むとなめらかで、瑞々しく、濃厚な果実感で満たされる。ミネラルと豊富なスパイスが溶け込むビターな風味が特徴で、集約した旨みのあるパワフルなスタイル。アルコール分がしっかりとありパワフルさ全開ながら、シルキーなタンニンと酸が溶け込んでおり、口当たりはいたってスムーズな、そして飲み応えがある。

【合わせるお料理】
グリエした肉料理やジビエ、焼き肉、ビーフシチュー、バルサミコソース料理、スモークサーモンとレタスのサラダなど。

産地:フランス ラングドック・ルーション
品種:シラー、グルナッシュ、カリニャン、サンソー
タイプ:赤ワイン フルボディ

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グリューナー・ヴェルトリーナーのポテンシャルはとても計り知れず。「リード・ラム」

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オーストリア カンプタール地域を代表する品種グリューナー・ヴェルトリーナーは、非常に多様性をもつ品種で、先日はフレッシュで心地よい柑橘系の味わいを特徴とするカンプターラー・テラッセンをご紹介させていただきました。続きまして本日は収穫を抑えたシングルヴィンヤードの「ラム」のブドウで造られた複雑で長熟タイプのワインをご紹介いたします。

生産者はオーストリアのワインシーンにおけるリーダー的存在ブリュンデルマイヤーです。「ラム」はオーストリアのグラン・クリュといえる銘醸畑で、最も重要なグリューナー・ヴェルトリーナーの真骨頂であるとされています。石灰を含む粘土とシルトの上にレスが覆われた土壌です。南向きの斜面で、ブリュンデルマイヤーのワイン生産地域でも最も暖かいハイリゲンシュタインの東端と接しています。この畑のブドウは、成熟度と凝縮度が高く、一般にブルグンディ(ピノ)の品種に近い印象を受けます。

この「ラム」に対して、世界ソムリエコンクールにて優勝しているフランス人のオリビエ・プシエ氏は『ラムは、信じられないほどの厚みとフレッシュさを持ったパーフェクトに醸造されたワイン。ヴィリー・ブリュンデルマイヤーはおそらくオーストリアで一番のグリューナー・フェルトリーナーを育てている!』と賛辞を贈っています。

ブリュンデルマイヤー グリューナー・ヴェルトリーナー リード・ラム 2012
Grüner Veltliner Ried Lamm /Weingut Bründlmayer

香りにはリンゴや洋梨、パイン、レモンピール、セリ、グリーンハーブ、ホワイトペッパー。シトラスオイルのような爽やかな芳香が広がり、続いて蜜蝋ミネラル、火打石や砕石などのスモーキーなニュアンスが現れる。樽香は控えめで洗練された趣があり、バタースコッチのような懐かしさもある。アタックはなめらかで舌上に僅かな気泡が感じられ、凝縮感のある果実味が伸びやか。熟度が高くエキゾチックな果実や花を思わせ、ドライで、アルコール分が充実したしっかりとした構造をもつ。冷やして飲めばミネラリーでキレの良さを感じ、温度が上がれば豊満でオイリーなボリューム感が楽しめる。表情豊かで奥行きのある、フレーヴァーの広がりも素晴らしい。優美なる気品に満ち溢れている。

【合わせるお料理】
和食全般、魚介料理、寿司、天ぷら、アジアン料理など。

産地:オーストリア カンプタール・ランゲンロイス
品種:グリューナー・ヴェルトリーナー100%
タイプ:白ワイン 辛口

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和食、魚介料理、寿司とともに。「グリューナー・ヴェルトリーナー」は抜群の相性!

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オーストリアのワインシーンにおけるリーダー的存在 「ブリュンデルマイヤー」

前回の4月7、8日の投稿にてシャンパーニュに比類するゼクトをご紹介させていただいたブリュンデルマイヤーから、本日は彼らのワイナリーの中で最も重要なブドウの品種、グリューナー・ヴェルトリーナーのご紹介です。

ブリュンデルマイヤー グリューナー・ヴェルトリーナー カンプターラー・テラッセン 2015
Grüner Veltliner Kamptal Terrassen /Weingut Bründlmayer

グリューナー・ヴェルトリーナーは、ブリュンデルマイヤーで最も重要なブドウの品種とされていますが、カンプタール地域を代表する品種でもあります。非常に多様性をもつ品種で、心地よい柑橘系の味わいのものから、収穫を抑えたシングルヴィンヤードのブドウは複雑で長熟なワインになります。カンプターラー・テラッセンは前者のスタイルです。

カンプターラー・テラッセンとは「カンプ谷の段々畑」の意味で、ここには比較的樹齢の若い樹が植えられています。異なる畑から収穫したブドウをブレンドしたワインで、高いテラスの畑は石の多い土壌でワインにミネラル感を与え、長熟のポテンシャルを与えます。低い位置にある畑は肥沃な黄土質土壌で、この畑から採れたブドウはワインを早い時期に熟成させ、また表現豊かにさせます。

香りには新鮮なライムやレモンなどの柑橘類、リンゴ、白い花、ハーブ、ホワイトペッパー、そしてイーストや砕石、蜜蝋、ミネラルのノートが混じり合う。はっきりとした果実のアロマが広がり、洗練された趣。アタックは爽やかで瑞々しく、果実味とミネラル感に溢れる。ピチピチと弾けるような快活なスタイルで極めて高い純度と透明感が感じられ、味わいは鮮明かつフルーティー。キレのよさを身上とした辛口に仕上がっており、キリリと引き締まった酸の余韻が心地よい。一貫してエレガントなつくりで、フィニッシュはスッキリとしている。

【合わせるお料理】
繊細な食材を使った和食、魚介料理、寿司、ローストチキン、アジア系スパイス料理など。

産地:オーストリア カンプタール・ランゲンロイス
品種:グリューナー・ヴェルトリーナー100%
タイプ:白ワイン 辛口

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シャンパーニュ JM ラブリュイエール ローンチ・セミナー

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ブルゴーニュからドメーヌ・ジャック・プリウールの醸造家ナディーヌ・ギュブラン氏が6年ぶりに来日されるとの事でセミナーが開催され受講してきました。個人的にも大好きな生産者ですが、モノポール、クロ・ド・マズレーを筆頭に日本に入荷数も少なく割り当てとなってしまうのが悩み処。

今回の目玉は何と言っても新しく立ち上げたシャンパーニュのRM.。グラン・クリュの畑にこだわり、醸造はジャック・プリウール同様ナディーヌ・ギュブラン氏が務めています。ナディーヌ・ギュブラン氏は出身がシャンパーニュ地方ということもあり特に感慨深いものがあるのではないでしょうか。

[試飲アイテム]
Champagne JM Labruyere Prologue NV
Champagne JM Labruyere Anthologie NV
Champagne JM Labruyere Page Blanche NV
Labruyere Prieur Selection Bourgogne Pinot Noir 2014
Labruyere Prieur Selection Pouilly Fuisse 2014
Domaine Jacques Prieur Puligny Montrachet 1er Cru Les Combettes 2014
Domaine Jacques Prieur Beaune 1er Cru Clos de la Feguine Rouge 2014

※シャンパーニュに関しても割り当てになることが予想されますが、5月下旬から6月中旬頃にはご案内出来るかと思います。

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タニックで力強い果実味。熟成後、大輪の花を咲かす「シャトー・ラフォン・ロシェ」

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銘醸“ラフィット・ロートシルト”や“コス・デストゥルネル”に 隣接する好立地

シャトー・ラフォン・ロシェは、1855年の格付けでは第4級に格付けされましたが、畑は銘醸シャトー・ラフィット・ロートシルトやシャトー・コス・デストゥルネルに隣接しており大変恵まれた立地にあります。1970年台に長い低迷期に陥りましたが1990年代中頃より復活を遂げます。収穫時期の見直しや新樽比率を増やすなどの改革を行い、品質は飛躍的に向上。ワインは専ら「タニックで力強い果実味、熟成後、大輪の花を咲かす」と、現在は格付けに相応しい、時にはそれ以上のワインをつくり出し人気を博しています。

本日は2005年ヴィンテージのご紹介です。

シャトー・ラフォン・ロシェ 2005
Château Lafon-Rochet

香りにはブラックベリーやプラム、ハーブ、ブラックペッパー、オリーブ、リコリス、ローストしたオークのノートが混じり合う。スモーキーな香りはもちろん、奥からはチョコやキャラメル、煮詰めた糖などの仄かな甘さがあり魅力的。タバコや皮革、トリュフ、鉛筆、ぬれた石、湿った土の香りが続き複雑性に富む。アタックはなめらかでふくよかなボディ感、果実味は旨みがぎっしりと詰め込まれている。構造はしっかりとしているがまろやかで、穏やかな酸から口当たりが良い。タンニンは豊富で継ぎ目がなく、その存在をアフターまで感じることができる。若いうちはヴィンテージの恩恵を受け、より力強くタニック、強靭だったであろう。現時点で飲み頃に入っており、コクのある深い味わい・余韻が堪能できる。

【合わせるお料理】
赤身肉やラム肉のロースト、ミートローフ、ジビエ、ビーフシチュー、味のしっかりとした豚肉料理など。

産地:フランス ボルドー地方 メドック地区
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロ、カベルネ・フラン
タイプ:赤ワイン フルボディ

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