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2019年6月

樽熟させた、リッチなリアス・バイシャス「ラガール・ダ・コンデサ」

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樽熟させた、リッチなリアス・バイシャス「ラガール・ダ・コンデサ」

ラガール・ダ・コンデサは、旧来のフミーリャのイメージ刷新の立役者となったボデガス・フアン・ヒルをはじめとするヒル・ファミリー・エステーツのブランドの一つで、アルバリーニョ種では珍しく樽発酵、樽熟成させた辛口の白ワインです。

“海のワイン”、リアス・バイシャス産アルバリーニョ特有の爽やかなミネラル質はもちろんたっぷりとした旨みのある、やや肉厚なボディ感が味わえます。帆立とタコのカルパッチョ、海老や白身魚のグリル、フリット、貝の酒蒸し、トルティージャ(ジャガイモのスペイン風オムレツ)などと合わせて。

ラガール・ダ・コンデサ 2016
Lagar Da Condesa /Bodegas Lagar Da Condesa

新鮮なリンゴや洋梨、桃、パイン、パッションフルーツの香り。そしてレモン、グリーンハーブ、花の蜜、石、ミネラルのノートが混ざり合う。さらにバニラやアーモンドなど木樽由来の香りが加わりクリーミーかつ濃縮感が漂う。口に含むとスムーズでなめらか。広がりが豊かな果実味で、やや肉厚なボディ感。爽やかさとともにある、たっぷりとした旨みは澱との熟成に起因する。香り同様によく熟しミネラルと酸がしっかりとした緻密な構造。持続性のあるアフター、果実と酸の余韻が心地よく僅かに塩気を伴う。

産地:スペイン ガリシア地方
品種:アルバリーニョ100%
タイプ:白ワイン 辛口

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第15回ワインの気持ち Report

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ワイン会「ワインの気持ち」にご参加いただきました皆様、ありがとうございました。

テーマ:「今飲みたい、ドイツワイン」

今回はドイツワインがテーマで、ゲストにドイツワイン専門のインポーター、ヘレンベルガー・ホーフ株式会社より磯本氏をお招きしてドイツワインについて熱く語っていただきました。といってもセミナーのようなかちっとしたものではなく、そこは「ワインの気持ち」。普段通りアットホームな雰囲気の中、お楽しみいただきました。

ワインは、4月に開催された「ハフスメッセ 春(ヘレンベルガー・ホーフ株式会社主催」で出品されたワインを含めて6種類をセレクト。当日6月28日が2019年のInternational Rosé Dayということもあり初夏に楽しみたいロゼワインからスタートしました。

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■繊細な品種の個性が綺麗に表れたロゼ、穏やかな旨み
シュペートブルグンダー ロゼ  2016 /ヴィラ・ヴォルフ

■リースリングの伝道師Dr.ローゼン。さすがのバランス感覚。
リースリング トロッケン 2016 /ドクター・ローゼン

■世界遺産が生んだ奇跡のエレガンス!
バハラッヒャー・リースリング・ゼクト 2012 /ラッツェンベルガー

■フーバー醸造所の核となる白ワイン
マルターディンガー ヴァイスヴァイン 2016  /ベルンハルト・フーバー

■バーデンの実力派M.ヴァスマー。リッチな果実感とテクスチャー。
シュラッター・マルテザーガルテン シュペートブルグンダー 2015 /マルティン・ヴァスマー

■アルテレーベンとは古木の意。プルミエ・クラスのワイン。
シュペートブルグンダー アルテ・レーベン トロッケン 2015 /ベルンハルト・フーバー

 

【ケータリング】
セカンドキッチン オイシイデリさん
金沢市京町11‐17 Tel/Fax 076‐251‐3160

ワインを飲み比べることで新たな発見ができたかと思います。また、このワイン会を通じて、たくさんのワイン仲間と出会い、親睦(楽しいワインの絆)を深めていただけたらと思います。

※参加者様にはFacebook、webページに掲載する旨、ご了承いただいております。 

クロード・デュガのネゴシアン部門「ラ・ジブリオット」新ヴィンテージ

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クロード・デュガのネゴシアン部門「ラ・ジブリオット」新ヴィンテージ

新ヴィンテージ2017年。

2017年は、目立った病気もなく健全で美しいブドウが実り、質・量ともに素晴らしい収穫となったそうです。

ワインはフローラルかつ透明感のあるアロマが印象的です。またこのヴィンテージの特徴でもあるバランスの良さが顕著に表れており味わいは明朗で、生き生きとした果実味が伸びやかに広がります。ジビエやカジキマグロのたたき、牛・鹿肉のカルパッチョなどと合わせて。

ラ・ジブリオット ブルゴーニュ・ルージュ 2017
Bourgogne Rouge /La Gibryotte

香りはラズベリーやブルーベリー、牡丹が混ざり合うフレッシュかつフローラルな印象。そしてシナモンやクローブなどのスパイスの香りに、軽くローストしたオークのヒント。金属的で、湧き出る様なミネラルのニュアンスが感じられ凛とした透明感がある。口に含むとスムーズでしなやか。生き生きとした果実味が伸びやかに広がり、クリーンな酸とミネラルが心地よい緊張感を与える。味わいはくっきりとしていてジューシー。キメ細かなタンニンが溶け込む艶やかな質感と、そこに深みが加わり充実感がある。明朗なキャラクター、過熟感のない洗練された趣がある。実にピュア!

合わせるお料理
鴨肉のロースト、鶏肉の赤ワイン煮込、ジビエ、カジキマグロのたたき、牛・鹿肉のカルパッチョ、寿司など。

産地:フランス ブルゴーニュ地方
品種:ピノ・ノワール100%
タイプ:赤ワイン ~フルボディ

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営業時間短縮のお知らせ(6月26、28日)

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営業時間短縮のお知らせ(6月26、28日)

いつも当店をご利用いただきまして誠にありがとうございます。

誠に勝手ながら、6月26日と28日は都合により営業時間を下記のとおり変更させていただきます。

営業時間
6月26日(水) 11:00~17:00

6月28日(金)は『ワイン会』のため、18時までの営業とさせていただきます。

6月28日(金) 11:00~18:00

尚、6月27日、29日から通常営業(11:00~20:00)に戻ります。よろしくお願いいたします。

夏の始まり「ミラヴァル・ロゼ」本日6月22日、夏至の日に解禁!

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夏の始まり「ミラヴァル・ロゼ」本日6月22日、夏至の日に解禁!

ミラヴァルは、ブラッド・ピットとアンジェリーナ・ジョリーが別荘として所有するワイナリーで、プロヴァンス地方の中心にあるコランス村に位置します。標高350メートルの畑は昼と夜の寒暖差が大きく、フレッシュでバランスの取れたワインを生み出します。畑では100%オーガニックを取り入れ、除草剤や殺虫剤など、如何なる化学薬品も使用しません。因みにワイン造りを任されているのは、南ローヌ最大の造り手ファミーユ・ペランです。

可憐で、澄み切ったアロマが魅力的、弾けるような軽快さと美しい緊張感をお楽しみいただけます。

ジョリー・ピット&ペラン ミラヴァル・ロゼ 2018
Miraval Rose /Jolie-Pitt & Perrin

メロン、リンゴや洋梨のコンポート、キルシュ、白い花、ミントの香り。爽やかなミネラルのニュアンスと相重なり少し甘さが抑えられた印象がある。可憐で、澄み切ったアロマが魅力的。口に含むと瑞々しくピュア。チェリーやストロベリー、リンゴから摘みたての美味しさをギュッと搾ったようなエキス分に溢れる。溌剌としながらもクリーンな酸味が調和。ミネラルを軸に伸びやかで、弾けるような軽快さと美しい緊張感が保たれている。味わいはドライでキレが良くスッキリとしたフィニッシュ。アフターにピンクグレープフルーツのようなほろ苦さと心地よい塩気を伴う。

合わせるお料理
野菜のスープや肉詰め、ブイヤベース料理、ラタトゥイユ、寿司、繊細な食材を使った和食など。

産地:フランス プロヴァンス地方
品種:サンソー、グルナッシュ、シラー、ロール
タイプ:ロゼワイン 辛口

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「ジェラール・メッツ」直接圧搾法によるロゼ・スパークリングワイン

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「ジェラール・メッツ」直接圧搾法によるロゼ・スパークリングワイン

ジェラール・メッツが手掛ける直接圧搾法によるロゼ・スパークリング。シャンパーニュに似通った繊細なミネラルのニュアンスを持ち、ピノ・ノワールに由来する微かなタンニンが感じられます。乾杯はもちろん食前酒として。合わせるお料理はサラダやオードブル、中華、和食、コロッケなど。またトマトソースベースのパスタとの相性も良いです。良く冷やしてお楽しみください。

ジェラール・メッツ クレマン・ダルザス ブリュット・ロゼ NV
Crémant d’Alsace Brut Rosé /Gérard Metz

香りはキルシュ、ザクロ、ピンクグレープフルーツ、赤系果実などピュアな印象がありジャスミンやハーブのヒント。エレガントで、シャンパーニュに似通った、繊細なミネラルのニュアンスを持つ。口に含むとスムーズで、生き生きとしたアタック。チェリーやストロベリーを思わせる優しい甘さに、ほろ苦いミネラルの風味がアクセント。味わいとしてはドライ感、香り同様にピュア。上品な酸が味わいに緻密さを与えるエレガントなスタイルで、ピノ・ノワールに由来する微かなタンニンが心地よい。サッパリとしたフィニッシュ。

産地:フランス アルザス地方
品種:ピノ・ノワール100%
タイプ:スパークリング ロゼ 辛口

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『ワイン=音楽』の哲学から生まれる、五感に響くワイン「ジェラール・メッツ」

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『ワイン=音楽』の哲学から生まれる、五感に響くワイン「ジェラール・メッツ」

ワインはその嗜好性や芸術性、多様性等において、しばしば音楽に例えられる。

ジェラール・メッツの当主エリック曰く、楽曲はテロワール。アルザスのような土壌の複雑さや古樹は、和音の数が増えるといったような音楽性の高まり。そして、演奏者は醸造家。楽曲を尊重しながらも自らのイマジネーションをもって解釈し修練を積んで演奏する。楽曲の素晴らしさと演奏者の心技が一体となった時、言葉では表現できない何かが、五感に響く。

「心地よい和音のようなハーモニーとふくよかさが感じられ、飲むと自分の好きな音楽が自然に聞こえてくる、そんなワインを造りたい」(エリック談)

本日は、樹齢35~70年のVV、リースリングをPick Up!

ジェラール・メッツ リースリング ヴィエイユ・ヴィーニュ 2017
Riesling Vieilles Vignes /Gérard Metz

香りはリンゴや洋梨のコンポート、アプリコット、ジャスミン、そしてシナモンやローズマリーなどスパイスハーブの香りにジンジャー、チョーク、ミネラルのヒント。さらに奥から花の蜜の香り、フレッシュ感が漂い品よくまとまりがある。口に含むとスムーズでしなやか。ミネラルを含み、果実味を支える綺麗な酸が魅力的。ドライで、キリっと引き締まっているが十分な旨みのあるジューシーな味わい。その上でしっかりとしたストラクチャーと、古樹ならではの複雑さ・滋味深さが感じられる。ボディは中庸、酸の余韻が心地よく比較的長めのアフター、果実の甘味を感じる。

合わせるお料理
魚介・白身肉料理全般、スパイシーなアジアン料理、ソーセージやベーコンなど、チーズであればパルミジャーノ・レッジャーノ、パルメザンチーズがおすすめ。

産地:フランス アルザス地方
品種:リースリング100%
タイプ:白ワイン 辛口

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優しい月光の下で、ワインを傾けながら♪「セレニータ・ニット」

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優しい月光の下で、ワインを傾けながら♪

明日、6月17日は満月とのこと。

日々満ち欠けするお月さまが、もっともパワフルになるのが満月のとき。

古くから満月は神秘的・風流な物として考えられ、月光には浄化作用があるとも言われています。その美しさは人々を魅了して止まず、満月に合わせて月に願い事をすると叶うとも。

『満月で願いを叶えたい』

優しい月光の下で、ワインを傾けながら満月に願いをかけてみてはいかがでしょうか。

生産者はディット・セリェール。畑はスペイン モンサンの美しい山間部に位置し有機栽培を実践。昔から濃厚で凝縮した赤ワインの産地として知られるモンサンにして、その濃厚さをいかしつつもピュアで、女性的なニュアンスのあるワインで、高い注目を集めています。

本日のワイン

ディット・セリェール セレニータ・ニット 2012
Selenita Nit /Dit Celler

香りは熟成によるモカやチョコ、ココアなど芳しい香りを基調に、砂糖漬けにした様々なベリーフルーツやイチジク、プラムを思わせる。加えてナツメグ、オリエンタルなスパイスの香り。タバコ葉や紅茶葉、リコリスのニュアンスを持つ。広がりがよく深みと複雑性が感じられる。口に含むとスムーズでしなやか。濃厚な味わいながら繊細さを合わせ持ち、程よい肉付きと、キメ細かなタンニンが溶け込む緻密な構造をもつ。果実のコンポートのようなまろやかな甘みをアタックに感じ中間部からドライ感が増していく。ほろ苦く、飲み応えがありアフターに心地よい酸を感じる。

合わせるお料理
牛肉の赤ワイン煮、ラム肉の香草焼き、ポークソテー プラムソース、スペアリヴ、ハンバーグ デミグラスソース、茄子とひき肉の味噌炒めなど。

産地:スペイン モンサン
品種:ガルナッチャ70%、サムソ30%
タイプ:赤ワイン フルボディ

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G20 大阪サミット開催期間中の商品の発送につきまして

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G20 大阪サミット開催期間中の商品の発送につきまして

いつもカーヴ・ド・ヴェレゾンをご利用いただきまして、誠にありがとうございます。

大阪市内で「G20サミット」が開催されることに伴い、大阪府内で大規模な交通規制が行われる影響で、6月27日(木)から7月2日(火)頃まで、関西地方の一部地域へのお届けが出来ない状態となります。

対象地域
大阪府(全域)、兵庫県(芦屋市、尼崎市、伊丹市、西宮市)

上記期間中のご指定日でご注文をいただきましても商品の発送をお受けすることできません。なお、交通規制の状況等の影響によっては対象地域以外でも遅れが生じる可能性がございます。

お客さまには大変ご迷惑をおかけしますが、予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

ブリュンデルマイヤーの初オレンジワイン「ルーレンダー(ピノ・グリ)」

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ブリュンデルマイヤーの初オレンジワイン「ルーレンダー(ピノ・グリ)」

“ルーレンダー”はあまり耳慣れない名称ですが、白ブドウの1つであるピノ・グリ/グラウブルグンダーのシノニム(別名)です。ピノ・ノワールの突然変異で果皮の色がピンク色に近く、灰色がかった色調から黒ブドウと見間違えるように濃い色調まで様々です。このため、造られるワインは一般的な白ワインと比べて色調がやや濃くなる傾向があります。

さて、ブリュンデルマイヤーが造る“ルーレンダー”。 発酵は赤ワインの手法に近く、2週間300Lの古樽で全房浸漬発酵を行います。マストと澱は葡萄のプレス後、樽に戻し熟成させます。長い期間、澱と触れさせることによって自然に酸化からワインを守ります。この醸造工程を経て、果皮由来の香りや色素を抽出し、仄かなタンニンを伴う複雑な味わいのワインに仕上げるのです。

ブリュンデルマイヤー ルーレンダー 2016
Rawländer /Weingut Bründlmayer

外観は鮮やかな赤銅色、カルミンレッド。 ドライフラワーの香りに赤スグリ、チェリー、ストロベリーなどの果実香。素朴で可憐な印象があり搾りたての果汁を思わせるフレッシュ感が漂う。そして焙煎したコーヒー豆やチョコなど香り高いロースト香にほろ苦いミネラルのノートがアクセント、奥行と複雑さが感じられる。味わいはスムーズで伸びやかに広がりミネラルを含むジューシーな果実味と綺麗な酸味とのバランスが心地よい。香り同様、飾り気のない純粋さと透明感に満ち溢れ生き生きとしたエレガントな飲み口。辛口で、余韻にチャーミングな果実のフレーヴァーが持続する。

合わせるお料理
サラダ、魚介のマリネやスープ、鶏・茸料理、鴨や牛のタタキ、パスタ、トマトソースベース料理、中華など。

産地:オーストリア カンプタール
品種:ルーレンダー(ピノ・グリ)100%
タイプ:白(オレンジ)ワイン 辛口

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