ホーム>インフォメーション>ピックアップ情報

ピックアップ情報

自然を愛で樹々と語る遅咲きの趣味の人「マルティン・ヴァスマー」

2018121301550.jpg

ドイツのトスカーナとも称される、温暖な天候と地形に恵まれたバーデン最南部のマークグレーフラーラントに「マルティン・ヴァスマー醸造所」はあります。創業者マルティン・ヴァスマー氏は1961年生まれ。元は農家の家系で自身ではホワイトアスパラガスを栽培し、これが見事成功を収めます。ところがホワイトアスパラと地元のワインを味わうたびに違和感を覚えたといいます。“もっと美味しいものができるのではないか”と。そして1997年、37歳にして醸造所設立を決意しました。

翌年にはブルゴーニュ、シャンボール・ミュジニーの銘醸アミオ・セルヴェルにて研修を積み、設立して間もないながら「マークグレーフラーラント シュペートブルグンダー 2015」が、ワインガイドVinumにて最優秀コストパフォーマンス賞を受賞し、その実力が認められています。

本日は上記受賞したシュペートブルグンダー赤とミネラリックな果実味が弾けるミュラー・トゥルガウ白をご紹介します。

まずはシュペートブルグンダー

マルティン・ヴァスマー マークグレーフラーラント シュペートブルグンダー 2015
Markgräflerland Spätburgunder Trocken /Weingut Martin Waßmer

香りは、バニラや香木を思わせる芳しいオークのノートが印象的で、熟したラズベリーやチェリー、プラムなどの凝縮した果実香をやさしく包み込むように広がる。他にローリエやポプリ、クローブ、タバコの葉、皮革のヒント。ほんのりと甘さがただよい、複雑性も感じられる。口に含むとソフトでなめらか。生き生きとした果実味が瞬く間に広がり、味わいはリッチで明朗、濃縮感がある。樽感が少し前に出るも嫌みがなく、フレッシュな酸味が調和。全体に旨みが行き渡り、タンニンは丸くキメ細やか、味わうほどにその美味しさが込みあがってくる。近づきやすく、ブルゴーニュワインの同価格帯で見れば間違いなくワンランク上の味わいで、アフターフレーヴァーの広がりが秀逸。

合わせるお料理
鴨肉のロースト、鴨と葱の陶板焼き、ソーセージ、スモークベーコン、カツオのカルパッチョなど。

 

続いてミュラー・トゥルガウ

マルティン・ヴァスマー バート・クロツィンガー シュタイングリューブレ ミュラー・トゥルガウ 2017
Bad Krozinger Steingrüble Müller Thurgau Trocken /Weingut Martin Waßmer

香りはフレッシュさが前面にあらわれるアロマティックな果実香が支配的で、グリーンアップルやマスカット、梨、ライム、白い花を思わせる。そしてミントやローズマリー、ホワイトペッパー、鉱物のヒント、塩気のあるミネラルをアクセントに華やかさが際立っている。口に含むと爽やかでクリスピーな飲み心地。ミネラリックな果実味が弾ける様に広がり、僅かにガスっぽい印象、軽快な中にも味わいに深みが感じられる。辛口にしてほんのりと甘く、それでいてキレがよい。純粋で、ミネラルとジューシーな果実味とのバランスが優れている。フレッシュで美味しい、引き締まったフィニッシュ。

合わせるお料理
サラダ、白身魚のカルパッチョ、オリーブオイルを使った魚介料理、天ぷら、和食、手巻き寿司など。

商品ページはワイン名をClick

親子の絆を表すワイン「B.フーバー ヴァイサーブルグンダー トロッケン 2011」

2018121020036.jpg

それはフーバーさん親子の絆を表すワイン

特別なワイン。今年の6月にオーダーをかけていた“2018年度 フーバー スティールクラブ”の1本です。

2011年VTは比較的温暖な年で、厚みがある果汁故、何樽かのワインは醗酵がとてもゆっくりと進んだそうです。通常のヴァイサーブルグンダーが瓶詰される時期になってもまだ発酵が終わらず、亡き当主ベルンハルトさんの判断で、酵母とともにステンレスタンクにて熟成させることを決意。その後、毎年テイスティングを重ね、瓶詰の時期を探りましたが、いつまでもフレッシュな状態が保たれていたため、実に5年もの間、タンクにて熟成の時を重ね、今回満を持しての瓶詰となりました。亡き父、ベルンハルトさんが栽培し、息子であるユリアンさんが瓶詰した思いの詰まったヴァイサーブルグンダーです。

ベルンハルト・フーバー ヴァイサーブルグンダー トロッケン 2011
Weißer Burgunder Trocken /Bernhard Huber

香りはミカンやライム、グレープフルーツなどの柑橘類に白桃、白い花、ジンジャー、スパイス、鉱物的なミネラルのノートが混じり合う。そして上品なバニラ、杏仁、ナツメグの香り。7年の熟成を経てもなおフレッシュさを損なっておらず、少しオイリーなニュアンスと、奥から花の蜜の香りが次第にあがってくる。エレガントな中にもしっかりと深みが感じられる。口に含むと爽やかでなめらか。硬質なミネラル感としっかりとした酸が印象的で、果実味はエキス分に富む。旨みがあり、舌上で香味がバランスよく広がり、味わいの質が格段に上がるのがよくわかる。くっきりとしつつも丸いテイスト。味わうほどにその美味しさが込みあがり、「繊細」にして旨みを押し上げるような力強さは、まさにこのワインの真骨頂。コクがありキレの良い後味で甘辛のバランスが素晴らしい。

合わせるお料理
サラダ類、和食、鶏肉料理、淡泊な魚介料理、またエスニック料理とも相性がよい。

産地:ドイツ バーデン
品種:ヴァイサーブルグンダー(ピノ・ブラン)100%
タイプ:白ワイン 辛口

商品ページはワイン名をClick

ヴァンサン・ジラルダン X ジャスティン・ジラルダン「2015VT ブルゴーニュ ピノ」

201812922454.jpg

本日は、「ヴァンサン・ジラルダン」と「ジャスティン・ジラルダン」の「ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2015」を飲み比べ。2015年は、全体を通して乾燥が続いたため葡萄は水分を失い凝縮し、ワインは芳醇で飲み応えのあるワインとなりました。

まずは、ジャスティン・ジラルダン。彼の父ジャックはヴァンサンの兄で、サントネに本拠を置くドメーヌ。ワイン造りの哲学は“常に厳格であること。自然を尊重し本質を追求すること。決して派手さは無く、自然で素朴な土地の風味を体現すること”。樹齢50年の古樹。味わいは明朗でとても親しみやすいもの。熟したアロマも魅力的。

ジャスティン・ジラルダン ブルゴーニュ ピノ・ノワール 2015
Bourgogne Pinot Noir /Justin Girardin

香りは熟したラズベリーやクランベリーなどの赤い果実香が広がり、続いてトーストやシナモン、スパイシーなオーク、金属的なミネラルのノートがあらわれる。少しジャミーなニュアンスとスモーキーさが一体となり香りのボリュームが増していく。口に含むとソフトでなめらか。肉付きがよく、ジューシーで、充実したアルコール分を備えている。味わいは明朗でとても親しみやすいもの。熟した風味の中、メリハリのある上品な酸とのバランスがよく、総じて柔らかく質感が感じられる。辛口ながらもフルーティーで、濃縮感がただよい、その上で古木ならではの滋味が堪能できる。

合わせるお料理
仔羊・鴨肉のロースト、鶏肉の香草焼き、豚肉の生姜焼き、マグロのカルパッチョ、軽いチーズなど。

 

続いて、ブルゴーニュにおける“ネゴシアンワインメーカー”の先駆者的存在「ヴァンサン・ジラルダン」。ポマール、ヴォルネイ、シャサーニュの葡萄、そしてサン・ロマンとの境にあるオート・コート・ド・ボーヌの葡萄を使用したACブル。こちらは親しみやすい中にもエレガントなスタイルに仕上がっており、出所の良さを感じさせます。余韻に広がりがあります。

ヴァンサン・ジラルダン ブルゴーニュ・ルージュ キュヴェ・サン・ヴァンサン 2015
Bourgogne Rouge Cuvée Saint-Vincent /Vincent Girardin

香りはラズベリーやブラックチェリー、プラム、赤い花のアロマにスパイシーなハーブ、ミネラル、木樽由来のロースト香が混じり合う。バランスがよく、フルーティー(華やか)で、それでいて品がある。カカオやタバコの葉の香りなど、次第に複雑さもあらわれてくる。口に含むとソフトでなめらか。濃縮感がありエキス分・アルコール分の豊かさが感じられ、タンニンはキメ細やか、溶け込んだ酸味との調和が素晴らしい。ミネラリーで、テイストは丸く親しみやすい中にも香り同様の品がある。出所の良さを感じさせるワンランク上のACブル。余韻も広がりがよく、実にエレガントなスタイルに仕上がっている。

合わせるお料理
牛フィレや鴨肉のロースト、ジビエ、鶏肉の照り焼き、ウナギの蒲焼、しゃぶしゃぶ、茄子と肉の味噌炒めなど。

商品ページはワイン名をClick

ファン待望の入荷!「ポール・ジロー スパークリング・グレープジュース 2018」

2018127184525.jpg

ポール・ジロー スパークリング・グレープジュース 2018
JUS de RAISIN GAZEIFIE /Paul GIRAUD

コニャック地方は6つの小さな地区に分けられ、ある地区は華やかでフレッシュ、またある地区はエレガントなライトボディというように、各地区で栽培されるブドウには個性があります。その中でも、最高峰として知られるのがグランド・シャンパーニュ地区です。

石灰質の土壌で栽培されるブドウは、アロマが凝縮された非常に良質なコニャックを生み、その良さは長期熟成をすることによって完全に開花します。ポール・ジローの家系は、このグランド・シャンパーニュの地で400年前から代々農業を営んできました。1800年代の後半からコニャックの生産を始め、現在に至るまで高品質なコニャックを世に送り出しています。

そんなポール・ジロー氏がコニャックを造るのに使用するブドウ「ユニ・ブラン」種を、そのまま搾って無添加のスパークリングジュースに仕上げました。まさしくポール・ジロー・コニャックの原点であり、飲む者だけが実感できるコニャックのルーツ。その味わいは濃密で上品な甘味のある搾りたてのリンゴジュースのよう。もちろん無添加の「100%グレープジュース」なので、お子様にも安心してお飲みいただけます。年に一度の限定品です。今回、2年ぶりの入荷となります。

※賞味期限:2020年12月
※保存は冷暗所にて。よく冷やしてお楽しみください。

産地:フランス コニャック地方
品種:ユニ・ブラン100%
タイプ:スパークリング ブドウジュース 白
アルコール度数:0.00%(ノン・アルコール)

商品ページは商品名をClick

各テロワールの個性を最大限に表現「ドメーヌ・ミシュロ」

201812721127.jpg

各テロワールの個性を最大限に表現

ブルゴーニュ、ムルソーの地で7世代に亘りワイン造りを行っているドメーヌ・ミシュロ。各テロワールの特性とワインの新鮮さを最大限に守るため、畑では除草剤は使用せず減農薬農法を実践し、生産過程においてワインの酸化を防ぐことに対して最大限の注意を払っています。彼らのワインはとてもフレッシュでクリアーなもの。現在ドメーヌは、新しい世代で歴史と伝統を守りつつ、新たな発展を遂げています。

本日はACブルゴーニュとムルソーの単独所有畑“クロ・サン・フェリックス”をご紹介します。

まずはAC.ブルゴーニュ。ムルソー・ヴィラージュのアペラシオンとの境にある区画です。

ドメーヌ・ミシュロ ブルゴーニュ シャルドネ 2016
Bourgogne Chardonnay /Domaine Michelot

ライムやレモン、キウイ、オレンジの花などの爽やかなアロマに、白桃やカリンのコンポート、杏仁、ナッツ、鉱物的なミネラルのノートが混じり合う。新鮮味に溢れており、微かにスモーキーなニュアンスも感じられる。口に含むとなめらかで、瑞々しいまでのクリーンな酸味が印象的で、キメの細かい酸と高い透明度、そしてピュアさ、澄み切った果実感で満たされる。流れる様にしなやかで、温度の上昇と共に質感とオイリーさが増していく。繊細で、美しきシャルドネ。規格こそACブルだが、ゆったりと時間をかけて飲むことで、洗練さと奥行が感じられる。

合わせるお料理
サラダ類、白身魚のムニエルや鶏・豚肉のソテー、鯛の塩釜焼、帆立のカルパッチョ、ゴルゴンゾーラのリゾットなど。

 

続いて単独所有畑“クロ・サン・フェリックス”。

ドメーヌ・ミシュロ ムルソー クロ・サン・フェリックス 2015
Meursault Clos Saint Félix Monopole /Domaine Michelot

木樽由来のバニラやトースト、焦がしキャラメルの香り。そしてリンゴや梨、白い花のアロマが広がりナッツ、バター、花の蜜、ミネラルのノートが混じり合う。他にアニス、ジンジャー、香木の香り、フリンティなニュアンスも感じられる。口に含むとなめらかでクリーミー。キメ細かな質感があり、豊かな酸が綺麗に溶け込んでいる。艶やかで繊細、その上で旨みがあり、ミネラリーだが伸びやかに風味が広がる。非常にクリアーな印象、温度の上昇と共にオイリーさが増していく。中庸のボディ感に、引き締まったミネラル、アフターの余韻も長い。洗練さや趣のある気品が感じられる。

合わせるお料理
川魚料理、網焼きのオマールや伊勢海老、鮑、天ぷら、フォワグラなど。

どちらもブドウはシャルドネ100%
タイプ:白ワイン 辛口

商品ページはワイン名をClick

"エゴン・ミュラー"がスロヴァキアで造るワイン「シャトー・ベラ」

201812665633.jpg

ドイツワインの最高峰“エゴン・ミュラー”がスロヴァキアで造るワイン

きれいな酸味が心地良いボリューム感のある辛口ワイン。

ドイツのモーゼルから1200㎞離れた、ドナウ川を挟んだハンガリーとの国境のなだらかな丘に位置する「シャトー・ベラ」。エゴン・ミュラーがリースリング種の新たな銘醸地としての可能性を確信し、2001年から醸造をスタートさせました。土壌はチョーク質で、夏からの乾燥した気候、長い秋とブドウの栽培に理想的な環境が整っています。

ワインは凛としていて伸びやかです。リースリング種特有のスッキリ感に、質感とふくよかさ、ボディが感じられます。合わせるお料理は、鶏肉料理、焼き鳥、ベーコン、天ぷら、魚介のマリネ、ペンネ・アラビアータ、中華、モッツァレラなどがおすすめです。

シャトー・ベラ リースリング 2017
Riesling /Château Belá

香りには、まずはライムやレモンオイル、ミカン、爽やかな青草のアロマが広がり次第にリンゴや洋梨のコンポート、ジャスミン、蜜の香りが溢れ出す。そしてホワイトペッパーやジンジャー、鉱物的な香り、ほろ苦いミネラルのノートがアクセント。僅かにスモーキーなニュアンスと心地よい塩気も感じられる。口に含むと爽やかでなめらか。溌剌としたシャープな酸を感じつつ、すぐ後にはジューシーな果実味が押し寄せてくる。味わいは濃密にして繊細で、ミネラルを含むしっかりとした構造をもつ。凛としていて伸びやかで、美しい酸味が調和。リースリング種特有のスッキリ感に、質感とふくよかさ、ボディが感じられる。甘美なるフレーヴァーが味わいの均衡を保っている。

産地:スロヴァキア
品種:リースリング100%
タイプ:白ワイン 辛口

商品ページはワイン名をClick

乾燥したプーリアのテロワールを表現!「オールド・ワールド・クヴェ 99 」

201812404627.jpg

乾燥したプーリアのテロワールを表現!

イタリア プーリア州を代表するブドウ“プリミティーヴォ”種を主体に、乾燥したプーリアのテロワールを表現したワインが、この「オールド・ワールド・クヴェ 99」です。製法はアパッシメント。樹上で干からびるほど過熟させ糖度・凝縮感を上げたブドウから造られています。凝縮した果実、スモーキーな樽とスパイスの香りが漂い、濃厚な果実の余韻が広がります。俗に言う甘濃いタイプですが、スケールの大きさに加え繊細さも兼ね備わっています。

ワイン単体で飲んでも美味しいですし、料理と合わせるならば、ベリーソースを添えた牛ヒレのステーキ、仔羊や鶏肉のグリル、ハンバーグ、茄子の肉詰め味噌煮、点心、中華、トマトソースベースの料理、ジビエなどがおすすめです。

プロヴィンコ オールド・ワールド・クヴェ 99 アパッシメント 2017
Old World Cuvée 99 Appassimento /Provinco Italia Spa

香りは完熟したブラックベリーやブルーベリーにカシスリキュール、プラムジャム、力強い果実香が瞬く間に広がり濃縮感がただよう。そしてシナモンや八角、ペッパーなどのスパイスの香りやリコリス、木樽由来のバニラやナツメグ、チョコ、タバコのヒント。野性味があり、バルサミコのようなニュアンスも感じられる。口に含むとソフトでなめらか。舌触りはシルクのようで、高いアルコール分を備えたジューシーな果実味が溢れ出るように広がる。凝縮した風味ながらも暑苦しさが毛頭なく、上品な酸が味わいを支えエレガントに仕上がっている。アパッシメント特有の残糖感にも、単に甘濃いタイプではない。スケールの大きさに繊細さを兼ね備え、余韻の長さも突出している。

産地:イタリア プーリア
品種:プリミティーヴォ主体、他
タイプ:赤ワイン フルボディ

商品ページはワイン名をClick

一般的なアリゴテのイメージを覆す「V.ジラルダン ブルゴーニュ アリゴテ」

2018122224840.jpg

一般的なアリゴテのイメージを覆す。 どうだ?この旨みとボディ感!

ジラルダンのアリゴテは実にリッチ。通常ブルゴーニュで広く栽培されているアリゴテは「アリゴテ・ヴェール」という品種ですが、ジラルダンでは「アリゴテ・ドレ」を使用しています。前者のヴェールとは緑色の意味で、その名の通り緑色、酸味が強く痩せた味わいになることが多いです。一方後者のドレとは「金色の」という意味で、果皮が薄く熟すと黄金色になる葡萄です。アリゴテ・ヴェールとは別物で、糖度が高く酸味が突出することがありません。

加えて樹齢70年という古樹。高樹齢のブドウ樹は、地中に深く根を張り、安定した水分の供給やミネラル、養分を得ることができます。畑はビオディナミで管理し、収穫は選別しながら手摘みで行われます。

ヴァンサン・ジラルダン ブルゴーニュ アリゴテ 2015
Bourgogne Aligoté /Vincent Girardin

香りは熟した洋梨、リンゴ、桃、サンザシ、柑橘系の花のアロマに鉱物、塩気、ミネラルのノート。そしてカスタードやクレームブリュレなど旧樽由来の香りがマッチする。旧樽を使用することで新鮮な果実香が際立ち、次第にマンゴーやシロップ漬けの果実など仄かに甘いニュアンスも感じられる。口に含むと爽やかでスムーズ。ミネラルを軸に、味わいは実直で、豊かな果実感で満たされる。溌剌としているが、どうだ?この旨みとボディ感、と言わんばかりに広がり、明確な構造をもつ。クリアーかつドライでメリハリが効いた辛口。バランスのよい仕上がりで、アフターには心地よい酸とともに果実、ヘーゼルナッツ様のフレーヴァーが残る。

合わせるお料理
魚介の網焼き(レモンを添えて)、カルパッチョ、貝類のアヒージョ、アクアパッツァ、天ぷら、エスカルゴ、刺身、ハムとパセリのゼリー寄せ(ジャンボン・ペルシエ)など。

産地:フランス ブルゴーニュ地方
品種:アリゴテ・ドレ100%
タイプ:白ワイン 辛口

商品ページはワイン名をClick

腰の強さと優しさと。「ヴァンサン・ジラルダン ポマール レ V.V. 2012」

2018113022359.jpg

腰の強さと優しさと。ポマールV.V.

ブルゴーニュにおける“ネゴシアンワインメーカー”の先駆者的存在「ヴァンサン・ジラルダン」。2012年、跡継ぎと健康上の理由から、ボーヌのネゴシアンに会社を売却しましたがジラルダンも醸造家エリック・ジェルマンも残るため、品質に変更はありません。

畑では2007年から2010年の間ビオディナミを試行。ヴァンサンが考えるビオディナミとは、昔の人々が行っていたやり方に戻すことでした。その後、ブルゴーニュの天候の問題で、完全なビオディナミでは不便な点もあるため、2011年よりビオディナミからインテグレイテッド・ヴィティカルチャー(リュット・レゾネ)へ移行しました。年間通してビオディナミの精神に基づいて、畑でより多くの仕事をしていますが、必要に迫られたら最小限の処置として極少量の農薬を使うこともあるそうです。

本日はバック・ヴィンテージ 2012年のポマールV.V.をご紹介します。樹齢65年の古樹です。

ヴァンサン・ジラルダン ポマール レ・ヴィエイユ・ヴィーニュ 2012
Pommard Les Vieilles Vignes /Vincent Girardin

香りには赤スグリやダークチェリー、ブラッドオレンジなどの果実香にローズヒップやドライハーブ、コリアンダー、シナモン、スパイシーなオークのノートが混じり合う。野性味があり、そして金属的なミネラルのニュアンスと、なめし革やペッパー、腐葉土などの熟成香もあらわれる。口に含むとなめらかでしなやか。繊細なタッチで、じんわりと果実のボリュームが増していき、骨格のしっかりした腰の強い中にも優しさが感じられる。熟成によってタンニンは円みを帯び、溶け込んだ酸味が調和、旨みが滲み出る様に広がり味わい深さがある。初日よりは二日目、ぜひ向き合ってお楽しみを。味わいの幅が広がり余韻の長さも楽しめる。

合わせるお料理
ジビエ、牛ステーキ、赤身肉のロースト、鶏肉のハーブ焼き、スパイスを効かせた料理など。

産地:フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ボーヌ地区
品種:ピノ・ノワール100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

商品ページはワイン名をClick

ブルゴーニュワインに魅せられて「カレラ・ワイン・カンパニー」

2018113003224.jpg

ブルゴーニュワインに魅せられて

ブルゴーニュワインに魅せられたジョシュ・ジェンセン氏が“アメリカで最高のピノ・ノワールを造る”を目標に立ち上げたワイナリー、「カレラ・ワイン・カンパニー」。2008年と2011年にはワイン&スピリッツ誌でワイナリー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、今日カレラのワインは世界中のワイン評論家・愛好家に称賛されています。

本日はラインナップより、オーナーのジェンセン氏の名を冠したジョシュ・ジェンセン・セレクションをご紹介します。異なるヴィンヤードのブドウを巧みにブレンドし通常のセントラル・コーストのものと比べ、より深みと複雑性ある味わいになっています。因みに印象的なラベルの文字は、海外でも高く評価されている女性書道家 紫舟氏によるデザインです。

まずはピノ・ノワール

カレラ ジョシュ・ジェンセン・セレクション ピノ・ノワール セントラル・コースト 2016
Josh Jensen Selection Pinot Noir Central Coast /Calera Wine Company

香りにはラズベリーやチェリー、プラムなどの果実香にオリーブ、リコリス、ポプリ、ドライハーブ、オリエンタルなスパイスのノートが混じり合う。木樽由来のバニラ香はやさしく、アクセントにシナモンやクローブ、ナツメグの香り。さらに森の下草やカカオ、タバコの葉、皮革、ジビエなど広がりをみせ、その複雑さが増していく。アタックはソフトでなめらか。丸みのある柔らかな口当たりで、ほんのりと甘く華やかな香味・風味で満たされる。幾分軽やかな印象だがアルコール分が充実し中庸のボディにしなやかさ、球体的な構造をもつ。派手さはなく、その繊細で独特の滋味深さはカレラならではのもの。キメ細やかなタンニンが溶け込んでおり長く続く余韻へと誘ってくれる。

 

続いてシャルドネ

カレラ ジョシュ・ジェンセン・セレクション シャルドネ セントラル・コースト 2014
Josh Jensen Selection Chardonnay Central Coast /Calera Wine Company

アロマは熟したパインやマンゴー、洋梨などのフルーティな果実香が支配的で、そこにレモンやオレンジの皮、アニス、杏仁、蜂蜜のノートが加わる。そして木樽由来のバニラやスパイス、焦がしキャラメルなどの香りが続き、微かな鉱物とスモーキーさ、ミネラルのニュアンスが感じられる。口に含むとなめらかでオイリーなテクスチャー。果実味は芳醇ながら調和のとれた酸味、ミネラルを含むしっかりとした芯の強さを感じさせ、ネクタリンやタンジェリンオレンジ、すりおろしリンゴを思わせる。柔らかで広がりのある風味、鮮明で、フィニッシュはシルクのようにしなやか。余韻も長く楽しめる。

商品ページはワイン名をClick