2020年3月
"風光明媚"なピノ!「バターフィールド ボーヌ プルミエ・クリュ レ・トゥロン」
“風光明媚”なピノ!「バターフィールド ボーヌ プルミエ・クリュ レ・トゥロン」
ボーヌをこよなく愛する熱い男、デイヴィット・バターフィールドから上質なピノ・ノワールが入荷しました。
本日のワイン
バターフィールド ボーヌ プルミエ・クリュ レ・トゥロン 2017
Beaune 1er Cru Les Teurons /Butterfield
彼のワインは、ワイン生産者なども集うボーヌのレストランなどでも人気を博し大半がボーヌ内で消費される実力派です。一級トゥロンはボーヌのちょうど中央から東よりに位置し、力強さとフィネスを合わせ持つことで知られておりボーヌの中でも最良の区画の一つとみなされています。2017年VTはなまめかしく、まっすぐで、ビロードのような滑らかさが特徴です。瞼を閉じれば味わいが情景となって・・・
Tasting…
魅惑的なラズベリーやクランベリー、レッドチェリーの香りに、気品漂うフローラルノート。そしてローズヒップ、シナモン、紅茶、鉄、木樽由来の白檀、下草のニュアンス。味わいはスムーズで、ピュア。非常に綺麗な果実味が伸びやかに広がり若々しいが落ち着いた印象がある。ジューシーかと思えば一方で、幾分ドライ感があり艶やか。2017年ヴィンテージはなまめかしく、まっすぐで、ビロードのような滑らかさが特徴。瞼を閉じれば、透明感のある清らかな情景が思い浮かぶ。まさに「風光明媚」なピノ・ノワール。
合わせるお料理
牛フィレや鴨肉のロースト、赤身魚のカルパッチョ、寿司、シャルキュトリなど。
産地: フランス ブルゴーニュ地方 ボーヌ
品種: ピノ・ノワール100%
タイプ: 赤ワイン ミディアム~フルボディ
商品ページはワイン名をClick
果実味がパリッと弾け、ピュアな果汁が溢れ出る「ドメーヌ・ニュダン」
果実味がパリッと弾け、ピュアな果汁が溢れ出る「ドメーヌ・ニュダン」
ラドワ・セリニーに代々続く造り手、ドメーヌ・ニュダン。ニュダンのワインは何といっても果実味を重視した瑞々しさ。
新ヴィンテージの2018年を試しましたが、ニュダンもまた当たり年の一つと目される2018年の恩恵を受けています。
ジューシーなエキス分に富み・・・、
まずは可憐な香りから楽しんで♬
本日はレジョナルのピノ・ノワールをご紹介します。
樹齢50年以上の古樹!
ドメーヌ・ニュダン ブルゴーニュ ピノ・ノワール ヴィエイユ・ヴィーニュ 2018
Bourgogne Pinot Noir Vieilles Vignes /Domaine Nudant
香りは新鮮な赤い果実と花のアロマが魅力的で、梅やスパイス、紅茶、金属的なミネラルのノートが混ざり合う。可憐で、それでいて上品な趣がある。口に含むとなめらかでピュア。ヴィンテージの若さから少し引き締まった感があるが次第に緩和されていくのがわかる。ジューシーで、パリッと弾けるようなエキス分に富み、酸味は豊かだが主張し過ぎないのが良い。輪郭は丸くしなやかな質感。アフターにかけてバランスがとれ綺麗にまとまっていく。
合わせるお料理
野菜サラダ、鶏肉料理、野菜・ソーセージのポトフ、鶏肉の赤ワイン煮込み、鴨肉や仔牛のローストなど。
産地: フランス ブルゴーニュ地方
品種: ピノ・ノワール100%
タイプ: 赤ワイン ミディアムボディ
商品ページはワイン名をClick
ダックホーンがつくるセカンドライン「デコイ Decoy」-Vol.2-
ダックホーンがつくるセカンドライン「デコイ Decoy」–Vol.2–
引き続き「デコイ」から白ワインを2種、Pick Up!
赤ワイン同様、コストパフォーマンスが抜群です!
まずはソーヴィニヨン・ブラン。発酵・熟成に樽を一切使用しないでつくられる爽やかな辛口。
デコイ ソーヴィニヨン・ブラン ソノマ・カウンティ 2018
Sauvignon Blanc Sonoma County /Decoy
香りは白桃やメロン、グレープフルーツなど新鮮な果実香に柑橘類の花、レモングラス、グリーンハーブ、ミネラルのヒント。味わいは溌剌としておりクリスピー。ドライ感と共に仄かな甘さが心地よく豊かなエキス分を感じる。まっすぐで鮮やか、親しみやすさとキレがありパリッと弾けるジューシーな飲み口。透明感のある綺麗な酸が印象的で、清々しいフィニッシュ。
合わせるお料理
シーフードサラダ、白身魚のマリネ、魚介料理、寿司、和食、棒棒鶏、中華料理など。
品種: ソーヴィニヨン・ブラン100%
続いてシャルドネ。涼しいペタルマ・ギャップのギャップス・クラウン・ヴィンヤードと、やや暖かく濃厚な果実になる、と評判のダットン・ランチ等の葡萄を仕様。発酵・熟成: 90%ステンレスタンク、10%フレンチオーク5ヶ月。
デコイ シャルドネ ソノマ・カウンティ 2018
Chardonnay Sonoma County /Decoy
アプリコットやピーチ、マンゴー、パインなどフルーティーな果実香に、柑橘類、白い花、シナモンの香りが混ざり合う。そしてほんのりバニラやナッツのニュアンス、クレームブリュレ。熟しており十分な果実の豊かさを感じる。口に含むと爽やかでジューシー。リッチな果実味を支える酸はキメ細かく、フレッシュかつスムーズな飲み心地。純粋で、繊細な酸とのバランスがよい。親しみやすい味わいで、クリーミーかつしなやかな構造をもつ。ミディアムからフルボディ。アフターフレーヴァーも持続性がある。
合わせるお料理
ガーリックシュリンプ、豚・鶏胸肉とモッツァレラチーズのソテー、ローストチキン、唐揚げ、シーフードのシチュー、グラタンなど。
品種: シャルドネ100%
商品ページはワイン名をClick
ダックホーンがつくるセカンドライン「デコイ Decoy」
ダックホーンがつくるセカンドライン「デコイ Decoy」
ナパ・メルロを世に知らしめたダックホーンが、毎日飲めるワインとして価格とクオリティのバランスを考えてスタートさせたブランド、それが「デコイ」です。カリフォルニア各地からその味わいにあった葡萄を厳選し(現在はソノマがメイン)、安定した品質には定評があります。本日は赤ワインを2種、メルロとピノ・ノワールをご紹介します。
デコイ メルロ ソノマ・カウンティ 2017
Merlot Sonoma County /Decoy
香りは、グラスに注いですぐは少し閉じた印象でしたが次第に開花。プラム、ブラックチェリーにブルーベリー、ドライハーブ、石、上品なオークのヒント。仄かなスモークとバニラやココア、ダークチョコ、お香などと芳ばしい。味わいは生き生きとしておりなめらか。濃縮感に加えて新鮮味があり層状の果実感に満ち溢れビロードのようなタンニンとの融合。丸くしっとりとした質感がありジューシーで、口当たりが良い。成熟感があり適度な酸とのバランス。繊細かつ優美で、引き締まった酸とのバランスがよくエレガントな余韻へと誘ってくれる。
合わせるお料理
牛フィレや仔羊のグリル、ハンバーグ、鶏の照り焼き、タコス、シャルキュトリーなど。
品種: メルロ96%、カベルネ・ソーヴィニヨン4%
デコイ ピノ・ノワール カリフォルニア 2018
Pinot Noir California /Decoy
香りは摘みたてのストロベリーやブルーベリー、レッドチェリーなど魅力的なアロマが広がりバラの花弁、トマト、ローズマリー、ミントのヒント。そして紅茶、金属的なミネラルのニュアンス。樽香はやさしく洗練された趣がある。口に含むとなめらかでしなやかなタンニンと絡み合う豊かな風味。鮮明で、豪華。ミネラルを含みアルコールのボリュームが感じられくっきりとした輪郭にも丸みを帯びる。余韻は長くスムーズで、明朗かつエレガントなスタイルに仕上がっている。
合わせるお料理
仔羊のローストや香草焼き、鴨肉のコンフィ、治部煮、ソース 野菜炒め、マグロのカルパッチョ、寿司など。
品種: ピノ・ノワール100%
商品ページはワイン名をClick
ナパ・メルロを世に知らしめた立役者「ダックホーン・ヴィンヤーズ」
ナパ・メルロを世に知らしめた立役者「ダックホーン・ヴィンヤーズ」
ダックホーン・ヴィンヤーズはナパ・ヴァレー・セントヘレナの北に、ダンとマーガレットのダックホーン夫妻により1976年に設立されました。今でこそ『ナパのメルロと言えばダックホーン』と言われるようになりましたが、北米で最高のナパ・ヴァレーワインの生産者として、その地位を確立するために40年もの歳月を費やしてきました。当時ブレンド用品種としかみなされていなかったメルロを、主体にしたワインで見事に成功を収め、メルロは今日に至ってもダックホーンを代表するワインとして高く評価されています。
本日はナパ・メルロ、2016年ヴェインテージをご紹介します。
ダックホーン・ヴィンヤーズ メルロ ナパ・ヴァレー 2016
Merlot Napa Valley /Duckhorn Vineyards
ラズベリーやブルーベリー、プラム、ブラックチェリーの香りに、杉、バニラ、ココア、ダークチョコ、お香、クローブのヒント。そしてパイ皮やほのかなトフィーの香り。ミネラルや大地のニアュンスも感じる。口に含むとスムーズかつジューシー。アルコールのボリュームが豊かで、熟したプラムやブラックチェリー、リコリス、オークの風味が混ざり合う。たっぷりとした旨みと集約感。継ぎ目が無いシルキーなタンニンが溶け込みしっかりとした構造の下、全体に丸く調和がとれている。美しく寛大で、フレッシュ・フルーティーなフィニッシュ。
合わせるお料理
牛肉や仔羊のグリル、鴨肉のロースト、ミートローフ、ハンバーグ、鰻の蒲焼など。
産地: アメリカ カリフォルニア ナパ・ヴァレー
品種: メルロ77%、カベルネソーヴィニヨン22%、マルベック0.5%、プティベルド0.5%
タイプ: 赤ワイン フルボディ
商品ページはワイン名をClick
春の訪れをワインと共に感じてみませんか?「デュルンベルク」
春の訪れをワインと共に感じてみませんか?「デュルンベルク」
白: デュルンベルク イースター グリューナー・フェルトリーナー 2019
EASTER Grüner Veltliner /Weingut Dürnberg
ロゼ: デュルンベルクサクラ ロゼ・オブ・ツヴァイゲルト 2019
SAKURA Rosé of Zweigelt /Weingut Dürnberg
白ワインは春の訪れを祝うイースター特別ラベル。イースターはキリストの復活祭であり、春の訪れを祝うお祭りでもあります。ラベルに描かれたイースターツリーも可愛いですね。
Tasting…
青リンゴやライム、白桃、洋梨などフレッシュ・フルーティーな香り。グリーンハーブやフェンネル、ホワイトペッパー、そしてキャンディーのようなほんのり甘いニュアンスも感じます。口に含むと爽やかでジューシー。溢れんばかりの果実味と華やかな香味が印象的で、清らかな透明感。しなやかで、酸とのバランスがとれており明るく軽快な飲み口です。気分をリフレッシュさせ、春の訪れを感じさてくれます。合わせるお料理は、サラダ、サーモンとアスパラのソテー、魚介のマリネやフライ、寿司、カツレツ、BBQなど。
産地: オーストリア ファルケンシュタイン
品種: グリューナー・フェルトリーナー100%
------------------------------------------------------
続いてロゼワイン。こちらは桜の季節を彩るSAKURAの特別ラベル。満開の桜の中、ワイナリーのシンボルマークである「ファルコ 隼」が華麗に飛び交う様子が描かれた、日本オリジナルのラベルです。
Tasting…
香りはストロベリーやサワーチェリー、赤いリンゴ、ピンクグレープフルーツ、蜜柑、ジャスミンティー。そしてスパイス、金属的なミネラルのニュアンスが混ざり合う鮮烈な芳香。口に含むとジューシーかつドライ感があり豊かなスパイスの風味がアクセント。繊細ながら味わいが充実し鮮やか。混じり気の無い透明感がありまとまりのよい仕上がりです。すっきりとしたフィニッシュ、程よくボリュームも感じられます。合わせるお料理は、前菜、メロンと生ハム、魚介のカルパッチョ、和食、地中海料理、フライドチキン、パスタなど。
産地: オーストリア ファルケンシュタイン
品種: ツヴァイゲルト100%
商品ページはワイン名をClick
繊細な樽の香りとしなやかな果実味「シャトー・フルール・オー・ゴーサン 2008」
繊細な樽の香りとしなやかな果実味「シャトー・フルール・オー・ゴーサン 2008」
『ヴィンテージごとに異なる物語がある。我々はそれを受け入れ、寄り添うようにしている。』
そう語るのは、フロンサックの西、ヴェラック村に位置するシャトー・フルール・オー・ゴーサンの4代目当主エルヴェ・リュイエ氏。エルヴェが目指すのは、テロワールを尊重したワイン造りであり、そのアプローチにおいて自然が最も大きな力を持つと考えています。しかし、それは熟成を待たなければ飲み頃にならないワインと言う意味ではありません。彼のワインの特徴は“フィネスとエレガンス”であり、豊かなアロマと力強いタンニンが素晴らしく調和しています。
本日のワイン
シャトー・フルール・オー・ゴーサン 2008
Château Fleur Haut Gaussens
ブラックチェリーやプラム、ブラックペッパー、ドライハーブの香り。杉やクローブ、タバコ、ココア、スモーキーなオークの香りが混ざり合う。そしてなめし革、カカオ、炭、タールのニュアンスが現れる。味わいはスムーズでなめらか。10年以上の熟成を経ながら価格はいたってリーズナブルで、この価格で十分な深みは求められないが熟成ボルドーの醍醐味は堪能できる。タンニンはキメ細かく溶け込んでおり輪郭は丸く適度に酸が感じられる。伸びやかで旨み良し。熟成により土っぽさを感じ複雑なブーケと風味を醸し出している。
合わせるお料理
ローストビーフ、仔羊の香草焼き、ジビエ、ハンバーグ、肉煮込み料理、肉じゃが、牛タンシチューなど。
産地: フランス ボルドー地方
品種: メルロ90%、カベルネ・フラン & カベルネ・ソーヴィニヨン10%
タイプ: 赤ワイン ミディアム~フルボディ
商品ページはワイン名をClick
ベッカー醸造所秘蔵のロゼワイン。桜ラベル?「ベッカー プティ・ロゼ」
ベッカー醸造所秘蔵のロゼワイン。桜ラベル?「ベッカー プティ・ロゼ」
キツネのラベルでお馴染みのフリードリッヒ・ベッカーから鮮やかなロゼワインのご紹介です。
このプティ・ロゼは、元々プライベート用につくられていたもので、そのヴィンテージの特徴に合わせて気ままにつくられているそうです。なので、毎年品種が変わります。2018年産は2016年産に近くピノ・ノワールが主体(80%)でピノ・ムニエ10%、ポルトギーザー5%、ドルンフェルダー5%。因みに2017年産はピノ・ムニエが主体でした。
また、ラベルのさくらのシールは輸入元のスタッフさんが、一本一本手作業で貼ってくれたもの。花見のシーズン限定で、ブドウの樹に桜が満開となります。ぜひプティ・ロゼで宴の席をより華やかに。
フリードリッヒ・ベッカー プティ・ロゼ トロッケン 2018
Petit Rosé Trocken /Friedrich Becker
チェリーやアセロラ、ミカン、ピンクグレープフルーツの香りに、ピンクペッパー、レモンティー、石、ミネラルのニュアンスが混ざり合う。味わいはなめらかで濃密な果実感。ミネラルを含み、強靭で豊かな酸が味わいを支えておりじんわりと旨みが染み渡る。しっかりとドライで、きびきびとした酸が印象的。繊細にして芯の通った力強さを感じる。
合わせるお料理
サラダ、白身肉料理、シャルキュトリー、蟹、中華、エスニック料理、ちらしずしなど。
産地: ドイツ ファルツ
タイプ: ロゼワイン 辛口
商品ページはワイン名をClick
見た目を裏切らないフレッシュで華やかな味わい「ポール・マス ル・ロゼ」
見た目を裏切らないフレッシュで華やかな味わい「ポール・マス ル・ロゼ」
南仏の瑞々しいフルーツやお花を連想させる鮮やかなロゼワインのご紹介です。
葡萄はグルナッシュ・グリ、グルナッシュ、ピノ・ノワール、カラドック、サンソー。これらのブドウを巧みにブレンドし、華やかなチェリーやザクロなどのアロマと、フレッシュで余韻の長い果実味が弾けるワインに仕上がっています。
また、ボトルがとてもお洒落なので、飲んだ後はカラフェや花瓶として使うものいいですよね!
生産者はドメーヌ・ポール・マスです。「高品質」であると同時に「ヴァリュー・ワイン」であることに拘り、今ではリーズナブルな価格で本格的なスタイルを貫く生産者として高く認識されています。
ドメーヌ・ポール・マス ル・ロゼ 2019
Le Rose /Domaines Paul Mas
香りは華やかで、チェリーやザクロ、ストロベリー、蜜柑に、バラの花弁やジャスミン。そしてほろ苦いミネラルのニュアンスがアクセント。辛口にして搾りたての果汁のようにジューシーな味わいで、爽快な酸とのバランスがよくハリのある鮮やかな果実味が印象的。熟した赤い果実の風味が口いっぱいに広がり、すっきりとしたアフター。余韻に仄かなスパイスのニュアンスを感じる。幅広い料理との相性が良さそう。
合わせるお料理
カナッペ、ラタトゥイユ、シャルキュトリー、白身魚のマリネ、寿司、和食、中華料理など。
タイプ: ロゼワイン 辛口
商品ページはワイン名をClick