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2020年1月

独 ピノ・ノワールの新時代を告げるマイクロ・ワイナリー「ジュリア・バートラム」-2-

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ドイツ産ピノ・ノワールの新時代を告げるマイクロ・ワイナリー

ジュリア・バートラム

ジュリアのワインの特徴は、

「花のように非常に上品な香りとミネラルを感じさせるエレガントさ」、
「フレッシュでジューシーな口中」、
「酸と旨味に引き立てられた官能性」、
「熟成のポテンシャルを備えている」

というもの。

これまでのクラシックなアールワインとは一線を画する現代的スタイルのピノ・ノワールで、エントリー・ラインからその真価を発揮します。

本日はヴィラージュクラス、デルナウ村産シュペートブルグンダーをご紹介します。
口中に染み渡る心地よい酸味はストロベリーやザクロを想わせ“艶っぽい”!

ジュリア・バートラム デルナウアー シュペートブルグンダー 2016
Dernauer Spätburgunder /Weingut Julia Bertram

香りは鮮明かつ華やかで、ラズベリーやチェリー、熟したプラムにラベンダー、バラ、花の蜜、紅茶、スパイスのヒント。フルーティーさに加えて奥行を感じるエレガントな香りで、果実香を尊重する控えめな樽香、仄かな杉や白檀を想わせる。口に含むとしなやかで、ジューシー。この若々しさが今飲んで素直に美味い。口中に染み渡る心地よい酸味はストロベリーやザクロを想わせ“艶っぽい”。非常に繊細で、驚くほどに調和がとれており質感はシルクのようになめらか。表情は明るく親しみやすい味わいの中にフィネスが感じられる。

合わせるお料理
スモークサーモン、ローストチキン、ジビエ、マグロの赤ワイン煮、キノコのリゾットなど。

産地: ドイツ アール
品種: シュペートブルグンダー100%
タイプ: 赤ワイン ミディアムボディ

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独 ピノ・ノワールの新時代を告げるマイクロ・ワイナリー「ジュリア・バートラム」

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ドイツ産ピノ・ノワールの新時代を告げるマイクロ・ワイナリー

ジュリア・バートラム

ドイツ アール地方の巨匠マイヤー・ネーケルの下で数年間研鑽し、合わせてガイゼンハイム大学でブドウ栽培と醸造学を修めたジュリア・バートラム氏。その後、第64代ドイツワインクイーンに選出され(2011~2012 年)ドイツワイン大使として世界各国を訪れてドイツワインのプロモーション活動に携わってきました。

そして2013年に、自身の名を冠したワイナリーを設立。アール地方で100 年続くワイナリーの家系だったこともあり、僅か1.3 haと小さな畑でしたが譲り受け、これを元に独立しました。追い求めるのは、ナチュラルな醸造で現代的スタイルのピノ・ノワールです。ビオロジックな栽培と野生酵⺟による醸造、最低限の介⼊による⾃然なワイン造りを⾏っています。

設立間もない生産者ながら、既にワイン業界やワイン愛好家の間でその名は知れ渡っています。ドイツで最も権威あるワイン評価誌「ゴーミョー」でも3 房に格付けするなど、大きな注目を集めている新進気鋭のワイナリーです。

本日はエントリー・ライン、ハンドウェーク シュペートブルグンダーをPick Up!

ジュリア・バートラム ハンドウェーク シュペートブルグンダー 2017
Handwerk Spätburgunder /Weingut Julia Bertram

香りは野性味のあるラズベリーやチェリー、ブラッドオレンジ、ラベンダー、ポプリ。そしてスレートや火打石などスモーキーなニュアンスと、湿った土、下草、落ち葉のヒント。味わいはエキス分に富んでおり正に「ピュア」。とはいえ、ジューシーさが主張し過ぎず酸の抑制が上手く効いている。フレッシュで、力強い果実感にも繊細さを合わせ持ち、含み香は華やかで広がりがある。精緻なミネラルがバックボーン。タンニンはやさしく、味わうほどにジューシーで、その鮮明さとエレガントさが何とも印象的。

合わせるお料理
スモークサーモン、ローストチキン、ソーセージ類、ベーコン、アスパラガスの牛肉巻など。

産地: ドイツ アール
品種: シュペートブルグンダー100%
タイプ: 赤ワイン ミディアムボディ

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甘さのある華やかなアロマ「フリードリッヒ・ベッカー シュペートブルグンダー」

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甘さのある華やかなアロマが魅力的「フリードリッヒ・ベッカー シュペートブルグンダー」

キツネのラベルでお馴染み、ドイツ ファルツの生産者フリードリッヒ・ベッカーからシュペートブルグンダー(ピノ・ノワール)の新ヴィンテージ2015年が届きました。ドイツの2015年は、すべての生産地域でトップレベルのブドウが収穫できたGood Year!

ファルツでは、ブドウは健全な状態で成熟し、早い時期に短期間での収穫が行われました。ワインはチャーミングで華やかなスタイスはそのままに、前ヴィンテージよりもボディ感を増したよう。成熟感と温かみを感じる素晴らしいワインに仕上がっています。

フリードリッヒ・ベッカー シュペートブルグンダー トロッケン 2015
Spätburgunder Trocken /Friedrich Becker

香りはラズベリーやストロベリー、ザクロなどフルーティーなアロマが魅力的で、コンポートやジャムのような仄かに甘さを伴う。そしてバラ、スパイス、香木の香りに、鉄分やミネラルのヒント。品が良く成熟感と温かみを感じる。口に含むとスムーズでしなやか。非常にジューシーな味わいで、リッチな果実味が瞬く間に口内を支配する。凝縮感があり同時にピュアさと透明感に溢れておりミネラリーで立体的構造をもつ。アルコール感が充実し、タンニンはキメ細やか。余韻にかけてそれぞれの要素がまとまりフレーヴァーの広がりを感じる。

合わせるお料理
鴨肉のロースト、ポークソテー、鶏肉の赤ワイン煮、ペッパーを効かせた肉料理、ベーコン、カマンベール・フォンデュなど。

産地:ドイツ ファルツ
品種:シュペートブルグンダー100%
タイプ:赤ワイン ミディアムボディ

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復興を心から願って。「ヴィンテロパー アーバン・ワイナリー・プロジェクト」-2-

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一刻も早く鎮火し、復興を心から応援しています。

「ヴィンテロパー アーバン・ワイナリー・プロジェクト」–Vol.2–

アーバン・ワイナリー・プロジェクトとは、ワイン造りの場を都会に持ってくることで、地元の人々がワインの製造過程を間近で見ることができ、さらには皆でワイン造りに参加しようという楽しいコンセプト。手掛けているのは、規定外の発想で生まれるハイクオリティな自然派“ヴィンテロパー”です。ワイン造りを通してシンプル且つ革新的なワイン造りを続けるヴィンテロパーの哲学に触れることができる人気の企画です。

本日はシラーズ主体の赤ワイン、2016年産をご紹介します。
2016年はメルボルンで開催され総勢225名のソムリエやワイン愛好家が参加しました。

ヴィンテロパー アーバン・ワイナリー・プロジェクト レッド 2016
Urban Winery Project Red /Vinteloper

香りはブルーベリーやブラックベリーのジャム、カシスのコンポート、オリーブ、ラベンダー、ブラックペッパー、リコリスのヒント。さらにクローブやタバコ、スパイシーなオークの香り、タール、なめし革のニュアンスが続く。果実の甘さとスパイシーさが混ざり合い濃縮感が漂う。口に含むとリッチでなめらか。豊かな果実味が広がり非常にジューシーなエキス分に富む。タンニンはビロードのようにきめ細かく生き生きとした酸とのバランスが良い。親しみやすい味わいながらもエレガントさを兼ね備え、ワンランク上の質感をもつ。現時点で4年の熟成を経るが、今も尚瑞々しく味わい深さがある。

合わせるお料理
仔羊の香草焼き、煮込みハンバーグ、すき焼き、ピーマンの肉詰め、チンジャオロースなど。

産地: オーストラリア サウス・オーストラリア
品種: シラーズ68%、マルベック18%、テンプラニーリョ14%
タイプ:赤ワイン ミディアム~フルボディ

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復興を心から願って。「ヴィンテロパー アーバン・ワイナリー・プロジェクト」

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オーストラリアで発生している大規模な森林火災。
日本のメディアでは、あまり報道されていませんが、依然として深刻な状況が続いています。

2019年12月に南オーストラリア州のワイン銘醸地アデレード・ヒルズで発生した大規模な森林火災により多くのワイナリーも被災しました。ロイター通信によると、ワイン生産の3分の1に相当する1100haが火災により焼失した可能性があると報じられています。業界の損失は1億豪ドルを超える可能性があるとも…。

本日取り上げるワインは「アーバン・ワイナリー・プロジェクト ホワイト 2017」。
手掛けているヴィンテロパー社の自社畑も12ha全焼し、作業施設や契約畑、従業員の民家も含め大きく被災されました。未来に向けて畑を購入し植え替え・畑の改善作業を終え、新たなスタートを切った矢先の自然災害でした。 一刻も早く鎮火し、復興を心から応援しています。

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ヴィンテロパー アーバン・ワイナリー・プロジェクト ホワイト 2017
Urban Winery Project White /Vinteloper

毎年テーマに合わせて、都会でワイン関係者や愛好家を招いて一緒にワインを造り上げる人気の企画。2017年は地元アデレード・ヒルズを舞台に白ワインが生み出されました。

テーマは「濁りのある白ワイン」です。
セミヨンの果皮浸漬期間は合計209日!その旨味をノンフィルターで封じ込めました。醸造において一切の介入、操作をしていないナチュラルワインです。

Tasting…

ノンフィルター、濁りのあるイエロー。香りはジンジャーやレモングラス、ペッパーなどスパイシーな香りを基調に、パイン、桃、リンゴ、カモミールの香りが混ざり合う。野性味があり複雑な構成。奥から仄かに蜂蜜のニュアンスを感じる。口に含むとフレッシュかつスムーズ。果皮浸漬由来の渋みが心地よくしっかりとした骨格をもち味わいにコクと深みが感じられる。純粋で、トロピカルフルーツを想わせるフルーティーさがあるが同時にドライで、幾分ビターな印象が残る。調和のとれた酸味、旨みがあり杯を重ねる度にその味わいが癖になる。俗に言うフレッシュ&フルーティーな白ワインとは違う。そこに新たな発見へのヒントが生まれる。(2日目、果実感がUP!)

合わせるお料理
焼き魚、ロールキャベツ、ソーセージと野菜のポトフ、おでん、天ぷら、飲茶、スパイシーなアジアン料理など。

産地: オーストラリア サウス・オーストラリア
品種: セミヨン67%、ソーヴィニヨン・ブラン33%
タイプ: 白ワイン 辛口

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爽やかでボリューミー「マナ・バイ・インヴィーヴォ ソーヴィニヨン・ブラン」

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引き立つアロマッティクな香り。爽やかでボリューミーな果実味。

インヴィーヴォ マナ・バイ・インヴィーヴォ マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン 2019

マールボロとセントラル・オタゴからワールドクラスのワインを生産するプレミアム・ワイナリー、「インヴィーヴォ」。彼らの理想は革新的かつ現代的な取り組みで、世界中に最高のニュージーランドワインを届けること。ヴィンテージの良し悪しに左右されない安定した高い品質を誇り多くのワインラヴァーから支持されています。

本日はエントリー・ラインのマールボロ産ソーヴィニヨン・ブランをご紹介します。

マールボロ地区アワテレとワイラウで収穫されたブドウを巧みにブレンドし、味わいと香りを高めています。引き立つアロマッティクな香り、爽やかでボリューミーな果実味が人気を呼んでいます。

インヴィーヴォ マナ・バイ・インヴィーヴォ マールボロ ソーヴィニヨン・ブラン 2019
MANA BY INVIVO Marlborough Sauvignon Blanc /Invivo

新鮮かつアロマティックな香りで、グレープフルーツやライムなどの柑橘類にキウイ、グースベリー、リンゴの花、ジャスミン。そしてトマトの葉やアスパラガスの香り。塩気を伴い火打石を想わせるスモーキーさが心地よいがアクセント。味わいは爽やかで弾けるような果実感。生き生きとしたフレッシュな酸を生かしながら伸びやかで、ジューシー。軽やかな飲み口にも次第にオイリーさが増していき、豊かで、このクラスとしてはリッチな構造をもつ。品種の個性ともいえるすっきり感はもちろん、その上で果実味のボリュームが感じられる。

合わせるお料理
サラダ、魚介のマリネ、サーモンとアスパラのソテー、寿司、天ぷら、ポン酢を使った料理、和食、BBQなど。

産地: ニュージーランド マールボロ地区
品種: ソーヴィニヨン・ブラン100%
タイプ: 白ワイン 辛口

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創立年を冠したイニシャル・シャンパーニュ「キュヴェ BB 1843」

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創立年を冠したイニシャル・シャンパーニュ「ベスラ・ド・ベルフォン キュヴェ BB 1843」

世界中のグルメに愛されているシャンパーニュ“ベスラ・ド・ベルフォン” 。
1999 年からセラー・マスターとなったCédric Thiébault が、伝統を守り尊重するとともに、更にエレガントでフィネスに優れた「食事と共に楽しめるシャンパーニュ」のスタイルを確立しています。また、20 年以上継続してパリの「オルセー美術館」公式シャンパーニュであり、2016年からは「ルーヴル美術館」の公式シャンパーニュにも選定されています。

2019年春にはランドイメージのブラッシュアップと共に、よろスタイリッシュなラベルデザインに一新され、新たな上級キュヴェもラインナップに加わりました。

本日は創立年の1843を冠したイニシャル・シャンパーニュのご紹介です。
以下、インポーター資料より抜粋。

ベスラ・ド・ベルフォン キュヴェ BB 1843 NV
Cuvée BB 1843 /Besserat de Bellefon

200年もの間、この「真夜中」のキュヴェは、時代を超越した定義を明らかにするため、自らの運命を追及してきました。特別な日のお祝いとして、または、単に良い1日だったからでも良いでしょう。その喜びと同じほど驚かせてくれます。決してがっかりさせることはありません。これは、調和の作品です。鉱物から植物、希少木材で溢れる森まで、自身の秘密を運ぶために感覚と精神を描写しています。そのシンプルな優雅さは本質である純粋さを誘い出し、力を解放します。

外観:アンバー色に反射する淡いゴールド、極めて上質な泡、光輝、透明感
香り:緻密な、枯れゆく木、トースティ、ミネラル、煮詰めたシトラス、オレンジの皮
味わい:純粋、張り詰めた、活気に満ちた、伝統的な、力強さ、優雅な、スパイスを伴う余韻と共鳴

タイプ:スパークリング 白 辛口

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デザインを一新!「シャンパーニュ ベスラ・ド・ベルフォン」

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デザインを一新!「シャンパーニュ ベスラ・ド・ベルフォン」

1930 年、当時パリで最高級のレストランであった"La Samaritaine de Luxe" から『デリケートで軽やかな泡の、食事全てを通して楽しめるシャンパーニュを!』との要望を受け、数多くの中から選定されたのが、ベスラ・ド・ベルフォンの看板商品“キュヴェ・デ・モワン”でした。このことが「美食家の為のシャンパーニュ」と呼ばれる所以でもあります。

高い割合で特級と一級の葡萄を使用して生産されるシャンパーニュは、ティラージュリキュールの使用は最小限であり、その結果、生じる泡はより軽く、より穏やかなもの。また、独自のフレッシュなスタイルと自然な酸が熟成の先まで続くための判断として、マロラクティック醗酵を行っていないのも特徴のひとつです。

コンセプトは“食中酒としてのシャンパーニュ”。

本日はグラン・クリュのシャルドネ100%、ブラン・ド・ブランをご紹介します。

ベスラ・ド・ベルフォン キュヴェ・デ・モワン ブラン・ド・ブラン グラン・クリュ NV
Cuvée des Moines Blanc de Blancs Grand Cru /Besserat de Bellefon

香りは柑橘類や白桃、洋梨、アカシア、スイカズラ。そしてナツメグの香りに、トーストや茸、アーモンドなどの複雑なブーケ。背景にあるミネラルのニュアンスが特長的で、チョーク、微かにフリンティな香り。スタイリッシュかつエレガントな趣がある。口に含むと非常に生き生きとしておりしなやか。良質なミネラルとシャープな酸が印象的で、味わいはエッジが効いており透明感がある。ドライアプリコットや八朔、グレープフルーツ、スパイシーなハーブの風味が混ざり合い、ピュアで芯の強いミネラルが味わいの軸となる。心地よい緊張感、「ドライ&クリーン」。フィニッシュは幾分軽やかで繊細さを合わせ持つ。

合わせるお料理
和食、懐石料理、牡蠣・シーフードを中心とした料理、野菜のタルタルなど。

所在地: シャンパーニュ地方 エペルネ
品種: シャルドネ100%
タイプ:スパークリング 白 辛口

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音楽とワイン、そして自然を軸に紡ぎだす"新時代"ボルドー「CH ラ・ファヴィエール」

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音楽とワイン、そして自然を軸に紡ぎだす“新時代”ボルドー「シャトー・ラ・ファヴィエール」

シャトー・ラ・ファヴィエールは1750年代からワイン造りが続く歴史あるシャトーで、リュサック・サン・テミリオンの北、サン・スラン・シュル・リスル村に位置します。

このシャトーを語る上で重要なキーワードは「音楽」です。シャトーに備わっている音楽サロンは素晴らしく、その評判は村中の人が知るほどでした。シャトーの中は音楽に満ち溢れ、ヴェルサイユ宮殿に献上された舞踊曲を奏でるハープシコードの音色が聞こえていたそうです。19世紀の終わり頃、シャトーはソスタル家に買い取られ、ワイン造りが継承される傍らにも常に音楽は在りました。

そして2010年、シャトーを訪れたスタニスラス・ジンジェレンコ氏がその自然に囲まれた美しさと、ファヴィエールと音楽との強い結びつきにすっかり魅了されシャトーを購入、オーナーとなりました。音楽を愛するスタニスラス氏にとって、ワイン造りというのはテロワールとの最も強い結びつきであり、そして魔法だと語ります。ワイン造り、ラベルデザイン、そしてシャトーで行われるイベントに至るまで、全ての情熱の源泉には音楽があるのです。

コンサルタントに元テルトル・ロートブッフのルイ・ミジャヴィル氏を迎え入れ、まだまだ新しいシャトーにも関わらず、すでに世界中のコンクールなどで高い評価を獲得しています。

本日はラ・ファヴィエールとセカンドのミューズをご紹介します。

シャトー・ラ・ファヴィエール 2015
Château La Favière

香りはロースト感のある樽のニュアンスが支配的でバニラやダークチョコ、コーヒー、トーストなどと芳しい。そして熟したブラックベリーやラズベリーなど果実の香りと、ブラックペッパーやクローブ、ナツメグなどのスパイスの香り。さらに黒トリュフ、土、下草の香りなど複雑性に富む。口に含むとスムーズでふくよかなボディ感。タンニンは緻密で、味わいもまた樽感が前に出る。品の良いスモーキーさに、次いで繊細な果実味が染み渡る。酸味も穏やかで調和がとれており逞しさとスケールの大きさが感じられる。

合わせるお料理
牛やラム・鴨肉のロースト、ジビエ、煮込みハンバーグ、茸料理、コクのあるチーズなど。

産地: フランス ボルドー地方
品種: メルロ60%、カベルネ・フラン30%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%

 

ミューズ・ド・ラ・ファヴィエール 2015
Muse de La Favière

香りはフローラルで、ブラックチェリーやスミレを想わせ、ハーブ、ブラックペッパー、クローブなどスパイシーな香りがアクセント。さらに鉄分、カカオの香り。茸や下草のニュアンスなどほんのり熟成香も現れる。口に含むとスムーズでしなやか。ピュアで、熟し具合が良好。酸とのバランスがとれており慎ましやかな端麗さが何とも好ましい。ミディアムからフルボディで、次第に果肉感が増していく。ゆっくりと向き合うことでポテンシャルの高さが実感でき、アフターにオークのフレーヴァーが心地よい。

合わせるお料理
ローストビーフ、仔羊のロースト、ジビエ、ビーフシチュー、ハンバーグ、地鶏の炭火焼き、麻婆なすなど。

産地: フランス ボルドー地方
品種: メルロ60%、カベルネ・フラン30%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%

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品種と収穫年の持ち味を生かした伝統的製法によるゼクト「シュタイニンガー」

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品種と収穫年の持ち味を生かした伝統的製法によるゼクト「シュタイニンガー」

カンプタール渓谷のランゲンロイス村に居を構える家族経営のワイナリー「シュタイニンガー」。ニーダーエステライヒ州はグリューナー・フェルトリーナーの名産地として知られており、シュタイニンガーでもグリューナー・フェルトリーナーは得意としています。さらに伝統的瓶内二次発酵方式の“美味しいスパークリングワイン”でもその名が広く知れ渡っています。

今では8種類のゼクトがありますが、いずれも品種と収穫年の持ち味を生かして造られており全てが単一品種で醸造されます。

本日はグリューナー・フェルトリーナー100%のゼクトをご紹介します。

シュタイニンガー グリューナー・フェルトリーナー ゼクト 2015
Grüner Veltliner Sekt /Weingut Steininger

香りはフルーティーかつスパイシーで、グリーンアップルや白桃、洋梨、ライムなどの果実香に、ホワイトペッパー、ハーブのヒント。さらにアカシアやリンゴの花などフローラルな香りが立ち上る。全体的に洗練されており塩味とミネラルのニュアンスを感じる。口に含むとスムーズで、繊細な発泡。果実味豊かで、ドライ感がある中で小気味よい甘みが感じられる。中盤からふくよかさが増していき、厚みのあるボディがしっかりと味わいを支えている。フレッシュでジューシー、アフターに抜ける苦味と酸味のバランスが絶妙のハーモニー。

合わせるお料理
食前酒、牡蠣や海老料理、ローストポーク、寿司、オリエンタルフード、フルーツの盛り合わせなど。

産地:オーストリア ニーダーエステライヒ州 カンプタール
品種:グリューナー・フェルトリーナー100%
タイプ:スパークリング 白 辛口

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