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2023年8月

アルチザンのシャブリ 「ドメーヌ デュ コロンビエ」

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アルチザンのシャブリ 「ドメーヌ デュ コロンビエ」

毎年のようにアシェット誌に掲載されるシャブリの生産者、「ドメーヌ デュ コロンビエ」。シャブリの大切なポイントとして、『フレッシュさが最も重要』と考えています。区画毎にタンクを分け、ブレンドして造るスタイルです。区画毎に個性があり、フレッシュなタンクや香りが素晴らしいタンク。骨格がしっかりとした力強いタンク、ミネラル感が強いタンクなど、個性が分かれています。各タンクの良さを最大限に活かし、バランスをとりながらベストのブレンドを行っています。

■日本のお客様へのメッセージ

「ドメーヌ デュ コロンビエのシャブリは大切に育てられた自家畑の葡萄で造っています。例えるなら、工場製品ではなく、ハンドメイドとでも言いましょうか。Artisan=「熟練工」「(腕のいい)職人」のシャブリとも思っていただけると幸いです。そして、原料である「最高の素材」=「最高の葡萄」を使い、情熱を込めて、料理人のように造っています。素晴らしいクリマ、土壌、恵まれた天候のもと、何よりも最高の品種「シャルドネ」を巧みに扱い、日本の皆様へ情熱を込めて「シャブリ」をお届けしています。

ドメーヌ デュ コロンビエ シャブリ 2020
Chablis /Domaine du Colombier

グレープフルーツやライム、青リンゴなど、フレッシュフルーツのアロマ。そしてグリーンハーブ、白い花のアロマが加わりアクセントに火打石、ミネラルのヒント。口に含むとフレッシュでなめらか。美しい酸と軽やかなミネラル感、ピュアで端正な味わいが魅力。伸びやかに広がり次第にボリュームが増していく。キレのよいフィニッシュ、繊細な余韻をもつ。

合う料理
牡蠣、白身魚のカルパッチョ、野菜・魚介のグリル、寿司など。

産地: フランス ブルゴーニュ地方 シャブリ地区
品種: シャルドネ100%
タイプ: 白ワイン 辛口

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待ちに待ったプティ シラー「マテッラ プティ シラー ナパ ヴァレー」

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待ちに待ったプティ シラー「マテッラ プティ シラー ナパ ヴァレー」

小さな畑の中からブドウを選りすぐって収穫し、特別に造られたプティ シラー。2018年の生産量はわずか437ケースと、大変希少なものです。プティ シラーに少量のヴィオニエをブレンド。プティ シラーのワインは濃厚な味わいになりがちですが、このワインは輪郭が丸くふんわりとした柔らかな口当たりが特徴です。集約した旨みがありドライ感、程よいビター加減が絶妙で、まろやかな余韻へ導きます。

牛・仔羊のロースト、香草を使った豚・鶏肉のソテー、ベリーソースの肉料理、肉煮込み料理、リゾットなどと一緒にお楽しみを。

マテッラ プティ シラー ナパ ヴァレー 2018
Materra Petite Sirah Napa Valley /Cunat Family Vineyards

ブルーベリーやカシス、アメリカンチェリーなどの果実香に、僅かなミントの香りやブラックオリーブ、ペッパーのヒント。そしてスパイシーバニラ、トースト、ココアパウダー、杉のニュアンス。芳しいオークの香りがふわりと包み込む。味わいはスムーズでリッチ、まろやか。プラムやブルーベリー、ブラックベリー、スパイスが混ざり合う。継ぎ目のないシルキーなタンニンで、元来、濃厚なワインになる品種だが、驚くほどに柔らかく口どけのように広がっていく。過熟感の無いエレガントなスタイル。アフターには果実と芳しいオークのフレーヴァーが持続する。

産地: アメリカ カリフォルニア ナパ ヴァレー
品種: プティ シラー98.5%、ヴィオニエ1.5%
タイプ: 赤ワイン フルボディ

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地元イタリアでも入手困難なスーパー マイクロ タスカン!「ランコーレ」

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地元イタリアでも入手困難なスーパー マイクロ タスカン!「ランコーレ」

ワインの名前は『Rancore(ランコーレ)=怨み』。そしてエチケットの中心にムンクの代表作『叫び』があしらわれた強烈なインパクトにも目を奪われます。生産者は、サンジョヴェーゼを扱う世界No.1のワインメーカーとも称されるアンドレア パオレッティ氏。かつてアンティノリの栽培を全て任され、その後世界中をコンサルタントとして飛び回る栽培・醸造コンサルタントです。

ランコーレは年間たった3500~5000本しか造られない希少なワインで、エチケットの中央にはノルウェー出身のエドヴァルド ムンクの代表作「叫び」が、そしてワイン名のRANCORE(ランコーレ)とは『怨み』を意味します。しかしながら、ワインの味わいはラベルや名前とは裏腹に『さすがイタリアで一番の栽培・醸造家』と頷けるワインに仕上がっています。「丁寧に栽培され、葡萄のポテンシャルに合わせた絶妙な樽使い」サンジョヴェーゼの魅力が思う存分に楽しめ、名前やラベルのイメージからは程遠い、幸せな気分にさせてくれます。

本日は1st ランコーレ2010と、2nd センツァ ランコーレ2018のご紹介です。
「サンジョヴェーゼは陽気なイタリアの女性」、「ピノ ノワールは上品なフランスの女性」。どちらも魅力的だから混ぜて見たのだとか。果実味に溢れサンジョヴェーゼらしい伸びやかな酸に、ピノ ノワール由来の独特の熟したプラムの香りや儚げなニュアンスが加わった風味豊かなワインに仕上がっています。

アンドレア パオレッティ ランコーレ 2010
RANCORE /Andrea Paoletti

香りはブラックチェリーのコンフィ、プラム、甘草、八角やシナモンなどのスパイスのノート。そしてバニラや紅茶、チョコレート、腐葉土の香りが続く。熟成による複雑なブーケ、魅惑的な芳香が鼻腔をくすぐる。アタックはソフトでなめらか。香り同様にブラックチェリーやプラム、甘草、スパイスの風味が広がり伸びやかに口内を満たしていく。丸みを帯びておりしなやかな質感。良質な酸がエレガントにまとめ上げる。アルコール分が充実し、長く続くアフター。サンジョヴェーゼは力強さと上品な酸を、メルロはふくよかさとコクを、ピノ ネロはしなやかさとうっとりするほどのエレガンスを。品種の個性を見事に引き出し、素晴らしい逸品をつくりあげた。

合う料理
仔羊や鴨肉のロースト、鶏肉のグリル、ミートローフ、トマトソースベースの料理など。

産地: イタリア トスカーナ
品種: サンジョヴェーゼ75%、メルロ15%、ピノ ネロ5%、プティ ヴェルド5%

 

アンドレア パオレッティ センツァ ランコーレ 2018
SENZA RANCORE /Andrea Paoletti

香りはラズベリーやブラックチェリー、甘草、仄かにラベンダーやシナモンなどのスパイスのノート。そしてバニラや香木、上品な樽のニュアンスが混ざり合う。口に含むとスムーズでなめらか。タンニンはキメ細かく溶け込んだ上品な酸味。凝縮した果実味ながら柔らかに広がっていく。非常に親しみやすく、かつエレガントな仕上がりで、樽感が複雑さと深みを与えている。魅惑的なアフター、果実と酸の余韻が心地よい。

合う料理
鴨肉のロースト、ハンバーグ、きのこのリゾット、ボロネーゼなど。

産地: イタリア トスカーナ
品種: サンジョヴェーゼ75%、メルロ20%、プティ ヴェルド5%

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長い歴史と伝統を誇るローマのワイナリー「カンティーネ コンテ ザンドッティ」

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長い歴史と伝統を誇るローマのワイナリー「カンティーネ コンテ ザンドッティ」

ワイナリーの起源は大変古く、1734年まで遡ることが出来ます。現オーナーのザンドッティ伯爵の先祖がチェージ家から土地を購入しワイナリーを設立しました。ザンドッティ伯爵の大叔父ペンティーニ枢機卿が当時、猟場として使われていた土地を葡萄畑として興し、フランス、スペイン、ギリシャより選りすぐった葡萄の苗を輸入し、現在の畑の基礎を築き上げました。また、この土地はかつてサン パウロ教会が所有しており、敷地内には15世紀に建てられた修道院が残っていました。その修道院の水槽を醸造所として使えるように修復し、地下に洞窟を掘ってセラーとして利用。ペンティーニ枢機卿はスウェーデンとロシアにてヴァチカンの大使を務めていたことから、その昔はヴァチカン向けにワインが造られていました。

本日は白 フラスカティ スペリオーレと赤 ラ ペトローザをPick Up!

フラスカティはドライさとビター加減が絶妙です。ラ ペトローザはサンジョヴェーゼ グロッソとカベルネ ソーヴィニヨンに、希少品種オットネーゼ ネロのブレンドです。ヴィンテージは2017、熟成感があり独特のビター感、滋味のある味わいです。

カンティーネ コンテ ザンドッティ フラスカティ スペリオーレ 2021
Frascati Superiore /Cantine Conte Zandotti

香りはパイン、洋梨、白桃、ほのかな柑橘類のアロマ。爽やかなハーブの香りやスパイス、ミネラルのノートが混ざり合う。味わいはフレッシュで、硬質なミネラルを軸にしっかりとストラクチャーを形成。凝縮しながら旨みが優しく広がりドライさとビター加減が心地よい。非常に複雑味のある味わいで甘さが主張し過ぎないのが良い。バランスがよくボディ感もある。

合う料理
シーフード、野菜スープ、蒸し魚、天ぷら、オリーブオイルのパスタなど。

産地: イタリア ラツィオ
品種: マルヴァジア プンティナータ デル ラツィオ70%、グレコ10%、トレッビアーノ トスカーノ10%、ボンヴィーノ ビアンコ10%

 

カンティーネ コンテ ザンドッティ ラ ペトローザ 2017
La Petrosa /Cantine Conte Zandotti

香りはカシス、ブラックチェリーなどの果実香にドライフラワーやハーブ、ブラックペッパーなどのスパイスのノート。そしてタバコ、なめし革の香りなど。味わいはスムーズでしっとりとしたタンニン、独特のビター感で何より滋味がある。落ち着いた酸とのバランス。凝縮した味わいながら緻密な印象があり長く続くアフター。まさに熟成による賜物である。ゆったりとお楽しみを。

合う料理
牛フィレのステーキ、鶏肉のロースト、肉トマト煮、トマト系パスタ、ポークソーセージなど。

産地: イタリア ラツィオ
品種: サンジョヴェーゼ グロッソ45%、カベルネ ソーヴィニョン45%、オットネーゼネロ10%

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天然いちご風味の甘口スパークリングワイン「ドベーラ」

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天然いちご風味の甘口スパークリングワイン「ドベーラ」

「ドベーラ」は、世界シェアNo.1を誇るスペイン名産のいちごを使用した、天然いちご風味の甘口スパークリングワインです。

開発したシビーノ社は、カヴァの聖地として知られるペネデス州サン サドゥルニ ダノイア村に1918年に設立された老舗メゾンで、シャルマ方式によるスパークリングワイン造りのプロフェッショナルとして、異彩を放つ存在です。平均樹齢約25年のペネデス産ガルナッチャ50%、トレパット50%のブレンドによるロゼワインのタンク内二次発酵時に、ピューレ状にしたスペイン産のいちごを浸漬してつくられました。

ドベーラ 天然いちご風味の甘口スパークリングワイン
Dovela Vino Espumoso Rosado

ほんのりオレンジがかったサーモンピンクの色調。イチゴやピーチジャム、キルシュの香りと赤い花を思わせるフローラル ノート。爽やかな泡の刺激が心地よくフルーティーな果実味が広がります。甘口ですが綺麗な酸があり、すっきりとした余韻へと導きます。イチゴの甘さ、“魅力” がたっぷり表現された甘口ロゼ スパークリングワインです♪

合う料理
スイーツやデザートと共に。前菜やシーフードとの相性も良い。

産地: スペイン
品種: ガルナッチャ50%、トレパット50% (ピューレ状にしたスペイン産のいちごを浸漬)
タイプ: スパークリングワイン ロゼ 甘口

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ミュスカデ、ロワールの老舗生産者「ドメーヌ ゴベン フレール」

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フルーティーかつミネラル感がしっかりと感じられるエレガントなつくり

「ドメーヌ ゴベン フレール ミュスカデ セーヴル エ メーヌ シュール リー  "ドメーヌ ドゥ ランジェリエ" 2021」

ドメーヌ ゴベン フレールは1904年から続くロワールの老舗生産者です。ナントより南東に約20キロのメズドン シュール セーヴルに畑を所有し、土壌は主に片麻岩、花崗岩、斑糲岩の3つに分かれています。古い畑では樹齢60 - 110年のものが植えられています。栽培はリュット レゾネを実践しています。ムロン ド ブルゴーニュの繊細な香りやミネラルなどを最大限表現するため、プレスは空気式圧搾機で、雑味のない優しい抽出。醸造は全て、温度管理可能なステンレスタンクで行い、発酵は低温でゆっくりと行っています。数々の工夫や、手間暇惜しまない労力を注ぎ込んだゴベンのワインは、各種コンクールでは毎年上位に入賞するなど、品質には非常に定評があります。

ドメーヌ ゴベン フレール ミュスカデ セーヴル エ メーヌ シュール リー  "ドメーヌ ドゥ ランジェリエ" 2021
Muscadet Sèvre et Maine Sur Lie "DOMAINE DE L'ANGELIER /Domaine GOBIN Frères

青リンゴやレモン、メロンの香りと白い花のフローラル ノート。そして塩味のあるミネラルのニュアンス。口に含むと爽やかで、舌上に僅かに気泡を感じるクリスピーな飲み口。透明感のある瑞々しい果実味が印象的で、キレの良い酸とミネラルが味わいの均衡を保っている。心地よい緊張感、さっぱりとしたフィニッシュ。塩味を伴うエレガントな余韻をもつ。

合う料理
蒸した野菜の塩・マヨネーズ和え、白身魚の塩焼き、鯛のカルパッチョ、寿司、天ぷらなど。

産地: フランス ロワール
品種: ムロン ド ブルゴーニュ100%
タイプ: 白ワイン 辛口

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エステイトを代表するビオロジックのトップ キュヴェ「シャトー マス デ タンヌ」

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エステイトを代表するビオロジックのトップ キュヴェ「シャトー マス デ タンヌ」

常にコストパフォーマンスの優れた美味しいワインを造り続けるジャン クロード マス氏。シャトー マス デ タンヌは、南フランスの自然の恵みをたっぷりに受け、有機栽培で育てられたブドウのみが使用されています。シラーを主体に、樹齢50年を超えるグルナッシュのブレンド。パワフルで凝縮感が高く、濃厚な果実のニュアンスが特徴です。

シャトー マス デ タンヌ 2019 ジャン クロード マス
Château Mas des Tannes /Jean-Claude Mas(Les Domaines Paul Mas)

香りはブラックベリー、カシス、ドライプルーンのアロマ。加えてナツメグやブラックペッパー、スパイスのニュアンスにタバコ、レザー、トースト、ダークチョコレートの香りなど。アタックは力強くなめらか。凝縮感が高く濃厚な果実味があり、丸みのあるタンニンが程よく引き締める。立体的でしっかりとした骨格をもち酸のバランスもとれている。ボディ感のある充実した飲み応え。余韻に果実と芳しいオークのフレーヴァーが広がり持続性がある。

合う料理
赤身肉料理、ハンバーグ、ミートローフ、ソース系の肉野菜炒めなど。

産地: フランス ラングドック ルーション地方
品種: シラー85%、グルナッシュ15%
タイプ: 赤ワイン フルボディ

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2021年産は特別キュヴェ!「ドメーヌ フィリップ シャルロパン」

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2021年産は特別キュヴェ!「ドメーヌ フィリップ シャルロパン」

2021年産 特別キュヴェのご案内です。

超低収量の2021年は、収穫したブドウを2つのキュヴェに集約させた特別なヴィンテージになりました。

【生産者による2021年ヴィンテージ談】

2021年の出来は、多くの人を肉体的にも精神的にもがけっぷちに追いやった最悪の生育期だったという観点からみると、驚くほど素晴らしい。ある意味、説明がつかない。少し前まで、ワインメーカーは自然に翻弄される下僕だったが、一見不可能に見える勝算を自らの手でたぐり寄せるセンスを磨き上げてきた。このヴィンテージは、ピノ ノワールが鮮やかな赤い果実味と酸味がしっかりと表現されていた頃に立ちもどっていて、軽快さと力強さ、透明度とテロワールの表現という、両立し難い絶妙なコンビネーションがある。

ドメーヌ フィリップ シャルロパン ブルゴーニュ ルージュ コート ドール プルミエ キュヴェ 2021
Bourgogne Rouge Côte d’Or "Premier Cuvée" /Domaine Philippe Charlopin

所有する全ての村名クラスのアペラシオンをブレンドした特別なキュヴェ!

ブレンド内容…Gevrey Chambertin V.V., Gevrey Justiece, Gevrey Evocelles, Chambolle Musigny, Vosne Romanee, Morey St. Denis, Marsannay Montchenevoy, Fixin Clos de Fixey等

ドメーヌ フィリップ シャルロパン ブルゴーニュ ルージュ コート ドール テート ド キュヴェ 2021
Bourgogne Rouge Côte d’Or "Tete de Cuvée" /Domaine Philippe Charlopin

所有する全ての1級畑、特級畑をブレンドした最高級品!

ブレンド内容… 【特級】 Chambertin, Charmes Chambertin, Mazis Chambertin, Clos de Vougeot, Clos St. Denis, Bonnes Mares, Echezeaux ,【一級畑】 Gevrey Chambertin Bel Air

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力強さと繊細さ、新鮮味溢れる果実味「ドメーヌ フィリップ シャルロパン」

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力強さと繊細さ、新鮮味溢れる果実味「ドメーヌ フィリップ シャルロパン」

トップ ドメーヌがひしめくジュヴレ シャンベルタンのみならず、今やブルゴーニュを代表する造り手、フィリップ シャルロパン。畑自身にテロワールを表現させることを目指しており自然なワイン造りをモットーとしています。

ブルゴーニュワインの神様、故アンリ ジャイエに指導を受け、テロワールを尊重するリュット レゾネによる栽培、醸造時の過度の抽出やピジャージュではなくルモンタージュを採用。そして、低温マセラシオンの実践などを教わったフィリップ。彼のつくり出した骨太で色鮮やかなワインは、当時のブルゴーニュでも注目を集め、あっという間に知れ渡ることとなりました。

本日はジュヴレ シャンベルタン テール ブランシュをPick Up!

ドメーヌ フィリップ シャルロパン ジュヴレ シャンベルタン テール ブランシュ 2020
Gevrey-Chambertin Terres Blanches /Domaine Philippe Charlopin

香りはラズベリー、ブラックベリー、スミレのアロマにスモーキーなオークのノートがアクセント。シナモンや甘草、僅かになめし革のニュアンスも感じる。口に含むとなめらかでリッチ。しっかりとしたストラクチャーの下、タンニンはビロードようでしなやか。力強さと繊細さを兼ね備えており綺麗な酸が味わいを支える。現時点では少し若さがあるが、フレッシュな酸に支えられ新鮮味溢れる果実味が楽しめる。すぐ飲むのであれば早めの抜栓かデカンタージュを。

合う料理
仔羊のロースト プラムソース、赤身の肉料理、コック オ ヴァン(雄鶏の赤ワイン煮)など。

産地: フランス ブルゴーニュ地方 コート ド ニュイ
品種: ピノ ノワール100%
タイプ: 赤ワイン フルボディ

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サン テミリオン第一特別級 CH パヴィ マカンのセカンド「レ シェーヌ ド マカン」

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サン テミリオン第一特別級 CH パヴィ マカンのセカンド「レ シェーヌ ド マカン」

シャトー パヴィ マカンは現オーナーの祖父であるアルベール マカンの名前に由来します。彼はサン テミリオンでフィロキセラ被害に遭ったブドウ樹を接木の技術で救った人物でした。家族経営である15haのパヴィ マカンの畑はサン テミリオンの丘の頂上部にあり、石灰岩の上にある粘土石灰質の土壌は水はけが良いと同時に、ブドウ栽培にちょうどよい水分を自然に保つ、素晴らしい土壌です。粘土質の土壌は肉厚な果実味を持つしっかりとしたボディのワインを生み、口当たりは柔らかくもパワフルな味わいのワインができます。

1990年よりステファン ドゥルノンクール氏をコンサルタントとして迎え、ニコラ ティエンポンが1994年から総支配人として指揮を執っています。2006年9月のサン テミリオン地区の格付けの見直しにより、シャトー パヴィ マカンはプルミエ グラン クリュ クラッセ(第一特別級)に昇格しました。

本日はパヴィ マカンのセカンド、「レ シェーヌ ド マカン 2016」のご紹介です。若木の畑がレ シェーヌ ド マカンに使用されていますが、セカンドといえど、マサル セレクションされた樹から生まれ、密植を行っています。そして畑の管理は区画ごとに細かく行われています。すべて手収穫を実践するなど、ファースト並のケアが施されたワインです。

レ シェーヌ ド マカン 2016
Les Chênes de Macquin

ブラックベリーやラズベリー、プルーンのアロマにバニラ、ダークチョコレート、香木、タバコ、革のニュアンス。スミレや僅かにミントのような香りも現われる。口当たりはなめらかでシルキーなタンニン、円熟した果実味が力強くもしなやかに口内を満たしていく。モダンなつくり、フルーティーで、適度に酸が感じられ素晴らしいバランスを保っている。豊かさと深みのある味わいが魅力。後には上品なオーク、バニラのフレーヴァー。

合う料理
ジビエ、グリルした肉料理、ビーフシチューなど。

産地: フランス ボルドー地方
品種: メルロ85%、カベルネ フラン14%、カベルネ ソーヴィニヨン1%
タイプ: 赤ワイン フルボディ

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