ホーム>インフォメーション>2017年7月

2017年7月

バランスのとれた樽香のワイン「セラー・アルデボル アンジョリ プリオラート」

2017810379.jpg

本日は、2009年に特選原産地呼称D.O.Ca.に認定されたプリオラートから、「バランスのとれた樽香のワイン」をご紹介いたします。生産者はバルセロナの東約140kmの人口僅か450人程の小さな村、ポレラに位置するセラー・アルデボルです。13世紀から葡萄を栽培し、バルクでワインを販売していましたが、フィロキセラの到来によりヘーゼルナッツへ転作。その後1995年、アルベルト&ジョゼップ・アルデボル兄弟と、友人ロセル・ガルゼランが葡萄栽培を再開し、ワイナリーとしての活動をスタートさせました。自分達の土地や故郷に対する思いを、この家族経営の小さなボデガで造るワインで具体化しようと決心したからです。

所有畑には、1920年に植林し、その後も新しい樹を植えるのではなく、古樹に接木して葡萄を増やしています。小さくいくつにも分かれた畑の個性を活かすため、品種毎、区画毎に小さなタンクで醸造し、フランス・アリエ産オークで品種別に熟成します。1年後状態を見てブレンドします。樽が強い傾向にある他のスペインワインとは違い、ワイン自体が個性を主張することが大切だと考えています。そこで女性ワインコンサルタント、ロジェ・アモロスからのアドバイス。彼女はデリケートで繊細なスタイルを好み、ジョゼップはプリオラートの典型的な強いタイプのワインを求めるので、ふたりのコラボでちょうどバランスの良いワインが仕上がります☆

セラー・アルデボル アンジョリ プリオラート 2014
Anjoli Priorat /Celler Ardèvol

香りにはカシスやブラックベリー、ラズベリー、イチジク、オレガノ、ブラックペッパー、そして品の良い樽香、バニラやナツメグ、モカ、杉、タバコ、スモーキーなオークのノート。スパイシーかつ熟した力強い果実のアロマ、高いアルコール分を感じる。アタックはなめらかでボリューミーな果実味が広がり完熟感はもちろんのこと活気に満ち溢れる。舌触りはビロードのようで丸いタンニンと酸とのバランスがよく、熟した赤や黒のベリーフルーツにオークの要素であるカカオの風味がよく馴染む。果実味が残面に出た親しみやすい味わいにもオークから抽出されたタンニンが深みや層状の質感を与えており、アルコール感のある長めのアフター、果実とオークのフレーヴァーが持続する。飲み応えのあるフルボディで、ミネラルを含みメリハリが効いている。

【合わせるお料理】
赤身肉のロースト、豚肉のソテー、ハモン・セラーノ、焼き肉、すき焼き、スモークチーズなど。

産地:スペイン カタルーニャ州
品種:ガルナッチャ50%、カベルネ・ソーヴィニヨン50%
タイプ:赤ワイン フルボディ

商品ページはワイン名をClick!!

母なる大地の温かさ、懐の広さを感じさせるリッチテイスト「リンソランス」

2017730192114.jpg

毎年その素晴らしい色調から、この芳醇な香りから必ず話題にのぼるワインを造りだす、サン・テミリオンの秀逸な造り手ドニ・バロー氏。19世紀の末に彼の祖父が設立し、1971年以降はドニ・バロー氏が運営、蔵元の3代目当主として現在に至ります。

所有する畑は、全部で36ha。上質なメルロ種100%からなるサン・テミリオン グラン・クリュ「リンソランス」や「シャトー・レ・グラヴィエール」をはじめ、広域なエリアで造られるリーズナブルラインも幾つか手掛けており、品質の高さに定評があります。有機肥料のみを使用し、ブドウ本来のキャラクターを最大限に表現しています。

本日は平均樹齢45~50年の古木、メルロ100%を使用した上級キュヴェ「リンソランス」のご紹介です。ヴィンテージは2007年、10年の熟成を経ております☆

リンソランス サン・テミリオン・グラン・クリュ 2007
Lynsolence

香りにはブラックチェリーやプラム、カシスリキュール、アニス、ローリエ、そしてスモーキーかつ上品な樽香、バニラやダークチョコ、コーヒー、クローブ、杉、白檀を思わせる。芳醇で奥行のある香り、さらに皮革、トリュフ、落ち葉、腐葉土などの熟成香が現れ複雑性を増す。アタックはソフトでなめらか。旨みが凝縮した濃厚な果実味でリッチな樽感、スモーキーなオークの要素が溶け込んでおり果実味をやさしく包み込む。酸味とのバランスがよく、肉付きふくよかなボディ感、まろやかなタンニンが絡み合うリッチな味わい。飲み応えとともに全体に柔らかな印象を受け、母なる大地の温かさ、懐の広さが感じられる。じんわりと広がる滋味深さ、ゆったりとしたひとときに。

【合わせるお料理】
牛や仔羊、鴨肉のロースト、ソースを使った川魚料理、茸料理、鶏のジビエなど。

産地:フランス ボルドー地方 サン・テミリオン地区
品種:メルロ100%
タイプ:赤ワイン フルボディ

商品ページはワイン名をClick!!

熟成ボルドー1999年「CH デュドン キュヴェ・ジャン・バティスト・デュドン」

201772923346.jpg

シャトー・デュドンは、メドック格付け第2級シャトー・グリュオー・ラローズのオーナー、ジャン・メルロー氏がプルミエール・コート・ド・ボルドーに所有するプティ・シャトーで、ボルドーから22km離れたボーレック村に位置しています。このキュヴェ、「バティスト・デュドン」は、良年のみ造られるシャトー・デュドンのスペシャル・キュヴェです。 ヴィンテージは1999年です。コーヒーやイチジク、タバコ、茸、なめし革、腐葉土などの香りが現れており、熟成による複雑なブーケが魅了します☆

シャトー・デュドン キュヴェ・ジャン・バティスト・デュドン 1999
Château Dudon Cuvee Jean-Baptiste Dudon

香りにはプラムやブラックチェリーのコンフィ、しおれたバラ、メントール、ブラックペッパー、そして樽由来のバニラや焦がしキャラメル、スモーキーなオークのノート。他にコーヒー、イチジク、タバコ、茸、なめし革、腐葉土の香り。熟成による複雑なブーケが魅了する。アタックはなめらかでシルキーな舌触りで、キメ細かなタンニンと酸とのバランスがよい。まろやかさや丸みが感じられるエレガントな仕上がり。ドライフルーツに木樽のスモーキーな風味が溶け込んでおり味わいに深みや複雑性を醸し出す。ドライで未だ瑞々しくスムーズな飲み心地(ミディアムからフルボディ)、アフターにはオークのフレーヴァーが持続する。

【合わせるお料理】
牛フィレ肉のポワレ、牛や鴨肉のロースト、ビーフシチュー、鶏肉のトマト煮、ラタトゥイユ、生ハム、スモークチーズなど。

産地:フランス ボルドー地方
品種:メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨン、カベルネ・フラン
タイプ:赤ワイン ミディアム-フルボディ

商品ページはワイン名をClick!!

パプの名門が手掛けるお値打ちローヌ。「ラ・フォン・デュ・ヴァン」

201772821219.jpg

ラ・フォン・デュ・ヴァンは、パーカー著「ローヌ・ワイン」で5ツ星評価を与えられているドメーヌ・フォン・ド・ミシェルが手掛けているブランドです。彼らのトップキュヴェ、エティエンヌ・ゴネはとても素晴らしいですが、実は「隠れた名品」と言える掘り出し物がこのラ・フォン・デュ・ヴァンです。アメリカではその品質の高さとお値打ちさで飛ぶように売れていて、『ミニ・パプ』という愛称で親しまれているほど。クラシックなヴィラージュで、幾分軽やかでスムーズな口当たりにもアルコール感のある力強い酒質(ヌフ・デュ・パプとまではいかないまでも)、味わいはリッチで調和がとれています(ミディアムボディ)☆

ラ・フォン・デュ・ヴァン コート・デュ・ローヌ・ヴィラージュ・シニャルグ ノートル・パッション 2015
Côtes-du-Rhône Villages Signargues Notre Passion /La Font du Vent(Domaine Font de Michelle)

香りにはラズベリーやブルーベリー、カシス、ラベンダーのアロマが豊かで特徴的なスパイス、ペッパーや樽由来のシナモンやクローブ、リコリス、さらにオレンジピールの香りが混じり合う。フルーティーかつ品が良く、他に紅茶、ナツメグ、ベーコン、なめし革のニュアンス。アタックはソフトでなめらか。広がりのある豊かな果実味でエキス分とともにしっかりと酸が感じられるまろやかなテクスチャー。幾分軽やかでスムーズな口当たりにもアルコール感のある力強い酒質(ヌフ・デュ・パプとまではいかないまでも)、味わいはリッチで調和がとれている。純粋で飲み心地がよく総じてエレガント。アフターには果実とスパイシーなフレーヴァーが持続する。

【合わせるお料理】
仔羊の煮込みやハンバーグ、豚肉のソテー、うなぎの蒲焼き、ベーコン、ブリの照焼き、ラタトゥイユなど。

産地:フランス コート・デュ・ローヌ地方
品種:グルナッシュ50%、シラー50%
タイプ:赤ワイン ミディアムボディ

商品ページはワイン名をClick!!

複雑で多彩な表情を持つ、南ローヌの代表銘柄「シャトーヌフ・デュ・パプ」

2017727214610.jpg

ローヌ渓谷南部を代表するアペラシオン、シャトーヌフ・デュ・パプ。畑はアヴィニョンとオランジュの間の緩やかな丘陵地にあり、プロヴァンス地方の豊かな自然と美しい景観を眺めることができます。14世紀にローマ法王がアヴィニョンに法王庁を移し、夏場の暑い時季をここで過ごすため、その近郊に居城が建てられました。これが「シャトーヌフ・デュ・パプ(法王の新しい城)」の名前の由来です。

使用を許可されたブドウ品種が13種類と多いのが特徴です。テロワールももちろん味わいを左右しますが、生産者によって用いる品種や割合がそれぞれ異なるため比類するものがなく多彩な表情を持ったワインが生みだされます。生産されるワインのほとんどが赤ワインで白ワインは数パーセントにも満たない大変希少なものです。

本日はシャトーヌフ・デュ・パプの白ワインをご紹介いたします。生産者は昨日に引き続きドメーヌ・フォン・ド・ミシェルです☆

ドメーヌ・フォン・ド・ミシェル シャトーヌフ・デュ・パプ・ブラン キュヴェ・エティエンヌ・ゴネ 2014
Châteauneuf-du-Pape Blanc Cuvée Etienne Gonnet /Domaine Font de Michelle

香りにはピーチや洋梨のコンポート、焼きリンゴ、アプリコット、レモンピール、サンザシ、ジャスミン、ジンジャー、アーモンド、そして仄かな樽香、バニラやバター、トースト、キャラメルの香りが混じり合う。花や果実の香りが豊かで時間の経過とともにアニス、ハチミツなどの香りが現れさらなる複雑性と奥行を生む。アタックはなめらかでふくよかなボディ感。旨みがたっぷりとした果実味に溢れており、芳醇かつドライで、ミネラリー。熟しているが過度な甘さが感じられず繊細さを合わせ持ち、上品な酸のストラクチャーとしっかりとした骨格が感じられる。フレッシュさとともに少し落ち着いた印象も、味わい深く十分な飲み応えがある。余韻の長さが突出し果実とオークのフレーヴァーが持続する。

【合わせるお料理】
仔羊や鶏肉のクリームソース、魚介のパスタやリゾット、白身の焼き魚など。

産地:フランス コート・デュ・ローヌ地方
品種:ルーサンヌ100%
タイプ:白ワイン 辛口

商品ページはワイン名をClick!!

ヌフ・デュ・パプ トップワイナリーの1つ。「ドメーヌ・フォン・ド・ミシェル」

201772702940.jpg

素晴らしい品質のローヌをリーズナブルな価格で提供してくれるドメーヌ・フォン・ド・ミッシェル。彼らの本当の素晴らしさは、世界的に高く評価されているシャトーヌフ・デュ・パプ、このスペシャル・キュヴェ「エティエンヌ・ゴネ」に凝縮されていると言えます。ワイン・スペクテーターやアドヴォケイト誌などでも常に最高評価ワイナリーの一つに数えられ、それでいてカルト的な値付けは一切せず、良心的な価格でその神髄を味わわせてくれます。本日は飲み頃を迎えたシャトーヌフ・デュ・パプ 2005年のご紹介です☆

ドメーヌ・フォン・ド・ミシェル シャトーヌフ・デュ・パプ・ルージュ キュヴェ・エティエンヌ・ゴネ 2005
Châteauneuf-du-Pape Rouge Cuvée Etienne Gonnet /Domaine Font de Michelle

香りにはラズベリーやプラムジャム、リコリス、ドライフラワー、ハーブ、紅茶、ペッパー、そして樽由来のシナモンやクローブなどのスパイス、チョコ、コーヒー、ロースト香。イチジクやレーズンの香り、さらにタバコ、なめし革、ベーコン、腐葉土の香りが現れ、奥行のある複雑多様なブーケが魅了する。アタックはなめらかで濃厚な果実感。高い凝縮味と、辛口かつスパイシーにして煮詰めた果実のような独特の甘さが広がる。味わいは重厚ながらも「繊細」で、まさに上質なブルゴーニュ赤のようなフィネスを纏っている。熟成により酸味は穏やかで丸みを帯びており口当たりはスムーズ、キメ細かなタンニンが綺麗に溶け込んでいる。モダンでエレガントなスタイル。飲み応えのあるフルボディ、余韻の長さが突出している。

【合わせるお料理】
ローストビーフ、仔羊の煮込み、鶏肉の赤ワイン煮、ジビエ、すき焼き、ウォッシュタイプのチーズなど。

産地:フランス コート・デュ・ローヌ地方
品種:グルナッシュ65%、シラー20%、ムールヴェードル15%
タイプ:赤ワイン フルボディ

商品ページはワイン名をClick!!

冷やして美味しい軽やかな赤ワイン「エウダルド・マッサナ・ノヤ アル・プリメ」

201772421198.jpg

本日は、暑い時期に冷やして美味しい軽やかな赤ワインをPick Up!

生産者は昨日カバCavaのブルット・ナトゥレをご紹介いたしました、エウダルド・マッサナ・ノヤです。オーガニック認証を持つ自社畑で栽培されたテンプラニーリョだけを使って造られた若飲みタイプのワインです。熟成はステンレススティールタンクで3ヶ月間、その後瓶にて1ヶ月です。軽快な口当たりでピュアさそのもの、華やかなアロマが口全体へと広がります。力強くフルボディのものが多いテンプラニーリョにあって繊細さとキュートな一面を合わせ持っています。飲み頃温度は13~15度でお楽しみください☆

エウダルド・マッサナ・ノヤ アル・プリメ 2016
El Primer /Eudald Massana Noya

アロマは新鮮で赤系果実が支配的。チェリーやストロベリー、イチジク、赤い花、そしてバラのドライフラワー、ローズマリー、ナツメグ、ブラックペッパーなどのスパイス、鉱物、ミネラルのノートが混じり合う。華やかで魅力的な芳香が広がり、ほんのりとフルーティーな甘さが感じられる。アタックはソフトでなめらか、舌上に微かに気泡が感じられる(ほんの微か)軽快な口当たり。フレッシュさが綺麗に保たれておりジューシーな果実味が伸びやかに広がる。味わいはピュアで、香り同様に華やかな風味が口中を満たし、力強くフルボディのものが多いテンプラニーリョにあって繊細さとキュートな一面を合わせ持つ。暑い時期に少し冷やして楽しみたいミディアムボディの赤ワイン。柔らかで渋みがやさしくスイスイと杯が進む。

【合わせるお料理】
牛や鴨肉のロースト、鶏肉の香草パン粉焼き、魚のカルパッチョ、麻婆豆腐、茸のリゾット、フレッシュチーズなど。

産地:スペイン カタルーニャ州 ペネデス
品種:テンプラニーリョ100%
タイプ:赤ワイン ミディアムボディ

商品ページはワイン名をClick!!

ビオディナミ農法を実践、伝統を重んじたワイン造り。「エウダルド・マッサナ・ノヤ」

2017723235631.jpg

本日は、ドサージュ0g/lで造られるカバ・ブルット・ナトゥレをご紹介します☆

生産者は、エウダルド・マッサナ・ノヤ。マッサナ家は、アルト・ペネデス地方にあるマセット・デル・ジェオーぶどう園を所有し、ぶどうの栽培は18世紀半ばごろに開始しました。1917年には新しいぶどうの栽培とカバ造りを始めており、現在に至るまで代々伝統を重んじた製法で良質なカバやスティルワインの生産を行っています。現在は9代目となるエウダルド氏がオーナー兼醸造家としてワイナリーを営んでいます。

【エウダルド・マッサナ・ノヤ氏から日本の皆様へ】

『私たちの畑、ボデガはすべてエコロジーなものです。環境に配慮し、人工的なものは使わず、質の高いカバやワインを造りたいと考えております。そのために私たちは、遺伝子組み換え商品や化学合成物質などは一切使いません。また、植物と大地のすばらしい関係を築くよう、生物動力学的に言い換えますと、月の暦に基づいてぶどう畑での農業を営んでおります。皆様、地球の環境維持のために、オーガニックワインをたくさんお飲みください。』

エウダルド・マッサナ・ノヤ ファミリア・ブルット・ナトゥレ NV
Familia Brut Nature /Eudald Massana Noya

香りには白桃やリンゴ、洋梨のコンポート、イチジク、花梨、フェンネル、シナモン、そしてイーストの香ばしさ、生クリーム、チョーク、ミネラルのノートが混じり合う。フルーティーかつ洗練されたアロマで非常に綺麗な印象をうける。アタックは爽やかで繊細な発泡、豊かな酸とミネラルが感じられしっかりとした骨格をもつ。凝縮した旨みはもちろんのことフィネス、気品を備えており味わいはドライ、すっきりとしたキレの良さを身上とする。さらにはグリップが効いた十分なコクと飲み応え、成熟度と新鮮さの絶妙なハーモニー。口当たりがよくスムーズで上質、清々しい余韻が続く。

【合わせるお料理】
アペリティフはもちろん、和食から中華、フレンチ、イタリアン、スペイン料理など、幅広くお楽しみを。

産地:スペイン カタルーニャ州 ペネデス
品種:マカベオ、チャレッロ、パレリャーダ
タイプ:スパークリングワイン 白 辛口

商品ページはワイン名をClick!!

Clubism 8月号にご掲載いただきました

2017721235812.jpg

昨日発売のClubism 8月号にご掲載いただきました。

特別企画「このジャンルならこの店だ!」

ぜひお手にとって頂けたら幸いです。

まさに「ピュア」、とても愛おしく可憐なピノ。「ベルトラン・エ・アクセル・マシ...」

201772023339.jpg

ニュイ・サン・ジョルジュに本拠を置くドメーヌ、ベルトラン・エ・アクセル・マシャール・ド・グラモン。先代のベルトラン氏が1986年に設立したドメーヌを、2004年にその娘であるアクセル氏が継承し誕生しました。現在6haの区画を所有しており、栽培は全てビオロジック農法(ビオディナミ農法に転換中)を実践しています。醸造に関しては穏やかな抽出、比較的短期間のキュヴェゾン、穏やかな圧搾を心がけており、熟成には新樽使用率を低く抑えつつも長い期間行っています。いずれもひとえにフレッシュな果実味、繊細さ、そして余韻の長さを持つワインを得るためです。

本日は、まさに「ピュア」、とても愛おしく可憐でシャンボールのような一面をもつ、ニュイの区画“レ・テラス・デ・ヴァレロ”をご紹介します☆

ベルトラン・エ・アクセル・マシャール・ド・グラモン ニュイ・サン・ジョルジュ レ・テラス・デ・ヴァレロ 2014
Nuits-Saint-Georges Les Terrasses des Vallerots /Bertrand et Axelle Machard de Gramont

香りにはクランベリーやレッドチェリー、プラムなどの新鮮な果実にバラ、ドライハーブ、樽由来のシナモンやクローブなどのスパイスのノートが混じり合う。爽やかな酵母のニュアンスとともに広がる魅力的なアロマ、さらにリコリスや紅茶、なめし革、マッシュルームの香りが続き複雑性がある。アタックはなめらかで「繊細」な果実感、キメ細かなタンニンと溶け込んだ酸とのバランスがよく伸びやかに口中を満たす。骨格はしっかりとしているが輪郭は丸くミネラリーで、フィネスを感じさせる気品を纏う。嫌みの無い酸度でクリアー、官能的で程よいコクを備えており、まさに「ピュア」、とても愛おしい、可憐でシャンボールのような一面をもつ。今飲んでも美味しいが更なる熟成も多いに期待させ、余韻は長くエレガントに仕上がっている。

【合わせるお料理】
牛やラム、鴨肉のロースト、スペアリブの煮込み、ジビエなど。チーズであればウォッシュタイプがおすすめ。

産地:フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ニュイ地区
品種:ピノ・ノワール100%
タイプ:赤ワイン ミディアム-フルボディ

商品ページはワイン名をClick!!