2019年3月
ワイナリー訪問記「ファミーユ・ペラン -ローヌ-」
少し前の投稿で、昨夏に訪れたシャトーヌフ・デュ・パプの銘醸「シャトー・ド・ボーカステル」訪問記を掲載しましたが、本日はそのシャトー・ド・ボーカステルを所有しているファミーユ・ペランをご紹介します。
シャブリから車でおよそ5時間かけてローヌ オランジユに移動し、ファミーユ・ペランを訪問しました。 ファミーユ・ペランは、南ローヌの主要アペラシオンに300ha以上の畑を所有する、南ローヌ最大の造り手です。個々の品種が最も適したテロワールを見極め、古くからオーガニック栽培を実践しています。その歴史は1909年に、シャトーヌフ・デュ・パプを代表するシャトー・ド・ボーカステルを購入したことに始まり、3代目のジャック・ペランが全ての基礎を築きあげてきました。そして4代目のジャン・ピエール・ペランはコストパフォーマンスの高いネゴシアン・ブランド、ラ・ヴィエイユ・フェルムを発売し、1989年にはカリフォルニアのボーカステルとも言えるタブラス・クリークをリリース。時代とともに革新を続けながらも、「ワインは自然の力だけで造るもの」というポリシーを貫き、父から子へと家族の伝統が頑なに受け継がれています。
テイスティング・ルームにて、スタンダードラインからヌフ・デュ・パプを含めたクリュ、計17種類を試飲しました。始めにスパークリングワイン白とロゼ(現在カバー画像)をいだだいたのですがテイスティング時は未発売のもの。独自に開発した特殊な炭酸ガス注入法で、アルコール発酵時に発生した炭酸ガスを保管し、その後特殊な膜でろ過した細やかな泡沫をボトルに再注入。この新技術を取り入れた結果、驚くほどクリーミーなスパークリングワインが完成。味わいはフレッシュ、香りも印象的で、発売を待ち望んでいたのを覚えています。
それから、同じくペランが所有するジゴンダスのドメーヌ・デュ・クロ・デ・トゥレルに移動。此処は醸造設備の他にゲストハウスも兼ねており、ワイナリーを訪れる各界の代表や著名人が宿泊するためのもの。この日はなんと此処に宿泊することに!短期間のステイでは勿体無いとてもラグジュアリーなひとときでした。バルコニーからは畑が望め、暖かな日差しの下で飲むミラヴァル・ロゼは格別に美味しかったです。 . 本日は、遂に発売!ドライかつジューシー、クリーミーな泡「ラ・ヴィエイユ・フェルム スパークリング・レゼルヴ」をご紹介します。
ラ・ヴィエイユ・フェルム スパークリング・レゼルヴ・ブリュット NV
Sparkling Réserve Brut La Vieille Ferme /Famille Perrin
香りは白桃や洋梨、リンゴ、白い花など華やかで上品なアロマが広がり、次いでブリオッシュやヘーゼルナッツの香り、土壌からくる石灰やミネラルのニュアンスが新鮮さと深みを与えている。口に含むとスムーズでしなやか。はっきりとした酸味が印象的で透明感に溢れる。ドライな味わいの中、花の蜜のような仄かな甘さを伴い、爽やかでジューシー、同時に心地よい緊張感が感じられる。ボディは程よくあり、余韻は軽やかで飲み疲れることがない。スイスイと杯が弾み、何よりも口当たりが良い。
合わせるお料理
サラダ、白身魚のカルパッチョやソテー、鶏肉料理、クリーム系のデザートなど。
品種:シャルドネ90%、ユニ・ブラン10%
"キュミエール"産ピノ・ノワールを愛らしく表現「ジョセフ・ペリエ」
“キュミエール”産ピノ・ノワールを愛らしく表現「ジョセフ・ペリエ」
ロワイヤルの名を冠するイギリス王室御用達のシャンパーニュ
「ジョセフ・ペリエ」–Vol.2–
本日は、オレンジとピンクにシルバーのトーンが美しいNV ロゼをご紹介します。
アンボネイやブージィ、アイなどのグラン・クリュに負けずとも劣らない上質なピノ・ノワールを生み出す、“キュミエール”産ピノ・ノワールを愛らしく表現したロゼ・シャンパーニュです。ラズベリーやストロベリー、チェリーのアロマが魅力的で、幾分軽やかな飲み口はフィネスとも言えるしなやかさ。食前酒やお食事を通して楽しんでいただけます。また、デザートにはフルーツとグラニータ(シャーベット状にした氷菓)などを合わせて。
ジョセフ・ペリエ キュヴェ・ロワイヤル・ブリュット ロゼ NV
Cuvée Royale Brut Rosé /Joseph Perrier
香りはラズベリーやストロベリー、チェリーなどの赤い果実にバラの花びら、オレンジピール、リコリス、シナモンのニュアンスが加わる。熟していても新鮮味に溢れ、次いでイーストやナッツなどの芳しさ、熟成香がふわりと立ち上り、ミネラルのニュアンスと相まって奥行が感じられる。口に含むと溌剌としていてなめらか。繊細な発泡が心地よく、味わいは鮮明。幾分軽やかだがそれはフィネスとも言えるしなやかさで、くっきりとした輪郭が感じられる。上品で豊かな風味が広がり、爽やかなミントのヒント、エレガントで力強さを併せ持っている。フルーティーかつドライで、表現力がある。
合わせるお料理
食前酒はもちろん、白身の魚鶏肉料理、サーモン、カナッペ、デザートにはフルーツとグラニータ(シャーベット状にした氷菓)など。
メゾン所在地:シャンパーニュ地方 シャロン・アン・シャンパーニュ
品種:ピノ・ノワール75%、シャルドネ25%
タイプ:スパークリング ロゼ 辛口
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ロワイヤルの名を冠するイギリス王室御用達のシャンパーニュ「ジョセフ・ペリエ」
ロワイヤルの名を冠するイギリス王室御用達のシャンパーニュ「ジョセフ・ペリエ」
シャロン・アン・シャンパーニュに位置するシャンパーニュ・メゾン「ジョセフ・ペリエ」。イギリスのビクトリア女王とエドワード7世に愛され、御用達となったことから、「ロワイヤル」の名が与えられ、そのボトルには「キュヴェ・ロワイヤル」と記されています。チャールズ皇太子、エドワード皇太子のロイヤルウエディングの際はロイヤルラベルの 600 本のマグナムボトルが販売されました。現在5世代にわたって一族に引き継がれ、その伝統を守りつづけています。
本日はメゾンのスタイルを真に表現したキュヴェ、ロワイヤル・ブリュットをPick Up!
最低3年瓶熟成。ドサージュは8〜9g/ℓ未満。
ジョセフ・ペリエ キュヴェ・ロワイヤル・ブリュット NV
Cuvée Royale Brut /Joseph Perrier
香りはリンゴや洋梨、白い花などフルーティーかつフローラル、透明感に溢れており上品な印象。そしてトーストやナッツ、石灰的なミネラルのヒント。時間の経過とともに紅茶、柑橘系のピール、アップルペストリーなどの香りが広がり鼻腔をくすぐる。アタックは生き生きとしていて、繊細な発泡が心地よい。直線的で充実した果実感にじんわりと広がる旨み、同時にしなやかさと丸みが感じられる。キリリと引き締まっていて爽やかな酸だが果実味によく溶け込んでいる。新鮮さと豊かさの絶妙のバランス、親しみやすくもエレガントな味わいに仕上がっている。
合わせるお料理
乾杯から食前酒、フィナガーフード、繊細な食材を使った和食、魚介を中心とした料理など。
メゾン所在地:シャンパーニュ地方 シャロン・アン・シャンパーニュ
品種:シャルドネ35%、ピノ・ノワール35%、ピノ・ムニエ30%
タイプ:スパークリング 白 辛口
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ドライかつジューシー、クリーミーな泡「ラ・ヴィエイユ・フェルム スパークリング」
ドライかつジューシー、クリーミーな泡「ラ・ヴィエイユ・フェルム スパークリング」
本日は、南ローヌ最大の造り手ファミーユ・ペランが手掛けるリーズナブル・レンジ「ラ・ヴィエイユ・フェルム」からスパークリングワインをご紹介します。
独自に開発した特殊な炭酸ガス注入法で、アルコール発酵時に発生した炭酸ガスを保管し、その後特殊な膜でろ過した細やかな泡沫をボトルに再注入。この新技術を取り入れた結果、驚くほどクリーミーなスパークリングワインが完成しました。
ラ・ヴィエイユ・フェルム スパークリング・レゼルヴ・ブリュット NV
Sparkling Réserve Brut La Vieille Ferme /Famille Perrin
香りは白桃や洋梨、リンゴ、白い花など華やかで上品なアロマが広がり、次いでブリオッシュやヘーゼルナッツの香り、土壌からくる石灰やミネラルのニュアンスが新鮮さと深みを与えている。口に含むとスムーズでしなやか。はっきりとした酸味が印象的で透明感に溢れる。ドライな味わいの中、花の蜜のような仄かな甘さを伴い、爽やかでジューシー、同時に心地よい緊張感が感じられる。ボディは程よくあり、余韻は軽やかで飲み疲れることがない。スイスイと杯が弾み、何よりも口当たりが良い。
合わせるお料理
サラダ、白身魚のカルパッチョやソテー、鶏肉料理、クリーム系のデザートなど。
品種:シャルドネ90%、ユニ・ブラン10%
続いてロゼ
ラ・ヴィエイユ・フェルム スパークリング・レゼルヴ・ブリュット・ロゼ NV
Sparkling Réserve Brut Rosé La Vieille Ferme /Famille Perrin
香りはピーチやラズベリー、チェリー、赤リンゴ、柑橘類の花、ジャスミン、そしてチョークやミネラルのヒントがあり繊細で透明感に溢れている。よい意味でシンプル、フルーティーなアロマが鼻腔をくすぐる。口に含むとスムーズでしなやか。フレッシュな酸味が心地よく味わいはドライで、それでいて軽快な、ほのかに甘みが感じられる。キメ細かなムースと相まって品がよく優しい。調和がとれており余韻にかけて浮遊感すら覚える。香り・味わいともにクリアーな印象をもち、果実感が充実している。
合わせるお料理
サラダ、魚介のカルパッチョ、スモークサーモン、マグロとアボカドのわさびマヨネーズ和え、パスタ、寿司、豚ロース肉の冷シャブなど。
品種:グルナッシュ40%、サンソー40%、ピノ・ノワール20%
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Ⅱから更なる進化→Ⅱの二乗、Two Squared「アルファ・オメガ Ⅱスクエアー」始動!
Ⅱから更なる進化→Ⅱの二乗、Two Squared 「アルファ・オメガ Ⅱスクエアー」
アルファ・オメガ Ⅱが、新ヴィンテージ2016から「Ⅱスクエアー」に名前が変更され、ラベルの「Ⅱ」マークを刷新。同時にセパージュにも変更がありカベルネ・ソーヴィニヨン主体はそのままに、メルロ、カベルネ・フランとのブレンドで、前作Ⅱよりも更に洗練されたスタイルを追及。ヨーロッパ風の酸味と優雅さをバックボーンとした、贅沢で実りのある、そして寛大なワインに仕上げました。ナパ・ヴァレーの現代的なスタイルを刺激するテロワールを越えた巧妙なブレンド。遂に始動、アルファ・オメガ Ⅱ 新時代の幕開けです。
アルファ・オメガ Ⅱスクエアー レッド ナパ・ヴァレー 2016
Two Squared Red Napa Valley /Alpha Omega Winery
アロマはフローラルで、スミレやハイビスカスにラズベリー、カシスのコンポート、チェリージャム、ミントのヒント。そして木樽由来の優しいバニラのニュアンスに杉、シナモンやナツメグなどのスパイス、チョコ、キャラメルの香りが溢れ出る。エレガントな中にも凝縮感と新鮮さが漂い、複雑性が感じられる。口に含むとスムーズでなめらか。カベルネ主体らしい骨格を持つも流れるような舌触りは前作Ⅱに通ずるものがあり、Ⅱスクエアーになって味わいの広がりがより豊かに感じられる。香味がフワッと浮き上がりしっとりとしたテクスチャー、タンニンはビロードのようにキメ細やか。ガツンというよりは横に広がる風味と近づきやすさがあり、円やかでコクとともにフィネスが感じられる。酸度は程よく前に出た果実感、新鮮味がありアルコール感と相まって味わいが充実している。
合わせるお料理
牛・ラム・鴨肉のロースト、スペアリブ、牛しゃぶ、すき焼き、チーズフォンデュなど。
産地:アメリカ カリフォルニア ナパ・ヴァレー
品種:カベルネ・ソーヴィニヨン65%、メルロ23%、カベルネ・フラン12%
タイプ:赤ワイン フルボディ
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稀有な地"ブラニー"で長きに渡り愛される銘醸「シャペル・ド・ブラニー」
稀有な地“ブラニー”で長きに渡り愛される銘醸「シャペル・ド・ブラニー」
ムルソーとピュリニー・モンラッシェの斜面上方に位置し、両方の村にまたがる稀有なワイン産地ブラニー。行政上はピュリニーに属していますが、白ワインの場合は、ムルソー側の畑はムルソー・ブラニー、ピュリニー側の畑はピュリニー・モンラッシェのAOCを其々名乗ります。因みに赤ワインの場合はブラニー。
シャペル・ド・ブラニーは、このブラニーの地で何百年もの長きにわたり愛される銘醸ドメーヌです。ガロ・ローマ時代には既に集落でブドウ栽培を行っていたと言われています。1793年に国有財産として売却され、1811年に現在の所有者ファミリーにより購入されました。その後、5代にわたり高い品質を守り続け、現在はジャン・ルイ・ド・モンリヴォーと、次の世代である娘婿のエティエンヌ・ド・ブリシャールがワイン造りを引き継いでいます。栽培はリュット・レゾネを実践し、収量を落とし最上の品質を引き出しています。
本日はムルソー・ブラニー プルミエ・クリュをご紹介します。
シャペル・ド・ブラニー ムルソー・ブラニー プルミエ・クリュ 2015
Meursault-blagny 1er cru /Chapelle de Blagny
美しいミネラルを主体にライムや柑橘系の花、アカシアなど華やかなアロマが広がり、白桃やリンゴ、さらにバター、トースト、ヘーゼルナッツの香りが現われる。明確でよい意味で若々しく、しかも深沈として動じない。もちろんスパイシーさもあり香り高く、後から蜜のようなニュアンスも。口に含むとスムーズでなめらか。ストラクチャーがあり、果実のリッチさとミネラル感のバランスに優れ、溶け込んだ精緻な酸味が印象に残る。味わいはピュアで、オークの風味がよく馴染み、中盤から伸びやか。香り同様のミネラル感が軸となりフィニッシュは洗練されている。
合わせるお料理
ハムとコンテチーズ、前菜、仔牛や鶏肉のホワイトソース、オマールや伊勢海老の網焼き、寿司など。
産地:フランス ブルゴーニュ地方 コート・ド・ボーヌ地区
品種:シャルドネ100%
タイプ:白ワイン 辛口
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白の隠れた銘醸地 モンタニー「メゾン・ド・モンティーユ モンタニー 1er Cru」
白の隠れた銘醸地 モンタニー
北にコート・ド・ボーヌ、南にマコネの丘を臨むコート・シャロネーズ地区、その南端にモンタニーは位置します。コート・ド・ボーヌによく似た土壌にブドウの株が植えられており、暑い夏と乾燥した秋に恵まれた、この地で育ったブドウはよく熟し、とりわけ上質なワインが生まれます。また、最上となる一級に52のクリマが格付けされていますが、大半が僅かな面積しかないため互いにブレンドされ“モンタニー プルミエ・クリュ”としてリリースされることもしばしばです。中でも著名なクリマは北部のル・ヴュー・シャトーとレ・ピダンス、南部のレ・コエールなどが挙げられます。
本日はレ・コエールをご紹介します。生産者はヴォルネイの古典的ワインの銘醸家ドメーヌ・ド・モンティーユのネゴシアン部門メゾン・ド・モンティーユ。彼らのレ・コエールは香り高く、口当たりの良いやわらかい酒質が特徴的です。
メゾン・ド・モンティーユ モンタニー プルミエ・クリュ レ・コエール 2015
Montagny 1er Cru Les Coères /Maison de Montille
香りは華やかでアカシアやサンザシ、柑橘系の花のアロマに白桃、レモングラス、石灰的なミネラルのヒント。そして木樽由来のバニラやトースト、焦がしキャラメルの香り、ヘーゼルナッツやバタースコッチのようなニュアンスもあらわれる。口に含むと瑞々しく、それでいてマイルド。繊細で、柑橘系の爽やかな酸に支えられたジューシーな味わい。豊かさが広がる中にミネラルを備えたしっかりとした骨格が感じられ、中間部からふくよかさが増していく。なめらかでエアリー、浮かびあがるような余韻をもつ。スパイシーで、ボディ感のあるフィニッシュ。
合わせるお料理
サーモンのタルタルソース、白味魚のカルパッチョやムニエル、クリームソースを使った白身魚料理、帆立貝のソテー バターソース、中華料理など。
産地:フランス ブルゴーニュ地方 コート・シャロネーズ地区
品種:シャルドネ100%
タイプ:白ワイン 辛口
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ローヌの新進気鋭のドメーヌ「ドメーヌ・ド・フォンドレッシュ」-Vol.2-
グルナッシュとシラー、そしてムールヴェードルから成る“フォンドレッシュ ヴァントゥー・ルージュ”は、南仏ならではのセパージュによるハーモニーが誘惑的なバランスのとれたワインで、フォンドレッシュの味わいが良くわかるベーシックライン。
一方、シラーをメインとする「ペルシア」は、まろやかさの中に自己主張と活力が感じられドライでスパイシー。単体というよりはぜひ料理と共に楽しみたい上級ライン。牛やラム肉のロースト、ベーコン、バーベキュー、ビーフストロガノフ、ジビエなどとともにお楽しみを。
本日のワイン
ドメーヌ・ド・フォンドレッシュ ペルシア・ルージュ 2016
Persia Rouge /Domaine de Fondrèche
香りはブラックベリーやブルーベリー、カシスリキュール、ブラックペッパー、リコリス、スパイシーかつスモーキーなオークのヒント。さらに洗練されたミネラルのニュアンス。凝縮感がただようも香りは抑えが効いており、品よくまとめられている。口に含むとスムーズでしなやか。アルコール感のある力強い果実味が口いっぱいに広がり、まろやかさの中にリッチさと、漲るミネラルが感じられる。タンニンは繊細で全体を包み込むように柔らかく、程よい酸がフレッシュな印象を与えている。黒系果実にカカオ、チョコを思わせる心地よい風味、ドライでスパイシー。単体というよりはぜひ料理と共に楽しみたい。過熟なくピュアで、スパイシーさが絶妙のハーモニー。
産地:フランス ローヌ地方
品種:シラー90%、ムールヴェードル10%
タイプ:赤ワイン フルボディ
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ローヌの新進気鋭のドメーヌ「ドメーヌ・ド・フォンドレッシュ」
ローヌの新進気鋭のドメーヌ「ドメーヌ・ド・フォンドレッシュ」
ブドウの木がワインを造るのであって、 ワインメーカーの仕事は『テロワールを理解し、分析し、寄り添うこと』。
そう考えるのはドメーヌ・ド・フォンドレッシュの若きオーナー、セバスチャン・ヴァンサンティ氏。ローヌの銘醸アンドレ・ブルネルの元で修行の後、生物学者であった母が1991年に購入していたヴァントゥーの畑で一緒にワイン造りをスタート。1995年のファーストリリースから即高評価を連発し、彼のワインは瞬く間に愛好家の注目を集め、AOCヴァントゥーの名を世に知らしめることになりました。
設立以来、テロワールを表現するワイン造りに情熱を傾け、恵まれた土壌の力を最大限に引き出すために、栽培はビオロジックを実践。環境と最も調和するブドウを育てることに尽力しています。
ドメーヌ・ド・フォンドレッシュ ヴァントゥー・ルージュ 2016
Ventoux Rouge /Domaine de Fondrèche
アロマはフルーツとスパイスの香りが基調で、ブラックチェリー、キルシュ、イチジク、スミレ、オレンジピール、ブラックペッパー、ナツメグのヒント。そして鉄分とエレガントなミネラルが感じられ、コーヒーやトーストのような香ばしいオークのノートがアクセント。アタックはソフトでなめらか。生き生きとした豊かな味わいが口中に広がり、凝縮された果実味と酸味がバランスよく交わっている。キメ細かく溶け込んだタンニンが存在し、舌触りがしっとりとした質感がある。広がりの良さと鮮度があり、ボディは柔らかなミディアムからフルボディ。口当たりがよくフレッシュで味わいの均衡が保たれている。
合わせるお料理
赤身肉料理、ピーマンの肉詰め、ビーフシチュー、レバにら炒め、餃子、ブリの照り焼き、ラタトゥイユなど。
産地:フランス ローヌ地方
品種:シラー、グルナッシュ50%、シラー30%、ムールヴェードル20%
タイプ:赤ワイン ミディアム‐フルボディ
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