2022年5月
高品質で良心的価格「ドメーヌ ボルジョ」
高品質で良心的価格「ドメーヌ ボルジョ」
1912年にサントネイ近郊のレミニー村に設立されたワイナリー、ドメーヌ ボルジョ。現在は4代目にあたる、パスカル氏とローラン氏のボルジョ兄弟がドメーヌを運営しています。15世紀に建てられたという伝統的なカーヴを保有する一方で、村で唯一のボトリング機を所有していたり、空圧式プレス機での圧搾や温度調節機能付きのタンクにて醸造を行うなど革新も進めています。ブドウ栽培はリュット レゾネ。所有する畑の総面積は約20haですが、各AOCや畑名ごとの面積は小さく、銘柄ごとの生産量も極限られたものです。
ドメーヌ ボルジョ ブルゴーニュ ピノ ノワール 2018
Bourgogne Pinot Noir /Domaine Borgeot
香りはラズベリーやブラックベリーのアロマにシナモン、ミントの香りがアクセント。森の下草や茸のニュアンスも感じる。味わいは滑らかで生き生きとしておりフルーティーさとエレガントさが絶妙のバランスをみせる。レジョナルだが繊細なピノ ノワールの特徴を余すことなく表現し、素朴で、程よいストラクチャーを持つ。高騰を続けるブルゴーニュワインにあって未だリーズナブルな価格がありがたい。
合わせるお料理
仔牛・仔羊のロースト、ジビエ、エスカルゴ、スモークチーズなど。
産地: フランス ブルゴーニュ地方
品種: ピノ ノワール100%
タイプ: 赤ワイン ミディアムボディ
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葡萄の女神を表現した創造性あふれるワイン「ヴェレノージ ニンファ」
イタリア マルケ南部のリーダー的生産者ヴェレノージからNew Arrival!
葡萄の女神を表現した創造性あふれるワイン「ヴェレノージ ニンファ」
「ニンファ」は葡萄の女神を表現しており、ある理想にインスパイアされて造ったそうです。それは生き生きとして魅力に溢れ、大きな将来性を持つ若い女性。ラベルには、彼女の軽やかなダンス、そして 人々をワインに惹きつける彼女の魅力を表現しています。女神から湧き上がる“波”は、輝きのある色合いと、このワインの香りを表し、この印象的なエチケットも、飲み手の想像力を掻き立ててくれます。モンテプルチアーノとカベルネ ソーヴィニヨン、メルロ、シラーのブレンドで創造性あふれる1本です。
ヴェレノージ ニンファ 2019
Ninfa /Velenosi
香りは完熟したブラックベリーやチェリー、カシスリキュールのアロマにリコリス、ブラックペッパー、グラファイト、タバコ、バルサムのノート。持続性のある芳香、濃縮感が漂う。味わいはなめらかで濃厚な果実感。インパクトのある力強い果実味だが、非常に繊細で上質なタンニンが溶け込んでおりしっとりとした質感を生む。リッチで、柔らかなフルボディ。エキス分に富んだジューシーな風味があり一見親しみやすいが、明確な構造を持っており丸みのあるシルキーなタンニンが層状の深みをもたらしている。魅力的でモダンテイスト、アフターの余韻も長い。
合わせるお料理
サラミ、赤身の肉料理、ミートソースのリゾット、ボロネーゼ。
産地: イタリア マルケ
品種: モンテプルチアーノ、カベルネ ソーヴィニヨン、メルロ、シラー
タイプ: 赤ワイン フルボディ
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爽やかでエレガントなアルネイス「ニーノ コスタ ロエロ アルネイス サルン」
アロマティックなハーブの香り。 爽やかでエレガントなアルネイス。
「ニーノ コスタ ロエロ アルネイス サルン 2019」
生産者はニーノ コスタ。イタリア ピエモンテのクーネオ県 ロエロ地区の”モンタ”と”カナーレの間に位置し3世代に渡ってワイン造りを行っている造り手です。現在は10haの自社畑にて、ネッビオーロとアルネイスを中心に栽培。除草剤や害虫の駆除剤などは一切使用せず環境に配慮した自然なワイン造りを心掛けています。醸造ではルカ カラメリーノ氏をエノロゴに採用しており、彼のロエロのテロワールを尊重する姿勢やそれぞれの区画に適したアプローチはニーノ コスタの品質の高さに繋がっていす。
ニーノ コスタ ロエロ アルネイス サルン 2019
Roero Arneis "SARUN" /Nino Costa
香りは洋梨やグレープフルーツ、ライムなどの柑橘類にハーブ、白い花を想わせるフルーティーかつフローラルなアロマ。味わいはフレッシュで丸みがあり程よくボディが感じられる。凝縮感のある充実した果実味に、バランスのとれたクリーンな酸味。果実由来の繊細な甘みを感じながら(もちろん辛口だが)、しっかりとした骨格をもつ。爽やかでエレガント、すっきりとしたフィニッシュ。アフターフレーバーにはエキゾチックな果実感に心地よい塩味、ミネラルのようなほろ苦さ。
合わせるお料理
アクアパッツァ、アスパラガス、鯛のハーブグリル、野菜・白身魚のフリット、冷しゃぶなど。
産地: イタリア ピエモンテ
品種: アルネイス100%
タイプ: 白ワイン 辛口
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テロワールをしっかりと感じるプイイ フュメ「ブノワ ショヴォー」
テロワールをしっかりと感じるプイイ フュメ「ブノワ ショヴォー」
連日のプイィ フュメ。
名手マルク デシャンを押さえつつ、ブノワ ショヴォーも押さえたい。笑
本日のワイン
ブノワ ショヴォー プイイ フュメ ラ シャルメット 2019
Pouilly-Fumé La Charmette /Benoit Chauveau
プイイ フュメのサンタンドラン村で1800年代末頃から5世代続くワイン生産者。現当主はブノワ ショヴォー氏です。畑は標高200mの南~南西の斜面にあり、キンメリジャンのマールとヴィレールの石灰岩が混ざる土壌が力強いワインを生み出します。マロラクティック発酵は行わず、ステンレスタンクで澱と共に6~8ヶ月熟成。その間、バトナージュは行いません。清澄し、軽くろ過して瓶詰め。しっかりとミネラルを感じ、熟した果実と花のフレーヴァーが心地よく広がります。
Tasting…
香りは新鮮な柑橘系果実やアプリコットにサンザシ、レモングラス、ホワイトペッパー。そしてスモーク、ミネラルのニュアンスが深みを与える。味わいはフレッシュでリッチ。豊かな果実味に十分なミネラルを感じキリリと引き締まった酸が全体をバランスよくまとめ上げる。軽快で、なおかつエレガント。次第にふくよかさが増していく。すっきりとしたフィニッシュで余韻が長め。熟した果実と花のフレーヴァーが心地よく広がる。
合わせるお料理
サラダ、シーフード、甲殻類、ホタテのマリネ、天ぷら、鶏のから揚げなど。
産地: フランス ロワール
品種: ソーヴィニヨン ブラン100%
タイプ: 白ワイン 辛口
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プイィ フュメの実力派「マルク デシャン」
アシェット ガイドでも度々紹介されているプイィ フュメの実力派 「マルク デシャン」
ドメーヌを引き継いだ時は7haだった畑は、徐々に拡大し現在は10haを所有しています。畑は、プイイ シュル ロワールから5km、サンタンドランから3kmのロジュ村に位置し、標高240m、南東向きの斜面および高台に広がっています。栽培は2005年から、持続可能農業(サステイナブル アグリカルチャー)で行っています。
2014年の『ワイン アドヴォケイト #215』では、ディディエ ダグノー等の著名な生産者を抑え、プイイ フュメの歴代最高得点である95点を獲得。他、様々なワイン評価誌においてもトップ、上位の常連生産者を抑え、その名が知れ渡っています。
本日は、樹齢の古い樹の葡萄を使い、樽熟成した上級キュヴェ「プイィ フュメ レ シャン ド クリ」をご紹介します。
マルク デシャン プイイ フュメ レ シャン ド クリ 2019
Pouilly-Fumé Les Champs de Cri /Marc Deschamps
香りはグレープフルーツやレモン、ビターオレンジのアロマに白桃やハーブ、ジャスミンのノート。そして特徴的ともいえるミネラルや火打石の香り。スモーキーなニュアンスが清々しさに深み・複雑さをもたらしている。味わいは爽やかで、同時にふくよかさを覚える。表現力が豊かで親しみやすく、ミネラルを核とするしっかりとした構造を持つ。非常にエレガントで高貴な印象が漂う。十分なミネラルと調和のとれた酸味、アフターの余韻も長く心地よいほろ苦さ。
合わせるお料理
スモークサーモン、エビやカニなどの甲殻類料理、牡蠣や帆立のフライ、バーベキューなど。
産地: フランス ロワール
品種: ソーヴィニヨン ブラン100%
タイプ: 白ワイン 辛口
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ボルドー 2016年ヴィンテージ
ボルドーの2016年ヴィンテージは、豊富なタンニンがありながらも柔らかく瑞々しい果実味が印象的です。
・デキャンタ 2017年6月
「最高のものはボルドーでこれまでに造られた最も偉大なワインに匹敵」
・ジェームス サックリング 2017年4月
「2010年以降、最高のヴィンテージの1つである」
専門誌各誌にて、赤ワインのグレートヴィンテージと言われる2009年や2010年、そして2015年に匹敵するという高評価を獲得しています。
本日はメドック格付けシャトーから、2本のセカンドワインをご紹介します。
1本目は第2級シャトー ブラーヌ カントナックのセカンドワイン。マルゴー地区の中でもエレガントで柔らかなスタイルが人気を呼んでいます。
バロン ド ブラーヌ マルゴー 2016
Baron de Brane
香りはブラックチェリーやブラックベリーなど黒系果実のアロマに杉、タールなどのスパイス、葉巻、ロースト香。味わいはフレッシュでなめらか。表情が豊かで伸びやかな酸味が調和。しっかりとしたタンニンがありジューシーな果実味に骨格を与える。時間の経過と共により柔らかさが増していきエレガントなアフター。優美で魅力的な余韻が印象的。合わせるお料理は、赤身肉のグリル、ローストビーフ、茸料理など。
2本目は常に格付け以上の高い評価を受け長年のボルドーワイン ラヴァーから愛される実力派、第4級シャトー ブラネール デュクリュのセカンドワイン。
デュリュック ド ブラネール デュクリュ 2016
Duluc de Branaire-Ducru
香りはブラックチェリーやカシス、プラムのアロマとスギ、スパイスのノート。ほのかなスモーク香。チョコ、タバコ、鉛筆の削りカス、土っぽいニュアンスも感じる。味わいはなめらかでソフト。既に柔らかくふくよかなボディを持ち、タンニンはしなやか、ストラクチャーを兼ね備える。純粋で口当たりが良く、程よいコクとともに豊かさを感じる。アフターに心地よいほろ苦さ。合わせるお料理は、赤身肉料理・ステーキ、仔牛・仔羊・鴨肉のロースト、肉煮込みなど。
同じヴィンテージのワインを造り手や産地の違いで飲み比べるのも楽しいですよ!
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繊細にしてジューシー「マーカス モリトール ピノ ノワール ロゼ」
繊細にしてジューシー 「マーカス モリトール ピノ ノワール ロゼ」
モーゼル中部のヴェーレナー クロスターベルクの地で8代続く家族経営のワイナリー、マーカス モリトール。1988年にはモーゼルでピノ ノワールを再植樹した最初のワイナリーのひとつとなり、2003年にはエクスレ度で331°Oeという世界記録を打ち立てるといった偉業を成し遂げ、現在ではモーゼルで最大規模となる100haの畑を所有するまでに成長。 スタンダードからクラスから上級キュヴェまで、全てのワインが卓越した品質を持っており質・量ともに満たす数少ないワイナリーとしてその名が広く知れ渡っています。
本日はピノ ノワール100%、卓越したバランスが魅力のロゼワインをご紹介します。
マーカス モリトール ピノ ノワール ロゼ ハウス クロスターベルク 2020
Pinot Noir Rose Haus Klosterberg /Markus Molitor
チェリー、ラズベリー、ピンクグレープフルーツなどの新鮮な果実の香り。そしてスパイス、僅かにスモーキーなニュアンスがあり背景にミネラルを感じる。味わいはフレッシュでピュア。生き生きとした酸があり親しみやすさとエレガントを兼ね備える。繊細にしてジューシーな果実味。伸びやかなミネラルと上品な酸が骨格を与えており全体を美しくまとめ上げる。すっきりとしたフィニッシュ。卓越したバランスが魅力的。
合わせるお料理
シーフード、地中海料理、鶏肉、パスタ、ピザなど。
産地: ドイツ モーゼル
品種: ピノ ノワール100%
タイプ: ロゼワイン 辛口
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Decanter WWA 2021:ベスト イン ショウ受賞!「シャトー ド ラ シャペル」
「シャトー ド ラ シャペル」
デキャンター ワールド ワイン アワード 2021にて、“ベスト イン ショウ”受賞!
合計14767本のワインが評価されました。ベスト イン ショーを受賞したのは僅か50本で、赤ワインでは8264本の内の26本が選出されました。エントリーワインの上位わずか0.33%に該当する快挙を見事に成し遂げ、ブライのテロワールを味わいに表現しリーズナブルながらも高品質なワインを世に送り出しています。
シャトー ド ラ シャペル 2018
Château de la Chapelle
ブラックベリー、ブラックチェリー、プラムのアロマと仄かなミント、スパイスの香り。樽熟成からくるコーヒーやトースト、タバコなどのスモーキーなニュアンスが折り重なる。味わいは柔らかくピュア。濃縮感のある果実味ながら口当たりが良く、キメ細かなタンニンが溶け込んでおりしなやかさを感じる。酸も上品でバランスが良い。余韻にスパイス、オークのフレーヴァーが広がり食欲を誘う。
合わせるお料理
仔羊のロースト、鶏肉の煮込み、ビーフシチュー、すき焼きなど。
産地: フランス ボルドー地方
品種: メルロ85%、カベルネ ソーヴィニヨン15%
タイプ: 赤ワイン フルボディ
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